Think Drastic, Act Balanced.

私の行動指針のひとつに"Think Global, Act Local"というものがあります。

大きく考えて、小さく始める。

どんなに良い行いを重ねていてもそこに大きな構想がなければ社会に与えるインパクトが小さくなってしまうし、逆に考えがどんなに立派でも具体的な行動に落とし込まなければ意味がありません。

これは置かれた状況によって特に意識する箇所が分かれる部分で、例えば私のようにスタートアップで働いている人は自他共にビジョンや明確な意志が多いもの。
だからこし「じゃあはじめの一歩はなんだっけ」と次を考える必要があるのだと思います。

逆に私自身も昔は所属していた大企業では、小さな"Act"になった状態で渡されるので、ビジョンやミッションに立ち返って「何のためにやっているのか」を意識する必要があります。

そして最近、この"Think Global, Act Local"とは別に"Think Drastic, Act Balanced"という考え方も自分の中で重視しています。

"Drastic"とは「徹底的な、激烈な」という意味で、社会や産業構造の変化に対して使われる言葉です。

個人的に"Think Global, Act Local"だけでは足りないと感じたのは、大きく言えば言うほど角が取れて丸くなり、言っても言わなくても変わらない言葉になってしまいがちな点です。

例えば世界平和は誰もが願うことだけれども、これまでの歴史の中で実現されたことは一度もない。

つまり大きすぎるビジョンに対しては、細分化したActを実直に進めるだけでは足りないのではないかと思うのです。

そのためにはこれまでの延長ではなく、もっとありえないような極端な未来を考えてみる必要があります。

それが私にとっては"Think Drastic"、大胆に考えるということです。

とはいえ、物事にはすべて慣性の法則が働きます。

電車が急ブレーキをかけたときによろめくように、劇的すぎる変化は多くの摩擦を生み、結果として先に進まないという状況も作ってしまいます。

だからこそ"Act Balanced"、これまでの常識や一般的な考え方の方に歩み寄る行動に落とし込むことを意識しています。

こうしてバランスをとろうとすることを"薄まった"と嫌がる人もいますが、エッジの立った極端なものはどうしても一部の人にしか受け入れられません。

結局なにかを変えようと思ったら、大多数の常識人を動かさなければならない。

大きな、大胆な夢やビジョンであればあるほど、下手な摩擦でつぶされないように既存のものとうまく付き合いつつ、したたかに生き抜いていくことが肝要なのではないかと思います。

大人になるということは、いかに人と調整ができるようになるかということでもある。

それをひしひしと感じるここ最近です。

(Photo by tomoko morishige)

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最所あさみ

現場からは以上です。

「地域の魅力とITの力で小売はもっと面白くなる!」をモットーに働く中で感じたこと、考えたこと。組織や働き方、伝え方、モチベーションといったワードに関心があります。 (photo by tomoko morishige)
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