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ファッションブランドこそ動画に注力すべき理由

上京してからずっとテレビをもっておらず、しばらくドラマを見ることもなかったのですが、最近Netflixきっかけで韓国ドラマにハマっています。

特にハマっているのが「ラブレイン」というドラマで、毎話泣きながら鑑賞していました。

物語自体も面白いのですが、主演のチャン・グンソクと少女時代のユナのファッションがとてもおしゃれで、思わずブランドを検索してしまったほど。

そういえば以前「失恋ショコラティエ」というドラマで石原さとみが着ていたコートが「サエコさんコート」として人気となり、放送後に品薄になった、なんて話もありました。

ファッションブランドの衣装提供するのは昔から行われてきたことですが、すぐに検索・発信できる時代だからこそ、ドラマを通したPRの効果が大きくなっているのかもしれません。

こうした動きが発展して、アメリカではファッションブランドがドラマ仕立てのオリジナル動画を作り、画面をタップすると購入画面に遷移するという事例もでてきたようです。

動画というと今は料理やメイク、ヘアアレンジといった「How to」が主流ですが、次にくるのはドラマのような「シーンの提供」に寄っていくような気がしています。

その際重要なのは、アイテムにフォーカスせずにストーリーを作ること。

今のファッション業界で語られている動画活用は、どちらかというとアイテムにフォーカスして、洋服の雰囲気を伝えるものが多いように思います。

しかし実際に人が「欲しい!」と思うのは、ドラマで主人公がアイテムを身につけた姿なのです。

もちろんドラマを作るのは多額の予算が必要になるので、大手アパレルメーカーでも難しいとは思いますが、5分〜10分程度の動画でも、ストーリーさえ作り込めば人の心を動かすことができるはずです。

ストーリーに共感し、「あんな風にかわいくなりたい!」という憧れを醸成するという意味で、動画はファッションブランドにとって相性のいいツールなのではないかと考えているここ最近です。

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(Photo by tomoko morishige)

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