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読書とは、新しいフィルターをインストールすること

先日おすすめされて読んだ「人生の勝算」。

成功する人のマインドセットはもちろん、エンタメビジネスやファンづくりについて徹底的に考え抜いてきた人ならではのコミュニティ論も、非常に勉強になった一冊でした。

そしてこの「人生の勝算」を読んだ直後に、コミュニティという観点からとても興味深いお店に出会いました。

このお店を出た後に考えたのは、「人生の勝算」に書かれていた「コミュニティ形成の5つのエッセンス」です。

そしてこのとき思ったのは、もし「人生の勝算」を読んでいなかったら、そもそもお店自体を見過ごしていただろうということ。

お店のおかみさんをコミュニティマネージャーとして捉え、場をつくる人として見た時にすごいと感じられたのは、コミュニティづくりの基本を書籍から学んでいたからです。

つまり、「人生の勝算」を読んだことでコミュニティづくりというフィルターが私にインストールされ、身近な成功例を見つけるきっかけにつながったのです。

以前「乱読のススメ」という記事の中で「私にとって "本を読む"とは過去の偉人との対話です。」と書きましたが、対話を通して自分の中に成功者の考え方をインストールしていくことが、読書の大きな意味のひとつなのではないかと思います。

逆にいえば、読んだことに満足して次に生かすことなく忘れ去ってしまう読書は、娯楽や暇つぶしとしてはよくても、勉強や自己研鑽の観点からは意味のないものになってしまいます。

読書とはそれ自体に意味があるのではなく、読んだ上で自分の次の行動をどう変えるかが重要だからです。

書籍を通して著者の考え方を自分にインストールし、そのフィルターを通して世界を見る。

さらにそのフィルターを増やし、思考の精度を上げていけば、大きな決断を迫られた時にも正しい方を選べるはず。

そんなことを感じた最近の読書体験でした。

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