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『モデレーター』で稼ぐために必要なこと

独立してから少しずつ増えてきた『モデレーター』という仕事。

もともと人前で話すのは苦ではないタイプでしたが、NewsPicksアカデミアに関わるようになってから、より本格的にモデレーターの仕事に興味をもつようになりました。

というのも、CCO・佐々木さんに素質があるとお褒めの言葉をいただいたことが明確に仕事として意識しだしたきっかけなのですが、モデレーターをプロとしてやれるレベルになることは、自分にとっても大きな武器になると感じたからです。

これも佐々木さんに聞いたことですが、アメリカでは司会者として1億円規模の報酬を得ている人もザラにいて、そのコンテンツを面白くするためにはゲストと同じくらい、もしくはそれ以上にモデレーション力が重要だという認識なのだそうです。

私もこの考えには同意で、たとえ同じゲストでも誰が聞き手になるかによってその場の空気は大きく変わります。

それはイベントで登壇だけに限らず、ラジオのパーソナリティも、記者の取材も同じこと。

相手に気持ちよく話してもらう空気作りには、明確な技術があります。

これまでなんとなく感覚でやってきましたが、自分が意識していることを言語化することで自分の学びにもつながるかなと思ったので、現時点で気をつけていることをまとめてみたいと思います。

ちなみに私は今、モデレーターやインタビュアー(執筆なし)のお仕事に対しては必ず『仕事』としてお金をいただいています。

私は事前に相当準備をするので、お金を払ってでも私にやってほしいという人でないと私の「この情報を事前にください」「質問の構成はこう想定しています」というやりとりに耐えられない場合が多いからです。

相手から気持ちよく話を引き出す力に価値を感じて、お金を払ってもらうにはどうすればいいのか。

これまで私が試行錯誤してきたことをご紹介します。

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