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私の好きな人たちがもつ「余白」

あれもこれもやりたい「夢組」の私は、いつも気づくとGoogleカレンダーの余白がなくなってしまいがち。

フリーランスは、「嫌なことを避ける」より「楽しいことを諦める」ことの方が難しいと気づいたのはここ最近のことです。

自分の時間は有限だからこそ、無理にやりたいことを全部やろうとせず、本当にやりたいことだけに集中すべきとはわかっていても、つい「やります!」と言ってしまう病気はどうすれば克服できるのでしょうか。

自分の断捨離力の低さとそれによって引き起こされる余裕のなさに、いつもため息をつくばかりです。

だからなのか、独立してからますます「余白」を感じさせる人への憧れが強くなりました。

余裕をもって待ち合わせて、話している間は相手に集中して、余韻をもって別れる。
そして結論を急いだり沈黙を埋めるために前のめりになったりせず、考えを深めたりまとめたりする時間を相手にも自分にも認める。

それは、スケジュールにも自分の心にも「余白」をもっているからこそできることなのだと思います。

急に泣きついたらいつでも「どうしたのー!とりあえずごはんいこ!」とスケジュールを空けてくれるサクちゃんさんはまさに余白がある人の典型で、私の中の経営者像を大きく変えてくれた人でもあります。

あんな風に軽やかに生きるにはきっと、「あったらいいけどなくてもいいもの」を精査するための軸を確立すること、そして余白を不安に感じない胆力が必要なんだろうなと思います。

私たちは無意識に余白をネガティブに捉えて予定をいれようとしてしまいがちだけど、そうやって紛らわした不安はいつまでも根本治療されなくて、それが永遠に私たちを忙殺してしまうものだからです。

最近、私の理想とする「余白」を持った魅力的な人たちに立て続けにお会いする機会があり、私はやっぱりこういう状態を目指したい!という目標が定まったので、Googleカレンダーの贅肉をどう削ぎ落としていくか、じっくり考えたいと思います。

時間の「余裕」だけではなく、心にひんやりした真空のような「余白」を持って。

自分の快適な状態を維持しながら夢を追う人でありたいと思います。

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(Photo by Kazuna.H

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