「らしさ」は、ユーザーと一緒に作り上げる。次世代を担う新メディア・RiLi急成長の理由 #ブランドインタビューリレー

#ブランドインタビューリレーは、「新しい作り方・届け方」を模索するブランドにインタビューし、これからの小売のあり方を考察していくシリーズです。

第五弾となる今回は、Instagramをベースにした女の子のためのファッションメディア・RiLiを運営する渡辺 麻翔さんにお話を伺いました。

1.開始から半年ちょっとでフォロワー5万人。"RiLi"が女の子たちから支持された理由
2.RiLiが分析する、今の女子に売れるモノ・売れないモノの違い
3.たった1人の女の子が、売り切れ続出の流行を作り出した!?そのメカニズムとは
4.「買い物は値段じゃない」!?Z世代女子の買い物事情

1.開始から半年ちょっとでフォロワー5万人。"RiLi"が女の子たちから支持された理由

▲RiLiのInstagramアカウント。開始から1ヶ月半でフォロワー1万人を越え、約6ヶ月で5万フォロワーにまで成長。

最所:今日はありがとうございます。早速ですが、半年でRiLiのInstagramフォロワーが5万人まで成長した秘訣はどこにあるのでしょうか?

渡辺さん:RiLiが今のかたちでInstagramを運営し始めたのは今年の4月終わりのことなのですが、開始から1ヶ月半であっというまに1万フォロワーに達して、そこからはRiLiに協力してくれるインスタグラマーさんも増えていって、いいスパイラルが回った感じですね。

最所:Inatgramはあまり拡散性が高くないイメージなのですが、初期のフォロワーさんたちは何で知った方が多かったのでしょうか?

渡辺さん:はじめはやっぱりInstagramの検索機能でたまたま見つけてくれた人が多かったですね。アルゴリズムとしては、自分のフォローしている人がフォローしているアカウントだと検索画面にでてきやすいようで、RiLiの場合ははじめからインフルエンサーの子達に協力してもらっていた関係で、Instagramの検索のタブにでてきやすかったのもあるかもしれません。

最所:なるほど、早い段階でインスタグラマーにフォローされていると、検索画面に出やすくフォローされやすいということなんですね!

渡辺さん:そうですね。あと、InstagramはTwitterに比べると拡散性が低いと言われますが、私はそんなことないと思っています。Instagramユーザーは非常にアクティブなので、フォローしているアカウント以外の投稿も積極的に見に来てくれます
インフルエンサーの子達がRiLiをタグづけしてポストしてくれたりすると、それによってフォロワーが伸びたりもしますし。あとは、特定ハッシュタグでたくさんの「いいね」を獲得していると、おすすめの9枚に入りやすくなるので、そこで見つけてもらってフォローにつながることも多いと思います。

最所:ちなみに、RiLiのInstagramに掲載されている写真は、協力してくれているインスタグラマーさんたちから買い取ったものなんですよね。今は何人くらいのメンバーがいらっしゃるのでしょう?

渡辺さん:今は800人ちょっとというところですね。はじめの500人はこちらから声をかけてリクルーティングした方々ですが、最近は自分から「RiLiメンバーになりたい!」という方が増えてきました。

最所:800人!「RiLiメンバーになりたい!」というモチベーションはどこからくるのでしょうか。

渡辺さん:やはり、金銭面よりもステータスとして、「RiLiに写真を使われた!」というのがモチベーションになるようです。投稿ごとに協力インスタグラマーさんのアカウントも記載しているので、そこからフォロワーが増えることもありますし。
RiLiの投稿では毎日テーマを決めていて、RiLiメンバーに対してテーマに沿った写真を募集するのですが、今は1テーマに対して200枚ほどの写真が寄せられるようになりました。

最所:200枚集まっても、使われるのはほんの一部なんですよね…?

渡辺さん:1テーマあたり18枚〜24枚くらいが実際に使う写真の枚数ですね。

最所倍率10倍以上ですね…!だからこそ、写真が使われることにステータスを感じてもらいやすいということですよね。

2.RiLiが分析する、今の女子に売れるモノ・売れないモノの違い

▲RiLiを運営する代表の渡辺 麻翔さん。

最所:これまでに人気だった投稿や、テーマの傾向などはありますか?

渡辺さん:最近は圧倒的にベージュが人気ですね。むしろベージュのアイテムがないと、いいねがつかないと言ってもくらいです。

最所:へー!今の流行はベージュなんですね!もっとピンクとか女の子っぽいものが人気なのかと思っていました。

渡辺さん:今の若い子たちにウケるには、「真似しやすさ」がけっこう大事な要素なんですよね。ベージュってベーシックなカラーだし、ピンクほどかわい子ぶってないから取り入れやすいんだと思います。

最所:なるほど!Instagramって憧れの極みみたいな場所だと思ってましたが、若い世代はむしろInstagramが日常だからこそ、ちょっと背伸びすれば届くくらいの距離感の方が、共感を得やすいということですかね…!

渡辺さん:そういう傾向もあると思います。あと、RiLiではメディアで紹介したアイテムをそのまま購入できるRiLI STOREも運営しているのですが、インスタ上では人気でも、ストアでは売れないものもあるんですよね。

最所:「人気」と「売れる」は別なんですね!

渡辺さん「見て満足」というカテゴリがあるんだと思います。かわいいけど、別に自分は着なくてもいいや、という。ファッショナブルなアイテムほどそういう傾向がありますね。

最所:逆に、すごく売れるものってどういうアイテムなんですか?

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最所あさみ

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最所あさみ

余談的小売文化論

役にたつかどうかわからない余談のような話を中心に書いていきます。 主なトピックは小売や消費、店舗、そして文化について。 (Photo by tomoko morishige)
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