言葉を発した、先にあるもの。

ほんの1年前、私のTwitterは500フォロワーいるかいないか、というくらいのアカウントでした。

noteの記事が読まれるようになってきて少しずつフォロワーも増えてきて、「書く」ことの楽しさを感じはじめたのが去年のこと。
この1年の間に、なんだか遠くへきてしまったような気がしています。

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noteとTwitterをちゃんとやろう、と思ったとき、心に決めたのは「一度出したものは消さない」こと、そのために「感情的な衝動で書かない」ということでした。

こうした考え方のきっかけは、下記の記事をはじめとする経沢さんのnoteを通して「悪口は絶対にダメ、できるだけ敵を作らないようにすることが大事」と学んだことです。

気づけばTwitterのフォロワー数も4000人を超え、独立後の仕事のほとんどはSNS経由でいただいている今、このスタンスを愚直に守ってきてよかったと心の底から思っています。

なぜなら、SNSは過去の発言の蓄積だからです。

SNSの使い方は個人の自由とはいえ、発信する以上そこには必ず「受け手」がいます。

アカウント自体が匿名や鍵付きで個人特定できなかったとしても、日常的に人を不快にさせる言葉ばかりを発している人は、リアルの場でも無意識に人を不快にさせる言葉を選んで発しています。

自分の感情を「言葉」という枠に当てはめるための思考回路は、自分が書いて目にしたもの、口に出して耳にしたものによって作られているからです。

逆に言えば、使う言葉を意識して温かくしたり柔らかくしたりすると、自分自身の人格も少しずつ理想に近づいていきます。

以前、人気アカウントのたらればさんがインタビューの中でこんなことをおっしゃっていました。

それと、フォロワー数が増えてくると、アカウントに実際の人格がのっとられることがあるんですよ。ツイッターで「親切」を心がけて5年間生きていたら、リアルな生活でも「たられば」としての振る舞いが出てきて。
(「8万超フォロワーの匿名アカウント・たらればさん @tarareba722 が教えるツイッターの極意。フォロワーを増やすための心づかいとは?」より)

私もこの感覚がわかるようになってきて、ネット上で「最所あさみ」として意識してきた振る舞いが、リアルの自分の立ち居振る舞いにも大きな影響を与えているように思います。

とはいえ、私も少し前までネガティブなことや人を下げるような発言をしてきたという反省があります。

特に、自分に自信がない人ほど他人を攻撃することでしか自尊心を保てない。それは自分の実体験からも強く感じていることです。

誰かの意見やニュースに対して、とにかく否定することで優位に立ちたい人は多いものです。その心理を深掘りしてみると、「相手より上に立って自分の方が価値が高いと思いたい」という場合がほとんどです。

そうしたネガティブな発言は、直後はストレス解消につながったとしても、ゆるやかに自分のブランド価値を傷つけます。

全方位に媚びていく必要はありませんが、批判する際にはそれ相応の覚悟をもち、相手を目の前にしても理路整然と同じことを言えるかを考えて発信できる人こそが、長く活躍し続けられるものです。

自分が誰かを評価するとき、自分もまた人からその姿勢を評価されていることを忘れてはいけません。

批判するときの言葉の選び方やスタンスは、想像以上に見られているものですし、他人と言い合いばかりしている人からは、少しずつ人が離れていってしまいます。

だからこそ私は否定的なコメントも勉強になるもの、参考になるものには敬意を払っていますが、ただ自分が優位に立つためにつけられたコメントやリプライは一切とりあわないと決めています。

私も人間なのでたまには反論したくもなるのですが、そうやってまたこちらが優位に立とうとすることは火に油を注ぐだけですし、何より自分の大切な時間は有意義なことに使いたいと思っています。

同じ時間を使うなら、より創造的で人に楽しんでもらえるようなものを作りたいし、発信したい。私はいつも、そう思ってSNSを使っています。

その言葉は、誰に何を伝えるために発しようとしているのか

一瞬で世界中に向けて発信できる時代だからこそ、いつも胸にとめておきたいことです。

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(Photo by ikepon

ラブグラフの応援も込めて、表紙写真にラブグラファーさんの写真を使用させていただくことになりました!写真使ってもいいよーという方はご連絡ください:)

★noteの記事にする前のネタを、Twitterでつぶやいたりしています。


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最所あさみ

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「現場からは以上です。」マガジン内のnoteが100を超えたので、2ndマガジンを作りました。 「地域の魅力とITの力で小売はもっと面白くなる!」をモットーに働く中で感じたこと、考えたことを書き連ねていきます。 (photo by tomoko morishige)
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