「広める仕事」は結局、「いいものづくり」に帰結する

会社員になって早2ヶ月が経ちましたが(なんてあっというまなんだ!)、いまだに『どういう仕事やってるの?』という質問にはっきりと答えられない私。

肩書きとしてはNewsPicksアカデミアチームに所属しているのですが、営業やマーケティング、カスタマーサポートのような従来のくくりでは表現しづらい仕事をしていることが多く、毎回ごにょごにょと長ったらしい説明をしています。

ただ、私の中ではNewsPicksの仕事も個人として受けている仕事もすべて突き詰めれば『届ける』仕事だと思っています。

これをもっと一般的な言葉でいえば、いいものを広める仕事とも言い換えられるかもしれません。

ただ、前にこれから重要になる "バズらない力"という記事を書いた通り、今やとにかくマスにリーチすればいいというわけではなく、届いて欲しい人にだけ届ける力が問われる時代。

いかに届けたい人に届け、満足をうみ、ファンになってもらうか。

そしてさらにその先で、ファン同士が安心して何かを好きだと言ったり熱く語りあったりできる場をどう構築するか。

それが私の "Can"であり "Want"でもあると思っています。

(ちなみにこうした届け方の先にあるファンコミュニティの醸成は、下記のさとなおさんのインタビュー記事を読んでいただくのが一番理解しやすいと思うのでぜひあわせてどうぞ。)

そしてフリーランス時代からいろんなサービスやプロダクトを『届ける』仕事をしていて最近改めて思うのが、すべては『いいものづくり』に帰結するということです。

テレビも見ない、雑誌も新聞も読まない、いわゆるマスメディアへの接触が格段に減っている私たちミレニアル世代は、購買行動を含めあらゆる行動の起点が信頼する人からのおすすめになりつつあります。

代表的なのが書籍の購買行動で、今の20代以下は新聞広告や雑誌の書評欄を読んで購入するよりも、友人との話の中で出た本やインフルエンサーがつぶやいた書籍をそのままAmazonで購入する人がほとんどだと思います。

『インスタ映え』の効果が絶大なのも、かわいいものやおしゃれな場所の情報を信頼するインフルエンサーや友人が写真をあげていることで自分もそれを使ったりお店に訪れたりして写真をアップし、またそれを見た友人たちが使って…という連鎖が起きるからです。

こうした動きはSNSが出てきた頃から注目はされてきて、口コミマーケティングという分野も一時期トレンドワードになりましたが、結局商品そのもののへの満足度が高くなければ小手先で策を弄してもたいした効果はあげられません。

むしろ、本心ではあまり満足していないのに義務感でアップされた口コミやSNS投稿はSNSネイティブのミレニアル世代からは見透かされ、ブランドイメージを落とす可能性すらあります。

つまり、今後は『届ける』『広める』という役割をもつ人たちは、そもそもいいものを作ることにも関与していかなければならないと私は思っています。

だからこそ私は現在コミュニティマネージャーという肩書きで仕事をする中で、いかにこちらから情報を発信するだけではなく、使う側の声を拾い上げてプロダクトにフィードバックするかを日々考えています。

今後はあらゆる仕事の垣根が融解していく時代ですが、届ける側が作る側の仕事により入り込み、また作る側も届けることを前提としてお互いにより密に連携していくことが重要になっていくのではないでしょうか。

期待値を超えるものを作り、そのよさを安心して語れる空気を作ること。

複雑で変化の激しい時代だからこそ、シンプルな戦略を愚直にやり続けることが大切なのではないかと思います。

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最所あさみ

現場からは以上です。2nd

「現場からは以上です。」マガジン内のnoteが100を超えたので、2ndマガジンを作りました。 「地域の魅力とITの力で小売はもっと面白くなる!」をモットーに働く中で感じたこと、考えたことを書き連ねていきます。 (photo by tomoko morishige)
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