行きたい場所になり、会いたい人になる。

あっというまに2週間が経ってしまいましたが、8月末に長野のわざわざさんのところに行ってきました。

▲お店の前でオーナーの平田さんと共に記念撮影!「WELCOME」のボードは長野在住メンバーの張さんが作って待っててくれたもの…!感謝…!

夏休み最終週とあって、わざわざさんの駐車場には長野県外からきた車がずらり。(もちろん私たちも。笑)

でも観光スポットになっているわけではなく、ひっきりなしに地元のお母さんたちが軽トラに乗ってパンを買いに来る姿に、改めてわざわざさんの強さを感じました。

真剣に店内をみていたらうっかり写真を撮り忘れたので笑、一緒に行ったメンバーのヤマシタさんのnoteもあわせてどうぞ!わざわざさんまでの行き方や注意点までまとめていただいています。

わざわざさんの店舗はこだわりがぎゅっと詰まっていて、まるで宝探しのように所狭しとセンスの光る暮らしの道具が並べてある空間がとても素敵なお店でした。

でもそれ以上に感じたのが、『このお店がでかけるきっかけになっている』ということ。

私たち自身、『わざわざに行ってみたい!』という動機から長野ツアーを計画し、せっかく長野に行ったのだからということで同じ長野にある理ビルディングセンターにまで足を伸ばしたり、途中のドライブで長野の景色を楽しんだり、おいしいジェラートに舌鼓を売ったりと短時間ながら長野観光を楽しむことができました。
(と同時に、本来は泊まりで行くべきエリアなのだということも学んだ…笑)

これまで人がでかけるきっかけといえばディズニーランドやUSJといったテーマパークだったり、京都や北海道のように街そのものがブランドになっているところが大半だったと思います。

しかし、わざわざさんのように日々の発信によってファンを作り、近隣だけではなく日本全国、さらには世界中から『行きたい場所』として目的地になれるということに、改めてこれからの店舗と地域の可能性を感じました。

歴史的な建造物や雄大な景勝地がなくても、たったひとつでもユニークなお店があることで、その土地が目的地になる。

もちろんそのまわりに他のお店や楽しめる場所も必要ですが、規模は小さくてもひとつ強いコンテンツがあれば人を呼べる時代、自治体や国が推すべきはひとつひとつのコンテンツの魅力なのではないかと思いました。

そして、本当の意味でどこでも生きていける人材というのは、自分がどこにいても人を集めることができる人のことをいうのかもしれない、とも。

では、どうすれば人が集まる場所を作ることができるのか。

今回私たちが『わざわざに行きたい』と思った理由についてあれこれ考えていて思ったのは、私たちがわざわざさんに行って得たかったのは商品の魅力だけではなく、オーナーの平田さんの思想なのではないかということです。

日々Twitterやnoteで発信される思想が、店舗という空間でどのように表現されているのか。

店舗は平田さんの世界に入るための装置として存在していて、そのおみやげとして商品を買い、食べたり読んだり使ったりすることで商品のよさを知り、またファンになる。

こうしたサイクルが回るのが理想のお店なのかもしれない、なんていうことを帰り道にぼんやり考えていました。

以前櫻田さんが「いいクリエイティブは個人の思想が明確」という話をされていたのですが(細かいニュアンスはうろ覚え)、わざわざさんのようなお店からAppleやFacebookのような規模のプロダクトまで、規模の大小に関わらず創業者に会いたいと思ってしまうものに私は魅力を感じます。

そしてこれから『行きたい場所』を作るには、自分自身が『会いたい人』になるための努力が必要なのではないかと、そんなことを考えた #店舗メディア のわざわざツアーでした。

★noteの記事にする前のネタを、Twitterでつぶやいたりしています。

今日のおまけは、いつも読んでいるBusiness of Fashionで「"所有"の終わりがファッションに与える影響」について、①ファッション市場全体②レンタル市場③リセール(中古)市場の3つについて論点がまとめられていたのが面白かったので感想を交えつつご紹介します。

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最所あさみ

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最所あさみ

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