「かわいがる」よりも尊敬を。

ついこないだまでどこに行っても一番下っ端で、誰からも "かわいがられる"立場だったのに、あっというまに社会人歴もそこそこ長くなって "慕われる"場面も増えてきました。

数年前まではすごい人といえば年上だったし、面白いな、いつか会ってみたいなと思う人は意識せずとも全員当たり前のように年上で、上ばかりを見て過ごしてきたように思います。

しかしここ最近でそうした面白い人の多くが年下になってきていることに気づきました。

自分より年上だろうと思っていたら、随分と年下で驚くこともしばしば。

この年でこんなにしっかりしているなんて、日本の未来は明るいなあとポジティブな思考になってしまうほどです。

そして年下の優秀な人たちと接することが増えて改めて思うのは、年齢に関わらず相手に敬意を払うことの大切さ。

私自身がこれまで周りの大人に育てていただいた中で、ただ猫っかわいがりする人よりも敬意をもって接してくれた人たちのありがたみを感じるからこそ、自分も同じように接したいと思うのです。

"かわいい"という感情は、裏を返せば "相手を下に見ている"ということ。

そこに悪意がなかったとしても、無意識のうちに相手を軽んじている場合も多々あるのです。

私は女性である分、特に年上の男性からしたらそれだけで "かわいい"存在なのだろうと思うし、よくも悪くも「20代の女の子」というステータスが評価に影響する体験も多くしてきました。

「まだ若いから失敗してもいいんだよ」と「君にはここまでしか期待していないから大丈夫だよ」とは似ているようで全く違います。

期待はどんどんするべきで、その期待こそが人を育てるものなのです。

相手の要求に応えきれずに泣いた分だけ人は成長する。

私はそう信じています。

とはいえやっぱり年下というのはかわいいもので、転ばないように怪我をしないようにあれこれ口をだしてあげたくなってしまうもの。

その発想自体が下に見ていることに他ならないのですが、小さい子がよちよち歩いている姿を見ると心配してしまうように、人の気持ちとしては逆らえない感情なのだろうと思います。

だからこそ私自身が気をつけているのは、今の自分と今の相手で見るのではなく、当時の自分と今の相手で見るということ。

相手より5つ年上の自分から見ると後輩は下に見えるけれど、5年前の自分と比較したらよっぽど立派だ、ということは多々あります。

先日このツイートを見て「あるある〜〜〜!!」と思ったのですが、これも今の自分と今の相手を比較するからこそ年下だとわかった瞬間に「相手は下に見ていいもの」になってしまうんですよね。

これも同い年同士だと思えば、上下ではなくフラットに見ることができるはず。

スタートアップにいると大学生のインターンの子たちについて耳にする機会も多いのですが、私からしたら大学生時点でインターンをしてみようと思う時点で尊敬に値すると思いますし、他の同僚と同じように敬意をもってせっするべきだと考えています。

自分にできないことをやってもらうためにチームを組んでいる以上、年齢や経験による上下はないと思うから。

決定権や責任の範囲によって業務上の上下関係はあっても、1対1の人間関係として相手に対する敬意は常に忘れずにいたいものです。

これからどんどん年下の優秀な人たちと付き合っていく中で、かわいさ余って相手の力を過小評価しないということは自分自身肝に銘じていきたいなと思っています。

(Photo by tomoko morishige)

私のnoteの表紙画像について書いた記事はこちら。

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最所あさみ

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「地域の魅力とITの力で小売はもっと面白くなる!」をモットーに働く中で感じたこと、考えたこと。組織や働き方、伝え方、モチベーションといったワードに関心があります。 (photo by tomoko morishige)
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