今語りたい新井浩文の魅力、のはなし

"日本一職質される俳優"、新井浩文。
私は新井さんが大好きです。

よくチンピラとかヤンキー役やってる人、というくらいの認識だったのですが彼のTwitterを見はじめてからものすごく惹かれるようになりました。

そこからちょこちょこ出演作を見たりバラエティを見たりして彼の世界観に引き込まれていったわけですが、"なぜ今、新井浩文なのか"を自分なりにまとめておきたいと思います。

飾らない自然体な発言

彼のTwitterを見ていても、「美しき酒呑みたち」という新井浩文がナビゲーターを務めるテレビ番組を見ていても、飾らない(ように見える)ナチュラルな発言が多いのが魅力のひとつ。

タバコもガンガン吸うし、麻雀やパチンコにも行くし、下ネタも大好き。
有名人、特に俳優さんともなるとイメージやキャラクターコントロールで自由な発言も許されない中で、彼はとてものびのびしています。

SNS全盛の今、セルフブランディングのために等身大の自分よりも大きく見せたり炎上防止のために言いたいことも言えないこんな世の中じゃ!というストレスを抱える人も多いのではないでしょうか。

誰もが表の顔と裏の顔を使い分ける中で、新井さんの発言は裏表のない"新井浩文"として発信されているように感じるのです。

一見すると渋くてミステリアスな雰囲気なのに、一度口を開けば自分の周りにもいそうなほど親近感のあるキャラクターというギャップがなんとも言えない彼の魅力な気がします。

あれもしないと、これもしないと、と追いまくられる時代の中で、彼の周りだけ時間が止まっているというか自分の「やりたい」に忠実に生きている感じが疲れた現代人を癒しているのではないでしょうか。

もちろん俳優としての実績も

しかし何と言っても新井さんの魅力の一番はその演技力。
わたしがはじめて新井さんを見たのはドラマ「闇金ウシジマくん」でした。
もともと原作のファンでもあったのですが、新井さん演じるダメリーマンな友人がまさに原作のイメージ通りで思わず調べたのが新井さんを認識したきっかけだったと思います。

そのあと「モテキ」でも同じように「誰だこれ!」となって調べたら新井さんで、その幅の広さというか雰囲気は似ていても全く別人に感じさせる演技力と空気作りのうまさが心に残りました。

"新井浩文"というキャラクターを出しすぎず殺しすぎず。
ストーリーを邪魔しない程度に、でも初めから画面内にいたような自然さが彼の演技の魅力だと思います。

と、演技論もメディア論もなにも知らない素人が偉そうに言ってみる。笑

バラエティの中でも演技や作品について真摯に考えている姿が垣間見られて、そういう普段とのギャップもたまらないポイントですね。


私自身は「やりたいこと」と「やらないといけないこと」を混同してしまいがちな人間です。
そうして知らないうちにストレスをためてバタッと倒れてしまう迷惑さ…。

そんな中で荒井さんが発する肩の力が抜けるような言動は自分の「やりたいこと」について振り返るきっかけをくれます。

そもそも「やらないといけないこと」って「周りにどう思われるか」という他己評価につながることが多い気がします。
新井さんののびのびした雰囲気は、人にどう思われるかよりも自分の心に忠実でいることから生み出されるものなのではないか、と思うのです。

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