知らない土地で暮らすということ

前後のスケジュールの関係で、10/29から11/4まで愛媛は松山でひとり気ままに過ごしておりました(ちなみに今は家族と四国旅行中)。

とはいえ仕事は山積みなのでのんきに観光しているわけにもいかず、大街道で見つけた超仕事しやすいカフェで延々仕事に明け暮れていたわけですが、観光地をうろうろするよりもこういう過ごし方の方が贅沢で楽しいなというのが今回の大発見でした。

昔から突然思い立って金沢に行ったりタイに行ったりNYに行ったり(!)してきましたが、どこに行ってもその土地で「日常」を過ごしたくなるのが私の旅行スタイルで、1日中カフェで読書していることもザラ。

まわりからしたら「何しに行ったの?」という感じだと思います。(うん、私もそう思う…!)

でも、やっぱり私にとってはどこに行ったとしても「やりたいこと」というのはあまり変わらなくて、むしろ東京のせわしない日常から離れた時の方が、本来やりたいことに向き合えるような気がします。

それはゆっくりごはんを食べるとか、街並みを見ながら歩くとか、昼間においしいコーヒーを飲みながら読書するとか。

どれも東京にいてもできることだけど、東京には「やらなきゃいけないこと」がありすぎてどこか罪悪感が拭えない。

だから私にとってこれらの「やりたいこと」は、「やらなきゃいけないこと」から遠く離れた土地でしかできないことなんだな、とひとり納得していました。

私は旅行がしたいわけではなく、自分の「暮らし」を取り戻したいのだと。

今回まるっと1週間、愛媛という知らない土地でふらふらしてみて、これは旅行というよりもはやプチ移住に近いのではないかと思っていたのですが、日常から抜け出して理想の日常を過ごすことが、私にとってのエスケープなのだと改めて思いました。

ちなみに私は超がつくほどの引っ越しフリークで、東京に出てきて10年目にしてすでに今の住まいが7区目という謎の多動力の持ち主なのですが、それももしかしたらこのエスケープ願望が根本にあるのかもしれません。

私たちの日常には、知らず知らずのうちに不要な埃が溜まっていって、毎日を過ごすことだけでいっぱいいっぱいになってしまいます。

だからこそ、時々部屋の空気を入れ替えるように、旅にでたり居を移したりした方がいいんだろうな、と改めて思った次第です。

1週間くらいたっぷり時間をとって、日常を過ごすための旅をする。

頻繁にできることではありませんが、四半期に一回くらい、心の空気の入れ替えのために今後も取り入れていきたいなと思っています。

さて、次はどこへ行こうか。

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最所あさみ

本と映画と、エトセトラ。

読んだ本・観た映画について気まぐれに。 (photo by tomoko morishige)