「〜したい」は聞き流す

スタートアップ界隈にいると、「将来的にはこんなことをやりたいと思っていて」という話を聞く機会が多々あります。

今はまだ何者でもない、これからの可能性に賭けて挑戦している人たちばかりなので当たり前ではあるのですが、数年この業界にいて改めて「〜したい」という話は聞き流すべきだな、と感じています。

特に一緒に何かをやる相手を見極める上で、「〜したい」という情報ほど無駄なものはないからです。

これは人に関しても同じことで、「〜したい」というのは話半分に聞いて、今やっていること、これまでやってきたことを聞く方が、結果的に本当にその人がやりたいことを知れるように思います。

「〜したい」、つまりビジョンを語って巻き込む能力は新しいことをはじめる上で重要なものですが、ビジョンと今やっていることがつながっていなければ、それはただの夢物語です。

サイモン・シネックのいう「ゴールデンサークル」でもWHYの重要性が説かれていますが、その後にHOWとWHATがあることを忘れてはいけません。

どんなに素晴らしい想いやコンセプトがあっても、HOWの部分で戦略的に差別化すること、WHATの部分でクオリティを高めることがなければ継続性がないからです。

WHYを重視せよというのは、「〜したい」という想いさえあれば思考を放棄してもよいということではなく、その想いを実現するためにHOW、WHATの順番で正しい戦略を考えようということです。

だからこそ想いだけではなく、実現のための道筋をどこまで考え抜いているかを知ることが後悔のない選択につながるのではないかと思います。

「したい」と「する」の間には天と地ほどの差があるからこそ。

甘美な夢物語ではなく、地に足ついた実りあるプロジェクトに関わっていきたい今日このごろです。

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(Photo by tomoko morishige)

私のnoteの表紙画像について書いた記事はこちら。

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最所あさみ

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「地域の魅力とITの力で小売はもっと面白くなる!」をモットーに働く中で感じたこと、考えたこと。組織や働き方、伝え方、モチベーションといったワードに関心があります。 (photo by tomoko morishige)
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