黎南

旅と美術館

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  • 47都道府県、旅をした

    新入社員(22)のときに決めた、”3年以内に47都道府県訪れる!”という目標。

最近の記事

都会の美術館

都会の空は狭いとよくいうが、東京駅に降り立つとまわりを見渡すと所狭しにビルが並んでいる。それなりに高いビルが多い。東京駅近郊のお店やビルを探すときにまるで迷路に迷ったかの感覚に毎回陥る。 そんな苦手な東京駅前でアート空間を打ち出すとある建物"アーティゾン美術館"に初めて訪れた。少し前までは"ブリヂストン美術館"という名前で親しまれていた私立美術館だ。 なんとなく都内の美術館が苦手で、地方の美術館に魅力を感じるわたしだがアーティゾン美術館はどことなく好みな空間だった。1階の

    • わたしと雑誌2022.3月号

      1月の1/3を地元でのんびりと過ごし、1月は瞬間で終わったかと思えば2月もまるで風のように過ぎて行った。今月の末には桜が咲いているのだろうか。写真をはじめてから、見返して美しいなぁと思うのはやはり"桜"の写真である。2月は友人の子ども服の依頼をいただき、あーでもないこーでもないと試行錯誤していたら3月号の雑誌記録が3月になってしまった。今年一着目の服作りは思いっきり頭を使った。市販のパターンがどうも気に入らず好き勝手デザインしてパターンに起こしたはいいものの縫う手順が分からな

      • わたしと雑誌2022.2月号

        好きがすぎるお寿司をたらふくいただけて、幸せがすぎた正月休みでした。わたしの地元は日本海側で、車を15分ほど走らせると海に辿り着く。海鮮がとにかく美味しい。といっても、わたしは東京でもお寿司を食べる。スーパーのお寿司で十分に満足していた。はま寿司やくら寿司でも満足できた。が、しかし。今回の帰省で、もうしばらくは地元の美味しい海鮮たちの思い出に浸っていたいので東京のスーパーのお寿司は控えようかと思った。思う。 地元には半年前に一度帰ったが、友人たちと会うのは一年半ぶりだった。

        • わたしと雑誌2022.1月号

          いまやすっかりと"観光地化"してしまった地元に帰ってきているお正月。いわゆる、"観光客"のための冬の味覚たち。そんな写真からはじまる、新年最初の雑誌記録。 11月、12月とゆるっとはじめた雑誌記録。今年はもう少し読むスペースをアップしつつ、更新を続けたい。 FIGARO 2022.1 (No.547)自分で始めた女性たちに聞く、起業のあれこれ。本当にしたいことを仕事に。いかにも今っぽい特集から読み始めた1月のフィガロ。まずは、"FLUFFY"という括りで集められたアイテム

        都会の美術館

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        • 47都道府県、旅をした
          22本

        記事

          旅の記憶とわたしのお薦め【九州後編】

          47都道府県を訪れてから、すでに丸1年経っている。わたしの記憶も徐々に、いやガンガンと薄れていっている。25年間を東日本で暮らしたわたしにとっての九州は、まだまだ未知の世界。だいぶ駆け足でまわっているのでまた時間を見つけて、行きたい!と思った場所には飛行機でぴゅんっと行けるといいなぁと思っております。 大自然に囲まれた広大な熊本県1月の3連休、九州の旅の出発地とした熊本。目的は、熊本市現代美術館CAMK。興味のあった展示に合わせて。巡回する展示会は、基本東京にもやってくるの

          旅の記憶とわたしのお薦め【九州後編】

          《色彩検定1級》2次試験

          色彩検定1級。本日無事2次試験を終えました。 この1週間禁酒していた。夜飲むと眠くなってしまうので、この1週間だけはお酒を控えて仕事を終えてほんの少しでも勉強をと思う気持ちを強く持った。 完全なる感覚派で、覚えることがまるで苦手なわたしの極意と呼べるのかも分からないが終えたばかりの想い。今回は、有料公開とさせていただきます。オンライン講座を受講し、受験したが独学で挑む方にも役に立つであろうポイントを3つまとめました。

          有料
          500

          《色彩検定1級》2次試験

          わたしと雑誌2021年12月号

          11月のうちに、読み終えるはずの12月号たち。気がついたら、12月へと突入してしまった。そんな本日は、M-1準決勝。そのまま決勝進出者発表。そして、決勝は12月19日。この日は、わたしも試験を控えている。今年は、この資格を取る!と決めた1年だった。今日、もしくは明日に1次試験の結果が届く(自己採点では、1割程度のミスだった)。毎週、コツコツと勉強を重ね、奇しくもM-1決勝の日が2次試験だ。これに合格すれば晴れて資格取得!となる。何度も何度もネタをたたきまくって試行錯誤するM-

          わたしと雑誌2021年12月号

          旅の記憶とわたしのお薦め【九州前編】

          西に住んだことがない。所謂、転勤族の父についていく形で幼少期は転校が多かったものの父の勤務管轄は"東日本"だった。おそらく、九州には無縁だったわたしたち家族だが母の熱烈なサンリオ愛により幼少期に大分のハーモニーランドに連れて行ってもらったことがある。おそらく、これが最初に訪れた九州だ。勿論、初東京はサンリオピューロランドだ。サンリオピューロランドに10回以上行ったことがあるのに小学校を卒業するまで、ディズニーランドには行ったことがなかった。 まだまだ未知、九州。九州の7県で

          旅の記憶とわたしのお薦め【九州前編】

          わたしと雑誌2021年11月号

          カラタチの漫才には、かなりの確率で"女性ファッション誌"が登場する。わたしにとって、"ファッション誌"は今までも、これからも、ずっと楽しみにしていきたいものである。大好きな雑誌が廃刊してしまうようなことがあれば、前田さん以上に悲しむ可能性もある。 そんな、わたしと雑誌との出会いは"nicola"である。3つ上の姉の影響で、小学生3年生頃からニコラ、ピチレモン、CANDy、メロン、ラブベリーとジュニアファッション誌を読んできた。小学校を卒業すると、ハナチューへ。6誌の中で、一

          わたしと雑誌2021年11月号

          旅の記憶とわたしのお薦め【山陰山陽】

          久しぶりの旅の振り返りnote。北信越、北海道、東北、東海、関東、四国、関西と34都道府県をゆるく振り返ってきた。今回は、美しい景色が魅力の山陰山陽篇。嗚呼、また行きたい。しばらく、旅行へは行けないのでせめてものお取り寄せで美味しいものをいただきたいものだ。ということで、いつもよりちょっとだけグルメ多め。 福の神 出雲国 島根県出雲そばのカバー写真からはじまる山陰山陽の振り返り。東京から夜行バスで出雲大社まで。出雲大社のまわりは朝から賑わっていた。朝ごはんに蕎麦。その後も、

          旅の記憶とわたしのお薦め【山陰山陽】

          夏が最高な旅-青森篇-②

          こんな景色を目の当たりにすると、都会の空が狭いなぁと思ってしまう。夏の青森はどことなく、エモーショナルで美しかった。願わくば、2年に一度くらいのペースで訪れたいものだ。 JR青森駅のすぐ隣、ねぶたの家ワ・ラッセ。3年前の夏に訪れたときは、夜にねぶたの練習をしていた。ねぶたの全てを体感できる空間。オランダの建築家 フランク・ラ・リヴィエレが手がけたモダンな佇まいが美しい。 青森の食。せんべい汁、ガレット、町のイタリアン。お昼に駅の定食屋で食べたせんべい汁が美味しくて、お

          夏が最高な旅-青森篇-②

          夏が最高な旅-青森篇①-

          思い返すと、3年ほど前に遡るが7月の半ばちょうどこの時期に"青森"へ旅立った。東京から、夜行バス・車なしの青森の旅。きっと、当時も今も変わらず"正気?"と言われる我流旅なのだ。 朝イチにまずは十和田市現代美術館。憧れのフラワーホース。館内は、どちらかというとコンパクトではあるが、周辺を含めてひとつの街を巡るかのようにアート作品が点在しており兎にも角にもアートを満喫できる場所である。作品はカラフルだったり大きかったり、ひとつひとつがインパクトがある。館内すべてが可愛い。わたし

          夏が最高な旅-青森篇①-

          どうやら感覚で生きているようだ

          この3ヶ月間、色彩検定2級の勉強をしてきた。試験は、今週末なのだが私は受験せず年末の1級に挑戦をする。 色彩検定の2級は以下8つのカテゴリーで構成されており、その名の通り"色彩"に関する検定だ。 ・色の表示 ・光と色 ・ユニバーサルデザイン ・色彩心理 ・色彩調和論 ・ファッション ・インテリア ・環境色彩 緊急事態宣言、まん延防止措置と続き、家で過ごす時間が多くなった今だからこそと3月ごろに年末の色彩検定1級の取得を決めた。社会人になってから、アルバイトと課題三昧だっ

          どうやら感覚で生きているようだ

          旅の記憶とわたしのお薦め【関西後編】

          甲子園を目指して兵庫県神戸、宝塚、六甲、明石、有馬、西脇、丹波、姫路、淡路 ..一度は聞いたことがある地名が並ぶ兵庫県。夏の夢舞台甲子園球場までは、大阪から阪神線特急で10分とちょっと。阪神タイガースの本拠地でもある甲子園球場。やはり、大阪のイメージが近いのだろうか。 兵庫は、学生時代に神戸ファッション美術館によく行っていた。展示は勿論、ライブラリー(図書館のような空間だが、貸し出しは不可コピーは有料で可)の資料が充実していて面白かった。気がつくと1日経ってしまうような場

          旅の記憶とわたしのお薦め【関西後編】

          旅の記憶とわたしのお薦め【関西前編】

          西日本ほんの少し引っ越し(転校含め)の多かった25年だが、暮らしていたのは東日本のみ。思い返してみると、西で暮らしたことはない。約半年かけて思い出している旅の記憶とわたしのお薦めも、残りは西日本のみ。 わたしにとっての西日本は"未知との出会い"な要素が強かった。とは、行っても関西は学生時代に住んでいた名古屋から近く比較的馴染みのある地域だ。そんな関西編。 前半は、修学旅行の定番 京都・大阪・奈良。修学旅行は所謂ど定番スポットで組まれるが、改めて訪れてみるとたくさん魅力のあ

          旅の記憶とわたしのお薦め【関西前編】

          旅の記憶 オフシーズン【沖縄・福岡】

          今年の旅は、今年のうちにと。2月の旅をようやく綴りはじめる。まだ、1年経っていないことに驚きを隠せないとともにすっかり変わってしまった"旅"の在り方に戸惑いを感じながらも。 沖縄行きを決めたのは、半月前所謂、強行突破にも近いかたちで"久留米"にいきたい!という想いを貫いたところからはじまったこの旅。福岡⇆沖縄間のフライトが安価なことを知り、福岡と沖縄2泊3日で行けないかなぁと。とはいっても、なかなか予約が出来ず。 1月の半ば、南九州から帰ってきて年明け久しぶりに友人とのラ

          旅の記憶 オフシーズン【沖縄・福岡】