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会いに/フジファブリック

大好きなフジファブリックの曲達を
語彙力ないながらに、
1曲ずつ思っていることを
投稿していこうと思います。

第2弾は

会いに

2010年7月28日発売のアルバム
MUSICに収録されている曲。
ギタリストだった山内総一郎さんが
フジファブリックのボーカルとして、
初めてライブで歌った曲。

動画は公式YouTubeにて。
披露されたのが2010年7月17日の
フジフジ富士Qのライブでした。


曲について

曲が出来た経緯について
過去のインタビューを
下記に紹介させていただきます。

ーーこの曲が、山内さんヴォーカル、作詞が加藤さん、作曲が志村さんで。まず、ヴォーカルはどういう経緯だったんですか?【インタビュア】

2月の最初のリハレコーディングの ときから、3人でそれぞれ試しに歌ってて。 初めての経験で、どうなんだろうなって思ったんですけど。志村くんはサビの《会いに行くよ》とラララだけで歌ってて、歌詞はなかったし。(山内総一郎)

それはリハーサルスタジオのテイクで音質が悪くて使えないので。だから誰かが歌わなくちゃいけなかったんですね。(金澤ダイスケ)

ーーそこに詞を加藤さんがつけたんですか?【インタビュア】

そうですね。(加藤慎一)

ーーすごい瑞々しくてストレートで甘酸っぱ い歌詞で、意外だったんですけど。【インタビュア】

曲を聴いてたらそれが書けたっていう感じですね。曲に導かれるまんまだったんで、自然な流れでしたね。(加藤慎一)

この曲、俺も歌詞を書いてて。じゃあどっちが合うかなって。 それで加藤さんのだってなったんですけど。これ、作業的には一番最後だったんです。 アルバム録ってって、いろいろやっていく中で、この曲 はやっぱりやったほうがいいなっていうのを認識したっていう感じですね。(山内総一郎)

ーー最終的に、志村さん以外のヴォーカルで 入れようと思ったのは、なにが大きかったんですか?【インタビュア】

結局、最後、曲を作り途中だったんで。12月の半ばくらいにその曲を作ってたんで、作ってる曲は完成させたいなっていう、その思いが一番大きいところですね。 でも、それこそさっきも話しましたけど、 誰かほかの人が歌う話は出ていたので、いつか誰か歌うだろうなぐらいの感覚ではいまして、ここで歌うことになったんだなっていうのが感じたことです。(金澤ダイスケ)

ROCKIN'ON JAPAN 2010年8月号より
 

この曲を12月くらいにみんなでスタジオに入って合わせた時に、志村が♪会いに行くよ♪と歌ってたんです。 それで、それをテーマにして、そこから広げていったという感じですね。(加藤慎一)

CD&DLでーた 2010年8月号より

志村君が昨年末、年末イベントのリハをしているときに作っていた最新曲。
「トシちゃん(刄田綴色さん)のドラムをイメージして」出来た曲だそうで、アルバムの中でもこの曲だけ作り込んだアレンジデモが存在せず、リハーサルスタジオでメンバーと刄田さんと一発録りしたラフな曲デモがあるのみでした。志村君はこの曲をとても気に入っており、年明けにレコーディングする曲を決める打ち合わせでも、満場一致で「まず録ってみよう」という話になっていました。その時点で歌詞はまだついておらず、サビの部分だけ♪会いに行くよ~♪という言葉が乗っていました。
アルバム制作の過程の中で、この曲は最初から最後まで、ある意味一番肝となっていた楽曲だと思います。唯一、歌詞も志村君のボーカルトラックも残されていない曲、という状況ではありましたが、志村君を含めた皆がとても気に入っていたこの曲を、「フジファブリック」の最も新しい作品として完成させて世に出したいという強い思いをメンバーとスタッフが共有出来たからこそ、これまでにないトライアルをしてみよう、という話に自然となりました。メンバーの意思は、「志村の残したものを3人で完成させたい」という部分で全くブレていなかったので、結果的にフジファブリックというバンドの枠を少し広げることになったとしても、不思議なほどフジファブリックっぽい楽曲に仕上がっているのではないかと思います。爽やかな曲調にマッチしたソウ君のボーカルワーク、初作詞とは思えない加藤さんの卓越した言葉のセンスにも注目です。

フジファブリック アルバム MUSIC ライナーノーツより


インタビューにも書いてあった
志村さんが作曲と歌詞の
「会いにいくよ」だけを残しただけで、
この世を去ってしまったのは
本当にやりきれない思いでしたが、
加藤さんの肉付けした作詞は
初めての割にすごく
フジファブリックらしさを感じますね✨


歌詞について

ここからは個人的な歌詞解釈になります。
上記の歌詞リンクを見ながら、
温かい目で見ていただけると幸いです。


会いに 1番の歌詞解釈


空の雲が溶け出す様子とか、
眩しくて目をつぶっても
光が差し込んで
透けたスクリーンになる様子とか、
暑い日の昼下りとか、
アイスキャンディーとか、
THE夏って感じです(笑)

1番Bメロからサビ歌詞の部分が
個人的に志村さんに
会いにいくよって感を
思い起こさせる歌詞。


会いに 2番の歌詞解釈


通りかかったバイクが運んだ
風と匂いであの時の風景が浮かぶ。
ひょんなきっかけで
思い出させてくれた記憶を頼りに
道に迷うことなく進むことができて
思わず笑みがこぼれる。

もう迷ったりしない。

君のいる所に会いに行くよ。
君と空が広がっている。
手招きしてくれるように
導いてくれるように。
そして君に伝えたい言葉
持っていくよ。

…みたいな解釈でしょうか✨


個人的な話

私も当時ライブに行きましたが、
本当に良いライブでした( ꈍᴗꈍ)
(見出し画像は当時の写真をガラケーで撮りました。)
笑ったり、泣いたりと忙しかった覚えがあります。
DVD化してほしいとライブ見たあとに熱望して、
無事に映像化した時には喜んで買いましたよ♡
過去のライブ日記を
振り返りしている記事を書いているので、
よろしければお時間ある時に↓


私の感想はしょうもないのは承知なので、
当時のライブの様子はナタリーさんも
書いてくれてます。興味ある方はどうぞ↓

当時このライブで初めて会いにを聴いた時に
山内さんの初々しいさわやかな歌声と、
馴染み深いフジファブリックの演奏に
今後の活動があるならば、
応援したいなと思った記憶があります。
そして11年経った今も時折、
ライブで会いには披露されてますが、
山内さんの歌声は進化を遂げ、
会いにに込められた曲の印象はライブ毎に
変わり続けています。

志村さんの残したものを引き継いで、
必死に曲作ったんだろうなと思う曲の
1つだったのに、
ライブで演奏されるたびに解釈が変わって、
大切な人に会いに行くって解釈に変わる不思議。

ファンにとっては大事な一曲です。


ちなみにファン投票でできたアルバムの
FABLIST2の中にも
会いには収録されています。

今は大切な誰かに気軽に会いに行けない
世の中になったけど、
この曲の歌詞のように
いつかは言葉を届けたい大切な相手に
みんな会いに行けますように。

そんな風にも聴こえるような気がした
今日この頃です。



めちゃくちゃ語彙力ない紹介ばかりでしたが、
フジファブリックの会いにの魅力…
伝わりましたでしょうか?

これ読んで、伝わらなくとも、
曲を聴いてくださったらとても嬉しいですし、
あながち私の言うてること間違ってないな〜
なんて思ってもらえたら幸いです♡

また次も気まぐれで一曲ずつ紹介と
思ったことを投稿したいと思います☆



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