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破顔/フジファブリック

大好きなフジファブリックの曲達を
語彙力ないながらに、
1曲ずつ思っていることを
投稿していこうと思います。

第77弾は

破顔

2019年1月23日に発売のアルバム
Fに収録されている曲。
TVアニメ「3D彼女リアルガール」
第2シーズンエンディングテーマに起用された。

ドラムスティックを
打ち鳴らしたカウントから、
バーンと始まる
壮大なバンドサウンドとストリングス。
まっすぐで背中を押される歌詞に
心惹かれる曲になっています。

下記のMVはサビのみですが、
曲の壮大さがより際立てる
演奏シーンになっています。


曲について

曲が出来た経緯について
過去のインタビューを
下記に紹介させていただきます。

ーー2曲目がビートをグンと加速させてバスドラとタムでリズムを強く打ち鳴らし続ける「破顔」です。サビの突き抜けていくメロディの強さと “心配なんか何もない” “さあ行こう”という言葉にとてもエネルギーを感じますが、この曲にも“F”のワードをもちろん込めているんですよね?【インタビュア】

そうです。 これはもうそのまま“Face”ですね。曲の勢い的に2曲目が相応しいかなと思ったのと、「破顔」というタイトルの曲をいつか作りたいなとずっと思っていて。イメージ的にはもっとポップなものや、緩やかな曲に馴染みそうな言葉だと思うんですけど、逆にこういう強い曲調に乗せることで、そういうイメージとはまた少し違う感じが出るんじゃないかなと思って付けてみて。(山内総一郎)


ーーうんうん。確かにすごくエネルギーがあるし、聴いていて前向きな気持ちで笑顔になれるし、勇気が湧いてくるというかね。とりわけエンディングでストリングスとバンド演奏がエモーショナルに絡んで一大オーケストレーションな響きを放ちながらドラマチックに終える瞬間に僕は思わず“おおー!” と感動の声を上げました!歌詞では“僕の手を引いてた/白い吐息は消えかけていた未来”という表現がすごく素敵だし、“だんだん昇る朝日のよう/重ねた歌 も真新しい”という言葉にも、ここまでの日々を描いている印象があってさ。【インタビュア】

まさにそうです。さっきも言ったように「F」を掲げたことで、ここまでのフジファブリックの集大成にしたい気持ちがやはりすごく強かったし、バンドのことを歌おうと決めたアルバムでもあったので。この曲にもその心情がすごく出ていると思います。(山内総一郎)

――そして“君が君らしくいることで僕が僕らしくいれたよ”の“君”は志村君のことかなとも思ったり。【インタビュア】

うん。それももちろんあります。やっぱり歌詞を書くときは誰かを思い浮かべることがよくあるので。ダイちゃんや加藤さんのことでもあったりするし。まあでも、そこは聴く人がそれぞれに思い描く“君”であってほしいし、 その人が思う“君”に置き換えて聴いてもらえたらいいなと。(山内総一郎)

Talking Rock!! 2019年2月号より

“破顔”というタイトルの曲を
作りたいという気持ちから作った曲。

バンドのことを歌うと決めた上で、
曲にもその心情が強く表れたとのこと。

アルバムに入れる曲順や、
破顔の曲作りに対する
こだわりが伺える
インタビューになっていますね✨


歌詞について

ここからは個人的な歌詞解釈になります。
上記の歌詞リンクを見ながら、
温かい目で見ていただけると幸いです。


破顔 1番の歌詞解釈

“枯葉のリズム”、“終わりの季節”
この2つの言葉で冬ということと、
12月という月が浮かびます。
息の白さに生きてる儚さも感じています。
息をしてなければここにはいない。
自分はここにちゃんと
生きている未来があるんだと
実感しているよう。

ふと空を見上げる。
遥かな空に霞ながらも光っている。
その空から見える1つ1つの光が見えることも
奇跡と呼んでいたいくらい儚い様子が伺えます。
同時にここにはいない誰かを思い、
空を見上げているようにも見えます。
その誰かを思いながら、サビに向かいます。


“会いたい人に会えたかな”
“なりたい人になれたかな”
きっと君は大切な人なのでしょう。
会いたいと思った人に会えたのか?
なりたいと思った自分になれたのか?
そんな目標をもった大切な君に
主人公は君らしさを見出し、
君の姿に勇気をもらい、
前を向けることで自分らしくいれたのだと。

そして会えなくても、お互いの場所で
ただ息をする今日という日が
何より素晴らしいことなんだと実感している。

それだけで何もいらないから、
心配もいらないからと、
前に進もうとしています。


破顔 Cメロ、ラストサビの歌詞解釈


“微笑みが何気ないふりで
繋いでた 二人を繋いでた”
この部分で大切な君との思い出が
巡っていく様子が伺えます。
あの時何気なく
微笑みあった思い出があったおかげで
今も2人を繋いでいたんだと。

さらに思い出が巡り、
一緒に声を重ね歌った曲は
今でも色褪せない。
何度聴いてもだんだん登る朝日のように
真新しく新鮮だと、
思い出と共に作った曲を聴いて
浸っているようです。

その思い出の中にも、
時にはぶつかり合った時もあったことでしょう。
あの時、僕が僕らしくいれていたら、
少しは優しくできたのだろうか。
そんな君への接し方に後悔もしているよう。

そんな暗い気持ちになっても、
ただ息をする今日という日が
何より素晴らしいことなんだと思い返しながら、
闇を切り裂くように
この思い出の曲を鳴らしていれば、
遮るものは何もないと。
前に進んでいけることでしょう。

・・・


・・・みたいな感じでしょうか?
今回は少し語りみたいな解釈でした。
インタビューで破顔の歌詞のことを
「志村さんのこと」を書いているのかと聞かれて、
山内さんが否定もせず、だけど限定もせず、
色んな人を思い浮かべていただけたら
嬉しいと仰っていたので。
なんとなくそんな感じで解釈しました。


個人的な話

アルバムが発売された年の
私の破顔に対してのツイートが
荒ぶっているので、
見て笑ってください(笑)

発売前に曲が配信された時の様子。↓

ハッシュタグ付けて
感想をツイートした様子。↓

まぁなんとも今と変わらず、
語彙力のないツイートです(笑)

この時の私は
育児休業から復帰して
1年くらいの時短勤務の身。
通勤時のバス待ちで
ゆっくりを聴いてた思い出。

フジファブリックにとって
節目の年に出来た曲達は、
どれも好きな曲ばかり。

特に破顔は聴き始めから
すぐに好きになりました。

シンプルな歌詞なのに
曲が壮大な演奏になることで、
言葉1つ1つのエネルギーが
より強く伝わる。
「さあ行こう」って何気ない言葉も
凄く勇気づけられる曲だなと。

ライブでは15周年の大阪城ホールで
初めて聴きました。
壮大な演奏と山内さんのまっすぐな歌声が
体全体に染み渡るような演奏に
グッときた思い出。

この時のライブで山内さんが
「みんな一人残らず幸せにしますから」
という言葉を伝え、ライブは盛り上がり、
ライブのアンコールの最後に
「また笑顔で会いましょう」
と言った後に破顔が演奏されました。


15周年のライブの最後に相応しい曲。
これからも笑顔で前に進んで行ける曲。
そんな曲を作ってくれて、
改めてフジファブリックに
感謝したいと思ったライブでした。

破顔の曲も含めて、
ライブ映像が納められた
15周年大阪城ホールのDVD、Blu-ray、
是非とも手に入れてみては
どうでしょうか☆


いかがだったでしょうか✨
破顔を紹介させていただきました。

これ読んで伝わらなくとも、
曲を聴いてくださって
フジファブリックの良さを
楽しんでいただけたら、
とても嬉しいです✨

また次も気まぐれで
一曲ずつ紹介と思ったことを
投稿したいと思います✨


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