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moon,cristal and power

1/15のヨンフンの誕生日にあたって、改めてヨンフンのことを考えてみていました。
これはちょっと誕生日には適していないかもしれないし、かなり変則なのかもしれないけれど、わたしなりの、今の率直なおるび及びヨンフンへの想いを書いてみました。(1/15まで加筆訂正を続けていきます)

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おるびを約1年、最推しとして前のめりで追いかけて来て、最近よく考えることがある。
おるび自身が望む活動の形やファンに求めることと、ファンの望む、または予想される形との差異について。
自主制作で、完全にセルフでの活動かつ、コロナ禍で日韓で別れての活動が主だったこともあり、おそらくメンバー自身も思う様な活動が出来なかったとは思うけれど。
多くのファンにとってはここは絶対重要!という事が、おるびに伝わっていない事などから、残念ながら離れてしまう人も少なくなかった。自分自身も心が折れそうになることも正直あった。
これが大手事務所のグループであれば、経済的に支えるファンとして声をあげて行く事がグループの未来を守る事になるだろうと思う。ファンなくしては成り立たないのは大手もインディーも同じだし。

だけど。おるびは、ファンのためではなく、自分たちのために存在し、活動し、メンバー自身の総意によって諸々が選択・行動されていることを考えると。ここらで改めて自分のファンとしての推し方、姿勢を再度問い直してみる方がいいのかもしれないな、と思い始めている。(だから何も望まないようにしよう、とかそういう事ではないよ。また、望みを口にする事が悪いとも全然思わない。あくまで自分の中だけの話)

そして、私がおるびを数ある推しの中でも最推しとして推すとはっきり決めたのは、おるびの所信表明が心に強く響いたからだったことを思い出した。

メンバーが入隊した時についてもその期間は「残りのメンバーで活動し、入隊しているメンバーが帰ってくる場所を作る!!」というのが、ORβITメンバーの総意です。

ここを、やっぱり私は支持したい。少なくとも、最初に入隊するであろうヨンフンが帰ってくる場所を守りたい。私個人に出来ることなど少ないけれど。でも、どうしてもそうしたい。どんなに差異があってもそれだけは譲れない。

それはあの日プの忌まわしき過去があるからというのと、もうひとつ。
ヨンフンに、安心していい意味での「this too, shall pass away」を味わってもらいたいから。

「this too, shall pass away」はヨンフンのタトゥーの言葉で、
ユダヤ経典の「これもまた過ぎ去るもの」=“ 喜びも苦しみも、いつかは過ぎ去るものだ ” という、どこか達観したような格言。
苦悩しているときの慰め、そして幸せに溺れているときの戒めにもなる、両局面を持った言葉だそう。

ヨンフン作詞作曲(イネンさんは多分ラップ詩担当かな?)HALOの旅行少年の歌詞も、この言葉と通ずる部分が多いような気がしていて。


この歌詞の解説をしている文を引用すると(当時NAVER MUSICに掲載されていたそう)

メンバーのチョンヨンフン(オウン)は生まれて26年経ったある日、
ふと、時間について、人間は無力だと悟る。
人生とは、いつか終わりがくるもので、一夜限りの夢のようなものだ、ほんの束の間の旅路なんだと。
これらの考えに、悲しみ憂うことなく、
良い方向に導こうと思い、作った曲だ。日常のストレスから解放されたいと願う旅人にとって、時間、昼と夜だけがただ存在している。二度のない今この時を楽しもう。
という内容が盛り込まれた中毒性あるメロディーに
洗練さも感じる曲だ。オウンはこうも言っている。
真夏の夜の月が浮かんだ海辺で
みんなでキャンプファイヤーを囲んだ時の気持ち、
あるいは、友達とのんびりとした電車の旅に出る時のような気持ちを
共有することができれば、曲の味がより深まるのではないかと
作曲家としての期待をこめている。

「二度とない今この時を楽しもう。」最初からこう思える人は、歌詞にまでしないだろうと思うと。つまり、少し先の未来に不安を抱いていたのだろうと考えられる。(この時はHALOの行く末を感じ取っていたからというのも大きいだろうけど、大きい意味での人生観もあったと思う)

ヨンフンのパーソナリティーといえば、明るくて優しくてセクシーで、型破りな程面白くて、天性のアイドル気質で、圧倒的陽なイメージ。例えるなら太陽のような。
だけど、タトゥーもソロ曲も月がモチーフで。少し達観したような哲学的な悟りやMOONCRISTALPOWERの歌詞からも、切なさや影の部分を感じる事が多くて。
私の中のヨンフンは、心の中にそっと月を抱えている人、というイメージ。

そんなヨンフンが、本当の意味で安心して「今この時」を楽しめるようになる方法のひとつはきっと、無事除隊し、ORβITという場所に帰ってこられること、その場所があたたかく円滑で未来のある状況であることじゃないかと私は勝手ながらずっと思っていて。

そのために少しでも長く、「揺るぎない結晶」でいるためには。まわりに合わせ、ファンはこうあるべき!っていう既存の型にはまって硬度を高めていくのではなく、自分自身を柔軟に変化させながら、柔らかいけど純度の高い自分だけの結晶を作っていくのがいいのかもしれないと思い始めているところです。簡単にいうと、周りの言う事はさておき、自分の気持ちいいペースで、自分を大切にしながらの方が長く推していけるのかもねって感じです。そして、自分の推し方を周りに押し付けないようにも注意しつつ。

本当のおるびのはじまりは、3人共が除隊し帰ってきてからだと思うから。先はまだまだ長いので、それまで焦らず、ヒールをぬいでスニーカーでマイペースにおるびの隣を歩いてみようかな。

ヨンフン、お誕生日おめでとうございます。
歳をとることは、アイドルにとっては大変な部分が多いのかもしれない。入隊が近づく緊張感はきっと本人にしかわからない。
だけど、旅行少年の詩でいうなら、28種の色の詩を積み重ねた人間ヨンフンは、どんどん魅力的になっているよ。おるびでは長男扱いだけど、それは単に相対的な話で。ヨンフンはただヨンフンでいてくれたら嬉しい。カタコトニュースを無理にテンション上げるのをやめたっぽいのも、いい傾向だなって思う。(いままでも面白かったけどね!あと、ヨンフンは「カタコト」なんかじゃないよ。)

私はヨンフンよりけっこう年上だからこそ、言える事がある。
大人の方が内面がずっとずっと自由になるんだよ。見た目や年齢などの物事の基準を世間や周りの目に合わせることが段々なくなって来て、本来の自由な自分をどんどん取り戻して行く。地に足がついて、思考や物事の仕組みへの視界がクリアになってきて、よくわからない漠然とした不安が段々消えて行く。若いからというよくわからない理由で、大切な選択肢が取り上げられてしまうこともなくなっていく。責任は増えるけど、経験も増え、痛みを知るからまわりにも自然と優しくなる。等身大の自分のことを受け入れられるようになっていく。きっとヨンフンもこれらを感じながらここまで来たんだろうね。

大人は身体の不自由の話ばかりしてきて怖く感じているかもしれないけど。本当にいいことって自慢しづらいから言ってないだけだったりするよ。内緒だけどね。だから安心して年齢を重ねてほしいな。

あと、年齢や経験に関係なく、メンバーの良い所を言葉にして素直に認め、自分に取り入れようとしているところ、尊敬しています。
そしてユンドンペンとしては、変わらずユンドンを可愛がって仲良くしている所に勝手ながらいつも感謝しています。ユンドンが率直に突っ込めたりSっ気を出せるのは、メンバーではヨンフンだけなので。

そして、MVを最初に見た時に、「ああやっぱりこの人がセンターなのだわ!」と思わされたスター性。意外と鋭い切り口、名言メーカーなところ。好きなところなんて言い尽くせないけど。
しあわせじんせいをおくってね。大好きです。

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