ボイトレ体験行ってきた記

なんか最近小忙しいな、と思うのだが、週に2回もキックボクシングに行ってりゃそりゃあ今までより小忙しくて当然である。そりゃそうだ、ああそりゃそうだ。

なのに、某ボーカルレッスン(カラオケ)の無料体験教室にまで行ってきた。また習い事増やす気なのか。

せめて、「楽しそうなオカマ」にクラスチェンジしたかったからだ。

カラオケは好きなのに、年齢的なもので声質が変化したのか、明らかに歌が下手になりつつある。中学生の頃はもっとカラオケで90点台とかバリバリ出せていたのに、今はせいぜい全国平均程度が関の山だ。まぁ採点機能の進化とかもあるんだろうけれど、なんにせよ、もっと高得点が出るようになればもっと楽しくなるはずなので、ちょっと習ってみたかったのだ。(それを言い出したら本当は洋裁もシナリオも習いたいのだけれど)

体験の予約電話の段階で、「音源や歌詞はこっちにあるので用意してもらわなくて大丈夫です、ちょっと歌ってもらうので何を歌いたいかだけ決めてきてください」と言われた。たぶんカラオケに入ってる程度の曲ならだいたい用意できますよということだろう。さて何にしよう。いくら教えてもらうことが前提とはいえ、全く歌えない曲で恥をかくのは嫌である。

で、何の曲にするか決めるために前日に1時間だけカラオケに行ってみた。でもなんだかそれって本末転倒な気がする。
(本当はゆとりちゃんにでも行って何の曲にすれば講師にカマせるか相談したかったのだが、店がお休みだった)


でもまぁ、このへんがわたしも聴き慣れてるし歌い慣れてるし、講師もさすがに知ってるだろうということで

これに決めた。
若干古い気もするが、一応カラオケの定番曲だろう。うまく歌うことに価値がある曲かは知らない。ダンスを覚えた方が盛り上がる気はする。

で、講師に「今日何の曲歌いますか?」と聞かれ、「ゴールデンボンバーの女々しくてで」と答えたら爆笑された。やっぱり最適解じゃなかったのかもしれない。じゃあなんなんだ。正解を教えてくれ。

しかし「音程はだいたい取れてるし声も出てる」と言われ、15分ぐらいちょろっと練習しただけでちょっと声が出やすくなったので、なるほど凄いぞボイトレというやつは、と思った。わたしの選曲と、ストッキングがめっちゃ破れてたこと以外はとても良かった。(靴脱いでスタジオに入るなんて聞いてない)

講師は「音感はちゃんとある」「音に合わせられてる」と言ってくれるのだが、わたしはその度に「え??そうなんですか??」と聞き返していた。わたしの最大の問題点は音程が取れる取れないではなく、この耳の鈍さなのではないか。

説明や勧誘も強引じゃなかったどころか、競合他社の名前を出してそことの違いまで丁寧に説明してくれたのでけっこう感じが良かった。

競合他社の体験に行ってから、どっちに行くか、というかそもそもボイトレに通うのか決めようと思う。まぁ競合他社の方、まだ体験の予約取れてないんだけど。同じ曲でレッスンを比べたいけれど、でも女々しくて、正解じゃなさそうだしなぁ。

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