ディアンドル、永遠なれ

この世で一番かわいい民族衣装は、ドイツのディアンドルだと思う。

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オクトーバーフェストでビールガールが着ているあれだ。たっぷりの生地でひらひら舞うスカートのキュートさに対して、ブラウスの胸元がざっくり空いてセクシーでもあるあの服。あれが民族衣装の中で一番かわいいと思っている。

カラフルな刺繍もチロリアンテープもなんとかわいいのだろう。クラシカルな無地も良いし、ギンガムチェックもキュートで良い。

着てみたい。あんなにキュートな服だ、同意してくれる人も多いだろう。
しかしディアンドルを着られる写真館みたいなものはどうも近場には無さそうだ。となれば自分で買うしかないわけだが、通販の「ビールガールのコスプレ!」みたいなのはちょっと違う。コスプレ化されてしまうと着る機会がない。わたしは別にコンカフェの店員じゃないし。めちゃめちゃ普通のOLだし。

コスプレでは外に出られないが、しっかりした作りの本物ならファッションの範疇だ。わたしはそもそもがロリータファッションの者だから、ひらひらの派手な服には抵抗がないどころか大好きだ。ぜひそれで出掛けたい。

調べてみたところ、意外とそれこそロリータメゾンの服と変わらないような値段で一式揃えられそうだった。じゃあちょっと頑張れば買えるじゃん!異国の民族衣装が一気に現実味を帯びてきた。

ディアンドルを着て一番出掛けたいところと言えば、そりゃあオクトーバーフェストだ。そういえばオクトーバーフェスト自体行ったことがないな(イナ戦野音を見に行ったときに日比谷公園で開催してたのをチラッと覗いたような気はするけど)。わたしはかわいい服と同じぐらいお酒が好きだ。Innocent Worldのスカートで赤垣屋にいるような女だ。

この世で一番かわいい民族衣装を着てビールに囲まれるなんて、想像だけで最高だ。行くとしたら一人で行こうか、それとも友達に声をかけようか。絶対に「いや呼べよ!」って言われる気がするから後者だな。


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んもう。

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