面白くなくても生きていける!のに

最近、「面白くない」「スベってる」ことに関して考える機会が急に多いな〜と思う。ふっクラの改名騒動然り、ラニーノーズの痛ファン騒動然り。いや痛ファンはね、当人が悪いのはもちろんとして。

何年か前、漫才劇場に寄席を見に行ったとき。
終演後、女性客がすごく良いものを見たホクホクしたテンションで「あ〜!めっちゃ面白かった!ラニーノーズ以外!ラニーノーズだけ全然面白くなかった!」と満足気に言っていてちょっと面白かった。いや劇場の外出てから言った方がいいよとは思ったけど。

ラニーノーズって二人とも割と容姿が整っているし、ファン対応の良さにも定評がある(らしい)し、とにかくなんか感じが良いんだよな。洲崎がおはよう朝日ですのレギュラーだったときも、毎週見てても全然嫌じゃなかった。だからあんまり面白くない面白くないと言いまくって傷つけるのも本意じゃない。まぁ笑いって好みもあるし。だから「こんな痛ファンでさえ『面白くなかった!』と帰りの新幹線で泣くぐらい面白くないコンビ」として認識されてしまって可哀想、という気持ちもあるのだけど、山田の最新のnoteを見て「アチャーーーーー!」となった。めちゃくちゃ個人的な感想を言うと、わたしが中学〜高校時代の演劇部で書いてた脚本のことを思い出して心がキュッとなった。

「ラニーノーズは何も悪いことしてないのに可哀想」という世論の風向きが、山田のnoteで変わってしまった。案の定Twitter(X?は?)では「ラニーノーズは可哀想だけど、面白くないのはマジ」「笑いに昇華しようとした心意気だけは褒めたい」「これは新幹線で泣いたファンの気持ちも分かる」「痛ファンの方が面白い」「文章力も構成力も痛ファンに負けてる」と散々な言われようだった。これラニーノーズ引退しちゃわない!?くらい散々だった。「痛ファンめ、本人に直接面白くないとか言うな」という流れだったのに、引用リツイートで「おもんな!」と大勢が言っていて、当人に対する注意はなんだったんだよ、な状態になってしまった。しかも当人を刺激したのは山田なのに被害を受けるのはきっと洲崎で、本当に可哀想だなと思う。洲崎は今回は本当に何も悪いことしてないのに。


しかし「関係ないのに一般人を吊し上げてわざわざ刺激してる新道はなんなんだよ」という意見はマジでそう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?