カレンな乙女のなんとやら

洋裁の類を全くやらなくなって何年も経つが、乙女のソーイングbookシリーズだけは大学時代から買い続けている。(しかし買うタイミングを逃して12巻だけ持っていない。誰か12巻をください)

18冊もシリーズが続いている洋裁本ってのもかなり稀な気がする。他の洋裁本のことはほとんど知らないけれど。18巻は今注文中でまだ手元にはないが、この表紙のワンピースはなんかシンプルで作りやすそうだな。

そして最近、このシリーズに亜種が出たらしい。

それが『青木美沙子のソーイングブック』である。なるほどそういうアプローチで来たか。

モデルは全ページ青木美沙子だし、インタビューなんかも載っているので青木美沙子ファンなら持ってて損はない一冊、かもしれない。撮影用小物にも青木美沙子×しまむらコラボの小物が使われていたりして、とにかく『青木美沙子!!!』という感じ。この本のテーマに対してしっかりとしたこだわりを感じる。
洋裁本としてはまぁ、今までのシリーズと同じ感じである。「初心者さんにオススメの簡単ソーイング♪」みたいなページはなかったので、わたしにこの服たちが作れるかどうかはかなり怪しい。

これを書いている今もわたしは青木美沙子×しまむらコラボのワンピースを着てバッグを持っているわけだけど、青木美沙子自体のファンというわけでは別にない。いや、青木美沙子のパーソナリティに興味がないだけで、ただこういう形のファンなのだ、と言えなくもないのかもしれない、けれど。

しかし記事を読み、青木美沙子が40歳っていうのはさすがに驚いた。わたしも30を過ぎて、元から良くもない容姿が更に劣化していくのを気にしていたところだから、40歳でロリータ最前線にいる人には素直に「カッケェっす!」と思う。


これ、売れ行きが良ければ次は「深澤翠のソーイングブック」とかも出たりするのだろうか。みどみさまでならいいけれど(ギリ知ってるけれど)、それより若いモデルさんにはさらにあまり興味がない、かもしれない。それでも洋裁本界隈が盛り上がるならそれでいいけど、とも思う。次は王子コーデの充実をお願いします。

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