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ザ・プロゲーマー Rush GreedZzに最大限のリスペクトを

R1CHARDです。
10月24日。CoD:MW発売前夜。 Rush GamingのGreedZz選手が公開した動画を見て、思わず筆を取っている次第です。
私がeスポーツ観戦を好きになった、成長を見届けることの面白さを感じることができたのは、彼をずっと見てきたからかも知れません。

以前の記事と重複する部分がありますが、まだ読んでない方は後にでも先にでも読んでいただけるとより楽しめるかも知れません。


動画をまだ見てない方は是非。




彼のYoutubeチャンネルを初めて見た時、衝撃が走った。
まだRush e-sports部門ができる以前。
その当時から、彼は顔出しで配信をしていた。
私は自分の意思で(オフライン大会などでの強制的な顔出し以外で)顔出ししてCoDをプレイしている日本人を初めて見た。
(k4senさんもまだ自分のチャンネルではお面をしていた時代)
海外の選手やストリーマーといえば配信=顔出しというのは当時でも当たり前ではあったが、他のゲーム含め日本で顔出しでゲーム配信をしている人間はほんの僅か。ましてやCoD界隈においては皆無であった。
そんな中で見つけたGreedZz選手の異質さたるや。

もし、私がプロ選手を目指すのであれば、私も即顔出しするだろうと思う。
どうせ上に上がっていけば遅かれ早かれオフラインの場で顔バレなんてするもんだ。
であるならば自ら顔出ししていって配信や動画でよりファンが楽しめるコンテンツを提供して、それにより得られるメリットを享受していく方が良いと。

「あぁ、彼は本気だ。彼は海外からバッキバキに影響を受けて、CoDで世界へ、CWLに出たいと思ってやっているんだろうな」
そう思わせた。
これは私が勝手に思っているだけで、本当はただの海外選手の真似事でやっていただけかもしれないが、私はそう決めつけて彼の応援を始めた(笑)
(そこから先、私が見ていたのはRushの成長と、CoDeスポーツシーン自体の成長です。eスポーツシーンの成長=選手の夢が現実に近づくという事です。闘会議の副賞がCWL参加権だと発表された時は我が事のように嬉しかったです。)

そして彼の本当に凄いところは日本の荒れ果てたCoDeスポーツの土地を耕し、種を撒き、実らせるところまでやってしまった事。
もちろん、その過程に日本最初のCoDプロチーム「SCARZ CoD」の存在があってこそ。鈴木ノリアキ氏の尽力によって誕生したこのチームの存在がなければ、東京ゲームショウ2017のような場は無かったかも知れない。

だがやはりeスポーツルール、eスポーツシーンの普及、宣伝、発信においてRushの活動は最大限のリスペクトに値すべきだと思う。
そしてその中心にいたGreedZzという選手が間違いなく現在のCoDeスポーツシーンの興起における最大の功績者、モデルであるべきCoD選手であると思う。

現在でこそ国内でも立派な大会が開催されているが、当時は日本がCWLに参加することすら叶わない時代。
そんな時代に先の見えない中、自分たちが信じる夢に向かって地道に活動し続け、ファンベースを築き、TGS2017、その後の闘会議2018のような熱狂を生み、それが現在まで繋がっている。
闘会議がもし、客もまばらでCoDオタクがざわざわしているだけの大会だったら。
もし、GreedZzがいなかったら。
今のeスポーツの選手達も今頃まだCyaCで縛りサーチやってるんじゃないだろうか。
GreedZzという選手が生み出した小さなうねりが、企業や大人達に協力する価値があると思わせるだけの今のシーンを生み出したのではないかと思う。
先にも書いたがSCARZ無しでは語れないのだが、SCARZだけではそのうねりは起こせなかった。
今ここにシーンがあるのは当たり前ではない。
「シーンがないなら自分たちで作ってしまえ」と行動した人間がいるということを忘れてはいけない。
(何者でもない自分がクソ偉そうに書いてんなと思いながら書いてますホントすいません)

姿勢、リーダーシップ、人気、プレイスキル、どれをとっても超一流。
彼のような存在が身近にいるからこそ、彼以外の選手がプロゲーマーを名乗らないというRushの方針も頷ける。
彼こそがプロゲーマーであると。
私は選手でもなんでもないですが、GreedZz選手はとてもリスペクトしています。
カッコイイ。

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GreedZz選手が豪Mindfreakに所属が決まった際に買ったユニフォームを今でもジムのトレーニング時に愛用している筆者

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