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ハッピーセット×セリア

わーい!久しぶりの魔改造だ!どうもこんばんは。彗月はづき 漣太郎れんたろうです。鬱が酷すぎてODに傷が塞がらないレベルの自傷、寝たきり、希死念慮とハッピーというかバッド入っているがまあ生きている。

苦し紛れに作ったメカトロメイトとか
苦し紛れに再開したリヴリーで
腹いせにピグミーキティを全裸にしたり
模様スキンヘッドが気に入ったので
ジャンボトールで撮影したりしていた

どれだけド鬱だったかは記事のノイズになるのでTwitterでもみてくれ。


ハッピーセットのリカちゃん。

メンタルぼこ助の日の朝は朝マックを食べていいこととしている。おかげさまでエンゲル係数が酷い。今年も月見バーガーが食べられたが、朝マックには塩味濃いめのポークパティが2枚挟まった通年販売のたまご系バーガー『メガマフィン』がいらっしゃるのだ。

そして朝マックの場合はハッシュポテトもあるのでセットにするのだが、暴食の我は朝マックひとつで満足出来る胃袋ではない。ので、ハッピーセットも頼むのだ。

そしてまあかねてより話しているが、私は1/12スケールドールが基本的に大好きなので、リカちゃん回の時には特にめちゃくちゃ頼む。(今回は前後半合わせて4回頼んでいる)一時期はタカラトミーの問題もあり不買していたものの、比較的真っ当な対応が取られたので(忘れるつもりはないが)買っている事が多い。ちなみにリカちゃん以外の時には『ずかん』や『えほん』を選んでいる。大人だからといって遠慮はしないし、マクドナルドのミニチュア系とかシルバニアとかすみっコぐらしとかちいかわも割ともらう。

が、昔と違って今は完全にブラインド販売である。かなしみ。なので、おもちゃがダブる事がある。といっても一定期間内に複数個のシリーズで買う事自体はかなり少ないので(今回はリカちゃんなのと、鬱の本当に酷い時期だったのが合体してしまった)一つダブってしまった。

ドールは好きだがフィギュアはよほど好きではない限りあまり買わない。ガチャガチャは回すけどその程度。ガシャポンクエストも気になったが関節の緩さがどうも気になってしまうのと、とにかく入手が困難であるため結局追っていない。ましてハッピーセットのリカちゃんは関節は動かず、全員同じポーズであり……ということでちぇ……となりながらフリマサイトにでも出すかと持て余していたのだが。

そういえばこのサイズ感……覚えが………………。

ハッ……

微妙に!微妙に持て余していたセリアドール(7センチ)のサイズじゃん!!という事に気付くなどする。驚くほどに同じサイズである。

セリアドールになぜ手を出していないか。

実はセリアドール自体は出始めた当初からかなり注目自体はしていた。

(過去の自分のブログである)
今回使用したのは7センチの小さいサイズのドール素体だが、ソフビ素体の方(可動式ドールボディという商品名だが同シリーズである)が出た時点から見かけるたびに2体ずつ買っていた程度には気にしていたものの、実はねんどろいどヘッドには微妙に合わず、かつ、服も何というか………………半端なサイズなのだ!大きいサイズはリカちゃん(通常サイズ)ぐらいのスケールの服は入るが靴下は入らず、裾は長い。小さいサイズはシルバニア服が入らなくもないが今度は裾が短く肩がはみ出る!といった感じで合う服を手に入れるには自作するか、専門で作っているディーラーに頼むか、専門店で血眼で探すかするしかない。

が!!!!!!!!!
『1/12スケールのドールは創作・二次創作オタク共に需要がありますぜ』というのを知らせるために上記のブログを書いていた我の努力が実ったのだ!!!(正直関係はないと思うけど、1/12サイズを広めた自負だけはちょっとある)

セリアが本気を出してきたのだ!!!!!(大歓喜)

ということで、セリアだけで本格的なドールが作れるようになった。というか、下手なホビーショップよりドール用品が増えた。ドールの素体、ヘッド、ウェフ、ウィッグネット、フェイスデカール、ドールアイ、ドール服、ドール靴、ドール服用の柄の小さい生地(通常の生地は柄が大きいからドール服にすると模様が1つきちんと入るかどうかなのだ……)、薄ーいマジックテープにドール服用のほっそいリボンほっそいレースにほっそいジッパーにちっさいボタン……ちなみに4.2センチ素体(実物を見ていないがねんどろやYMY洋梨などに近いサイズ感だろうか?)も出ているらしい。ほ、欲しい〜!!

なんならこれらは、本当にホビーショップでも取り扱いが少なくてですね!!!!!!!(血涙)

その上服まで出してきよる。これまでサイズが合わなかったからかなり助かる。最悪これを分解して型紙のベースにしてもいい。

ぬい活部も凄まじいのだが(季節ごとのぬい服やぬい収納痛ポーチ、ぬい撮影小物などを滅多刺しにしてくる)とにかくもうなんていうか『オタク、家賃削ってでも出してくるな』というのを学習されてしまったようである。げへへ!その通りでやんす!!

とはいえウィッグは難しい。

なにせ

①ヘッドが上手くいかないという理由
②服が作れない

という理由でドールから離れていたところを

❶ねんどろいどフェイスメーカーと他のドールからの羅生門でごまかす
❷専門の型紙を使う

といった方法で生きてきた身であり、「セリアドールは服もヘッドも作れねえしなぁ……」とダラダラしていたので、なーんもしていない。オビツ11に使うドール服のパーツはしこたま買っているのだが(とくに薄型透明の極小スナップボタンはマジで神)それだけである。ので何もしていないままぼんやりとしている。

いくらヘッドの材料が出たっつってもねぇ……とぽやぽやみていたらリカちゃんが被り、冒頭の考えに至ったのである。ちなみにヘッドは改造に必要ないが、置き去りのリカちゃんだった身体にぴったりサイズであるので、ヘッドスタンドにでもすればいいと思う。猟奇。

※ここからはドールの分解・全裸画像が出るので注意。

ハッピーセットのリカちゃんを改造する。

※失敗しようが怪我しようが我は責任は負いません。(実際血塗れなんだわ)

必要な材料
ぶっ壊していいハッピーセットリカちゃん
・セリアの7センチ素体
・(後々作業するので今回は省略するが)髪型や髪色を変更したい場合はそれに応じたパテやアクリル絵の具など

手首や靴、服も販売開始したよ!
ヘッドは今回必要ありません
(リカちゃんヘッドをぶち込むので)
ドレスカバーもいらないので外しておく

必要な道具

ドライバー以外は100均にもあるかも


・ハッピーセット専用ドライバー
(このまま検索すれば出てくると思うけど『三角ネジドライバー』とかで出てくると思う。後でアフィるが、太さが2.2と2.0のセットがちょうどよかった)
・パーツオープナー
必須。必須。怪我する。した。これまで既存の別の穴に棒突っ込んでこじ開けたりカッターでやっていたのだが、ハッピーセットは子供が壊さないようにという執念を感じる造りになっている。絶対にやめたほうがいい。血塗れになる。刃も折れる。なんならパーツオープナーに対しても武装している(後述)
・ヤスリ
今回は#400と#1000、あとはこの後仕上げる気になったらメラミンシートを使うだろうか。100均にもそれなりにあるが、やや芯のはいっていスティックタイプだと力が入りやすく、かつへたりにくい。感じがする。
・ニッパー
これも100均にあると思うが割ときちんとしたやつを買ったと思う。切れ味がするするなのでプラモをサクッと作りたい人には100均の他に、ややいい道具として500円ぐらいのでいいから買ったほうがいいと思う。腱鞘炎になりづらいよ。
・デザインカッター
刃先をあらかじめ折ったものがいい。というのも、作業中に折れると1ミリの鋭い金属片がどこかに落ちることになる。こわ。

・消毒薬
・絆創膏
イタイヨー

あとはきちんと見た目を整えたい人に限り
・パテ
・サーフェイサー
・塗料
などを用意すればいいんじゃないかな。ここまで出来る人なら僕なんかが教える必要はないと思うので、そのあたりの手順は割愛する。(暇なら今度やるかも)

①まずは頭のパーツを外す

後頭部に特殊ネジが埋まっているのでこれを取る。

三角形なのだ
太さは2.2の方を使った

②分割する


 ※2023/10/16追記
リペイント含め、植毛タイプじゃない場合はここは飛ばしていい。というのも、単純にいっっっちばん面倒かつ危険な作業だというのと、顔パーツは後頭部のネジを外した後、そのネジ穴から顔パーツを発射させてしまえばボディパーツも外せるためだ。

ただし、植毛タイプの場合は生半可な植毛ではなく(これも子供の破壊を前提に作られているのだろう)内部でカシメ玉のようなもので頑丈に挟み込まれ、それをひねるようにしてプラパーツにしっかりと挟み込んでいる。(写真撮り忘れたのが悔やまれる)

ツインテをちぎらん力で引っ張り分解しようとしたがマジで髪の毛は手で外せないので、根元まで切って埋めるor分解してカシメごと外す必要がある。


残念ながら頭のネジを外すだけでは全ッ然開かない。熱湯につけて接着剤を剥がしたり(使われていないかもしれない)(火傷した)とにかく切り刻むようにカッターやニッパーを捩じ込んでは刃先が飛んでいくので、この辺で諦めてパーツオープナーをポチる。

コツというか、2つ分解した感想というか。まずカドなどのパーツオープナーを差し込みやすい場所にねじ込んで強固な隙間をカッターが入るまで開けたのち、テコの原理的なものを使って(あるいはカッター並みの薄刃のノコとかあるのだろうか……)接合のための内部の凸部分をカッターで押し込むように切削する感じで開くと比較的綺麗に開く。まあ、パーツオープナーがまず入らないようなやたら待ったら硬いプラなので……怪我をしたわけだが……。

ということで断面が酷いが
きちんと最初からオープナーを使うべきだったかも
とはいえ、ミゾがあったり固定軸がクソ長いなど
とにかく開かなかった
企業努力すご

③顔パーツを外す

どうなったんじゃこれ……と思いながら顔パーツの真ん中の穴?を裏側から力一杯、2.0の方のドライバーで割れてもいいレベルの力で押し込んだら3メートルぐらい飛んでった。

こうなる

④余分な部分を削り取る

具体的には
・ヘッドの首の付け根の板
・ヘッドとボディが干渉する髪部分
・ボディの首のとんがり
※2023/10/15 追記あり
後述の内容を参照してからぶっ壊してほしい
(もう一個ダブったから破壊したよ!)

どうせ見えないのでニッパーで折った
ここだけ外から見えるから本来は丁寧にやるけど
まだミリも仕上げてないので
仕上げの時にいい感じに綺麗になったらいいな
(願望)
ここもどうせ見えないので
安物のどうでもいいニッパーで
バキッと折ってから
気持ちやすりがけした

※2023/10/15追記
第一弾のダブりが出たし苅野くんボディの改造に良さそうなので破壊した(ついでに指も破壊された)(骨に当たった感覚がした……)のだが、内部構造が若干違ったので念のため比較画像を載せておく。左が今シーズンの第一弾(ハートツインテールプリンセス)、右が第二弾(クリスタルチェンジ!レモンドレス)だ。

まずここ(顎の下)の深さが変わったので
セリアヘッドをはめ込むのが後頭部側に依存する
第二弾のように首の根本の引っ掛けは折らなくていい
顔側の首のはめ込みが浅いので
後頭部の干渉部分の削りがかなり必要になる
まあなんにせよ首元を削るのは→でも必須なので
作業工程自体はさほど変わらない
見た目は大きく変わるように見えるが
解体方法及び切削・接合方法は変わらない
ただし第一弾の髪の毛がアホほど散るのと
髪の毛の穴にドライバーをねじ込んでバキ割るのが
最適解なので、髪は最初にちょん切ると楽
軸折れしたがまあ瑣末な問題だ

⑤元通りに組み立てる

ボディの作り自体は元の本体と変わらないのでそのまま組み立てる。最初はちょっと顔が浮いてしまっているが、ネジを閉めたら顔もきちんと収まるので心配ない。

フル稼働ミニリカちゃんの完成
余ったボディはセリアドールの
ミニサイズヘッド置き場にでもするといいよ

ただまあ今回はかなり手荒くやったのと、テーマとしてプリンセス・ドレスのため髪の毛に余分なパーツが付いていたりするので、その辺りの粗をどうにかしたい人はパテ埋めやらサフやら塗装でなんとかしよう。ネジ穴を埋めたりね。

半壊

とりあえず家にあるのが石粉粘土しかなかったので埋めたのがこちら。

とりあえずティアラを埋めて
バッキバキになった部分を埋める
この時点で頭を開けなくなる状態だが
後頭部のネジを外した後に
顔面を射出すれば首が外せるのでアイリペなどは可能

でも石粉粘土だとやっぱ脆いですね!パテ買わないとだなぁ〜。

また、別日に「苅野くん造るならこれかな〜」と思っていたリカちゃんがダブったので同じ手順で、今度はオープナーを最初から使いやった結果がこれである。

彫刻刀の先に手を置いちゃいけないって
学校で習ったよね

長さ2センチ、深さ1ミリ程の割とバッチリザックリえぐり込んだので油断は禁物である。ちなみにヘアスタイルによりマジで分解させまいという意思(具体的に言うとパーテーションラインが直線になっている部分を極限まで減らしている)を感じるので、本当に怪我に注意して欲しい。

パテ埋め前提改造で軸折れしても修理できるから、最悪くるみ割り人形みてえにしてもいいんだぞ……とキレながら止血した。造形物への愛が足りない。我の造形のほとんどは憎しみなので許してね。

アフィ。

頑張ったからこれぐらい載せてええやろ。

ハッピーセット用(かどうかは知らないけど)先っぽが三角になっているドライバー。プラスやマイナスのドライバーだと子供が片っ端からネジネジしちゃうんだろうな。楽しいし。

絶対あったほうがいい。絶対。(最初は熱湯とカッターで応戦していたので手がザクザクに切れたし火傷したし分割面もバッキバキに潰れた)子供向けのおもちゃの強度を知るいい経験だった。

一応100均とかでもいいのだが、やっぱプラモに特化しているメーカーのものは刃が薄く切断面が美しいし処理がしやすい。無茶なゲート切りなどをしないで丁寧に扱えば長持ちする。無茶なゲート切りしてごめんね……。無茶な使い方用に100均、プラモのランナー用にブランド薄刃といった使い分けをするべきだろう。

これも100均でいいとは思うが、なんかのついでに買った。ヤスリの耐久度が若干長い気がする。ちなみに、手っ取り早く削りたい時に#400、あとはもういいやってなったら#1000と雑にやっているので#600が余っている。

↑の#1000が終わったら全体にさっさかさーっとやるといいかんじになる。パチ組みマンなんてそんなもんでいいんだよ。ちなみにスミ入れのはみ出しなんかも簡単なものはこれでさっさと削ってしまうが、2回目以降のはみ出しは地味ーーーに染み込むので(削っているのだから表面が薄く傷付いているからで、当然である)気になるならきちんと除光液やマステを使おう。

メカトロシリーズはいいぞ。個人的にはウィーゴを結構作っていたのだが、メンタルぼこ助で何も出来ないけど何かしないと心が折れちゃうよぉ……っていう時にはより簡単なメイトを組む。ちなみに今は『ごーすと しーするー ぽんちょ』と『れとろ』と『D.I.Y.』が欲しい。うすみどりは苅野くんの色にも近いのでなんとなくうれちい。

うすみどりのメイトのスミ入れ用に買ったんだけど、スミの入れ方が下手なのかちょっと上手く出来なかった。リベンジしたいところ。ウィーゴカラーはパッケージがかわいいよね〜。

これも似たようなものが100均にあるが、これは完全にひっつき虫に軍配が上がる。ベタつきが何年付けたままでも綺麗に取れるし、分量の微調整が可能な分扱いやすく、粘度自体はしっかりしている。ねんどろヘッドぐらいならイーゼルがなくても足の裏にぺたんしてかるーーーくドリンクジョッキに手を添えさせればギリギリ自立出来たりする。あとはドールアイの固定にも使える。1枚買っておけばドール10体とか持っていても全然なくならない。

ねんどろいどどーる用(ねんどろいど用のやや短いものもあるので注意)とはされているが、1/12サイズなら大抵使える。腰を鷲掴みにしなくてもアーム部分や棒部分を取り外し、ひっつき虫でくっ付けて(ひっつき虫は服にも短時間なら残らないぞ!)バランスを取る事ができる。ちなみにアームが伸びるので、ポリニアンなどの等身高めのドールでも使える。

ねんどろいどイーゼルの弱点は足元が滑りやすいところなのだが、(緊急措置としてはひっつき虫でいいが)イーゼルの足の裏にこれをちょびっと塗って準備して置くと滑り止めになる。とてもよい。他にも抜けやすい手首の補強にも使える。

個人的にはずっとこのパテを使っている。もっと使いやすいのはあると思うが、最初に触ったのがこれだったので慣れているのもある……。硬化が1,2時間ほどで始まるのと、完全硬化後になんとなく無茶苦茶な削り方をしても割れにくい……気がする。うん。

めんどいので自作の時にはここまでやらないけど、ツルンツルンにしたい時だけ↑の後に磨いて出来た気泡やら何やらを埋めるのにこれで埋めてやすりがけをする。

これを3回ぐらい吹いて、その上から適当な色塗ったら何とかなる(雑)(ちゃんとしたやり方は専門家に聞いてくれ)どうせならせっかく買ったウィーゴ塗料を筆塗りでもしようかな。

もうなんていうかめんどくさがりなので、正直手で削るのがあまりにもめんどい。おう。簡単にいうと電動ヤスリ。実家から持ち出すつもりが行方不明になっていたので泣く泣く手で削っているがそのうち買う予定。電池式は本当にすぐに電池がなくなるしパワーもない(軽さは圧勝だが)ため、有線のものを薦める。レジン工作とかにも使えるよ。


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