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電子書籍出版の第1目標を達成したので #毎日note を引退します

唐突ですが電子書籍を出版しました。表題は「桃から生まれた物語」で、内容は童話「桃太郎」をアレンジした物語です。創作は初めてだったので分かりやすい題材にしてみました。桃太郎がなぜ鬼退治に向かったのか、犬と猿と雉はなぜ桃太郎の危険な旅にお供をしたのか、桃太郎がいかにして鬼退治をしたのか、鬼はなぜ退治されなければならなかったのか。童話の行間に私の想像力を詰め込みました。

私のnoteをフォローしていただいてる方々からすれば違和感があるかと思います。現実に起きた出来事の批評しか書いてない私が、なぜ創作文なのかと。私も不思議です。そんな私が創作文を書いたらこうなるというのも楽しんでいただければ幸いです。

さて、本題です。この投稿をもって毎日noteを引退します。理由は2つあります。ひとつは潜在的な目標達成によってモチベーション維持が難しくなるからです。もうひとつは生活を守るためです。

私はこのnoteの執筆を「文章を書き続ける」「知識の幅を広げる」の2つの目的で書くと宣言して継続してきました。実はこれに加えて裏の目標がありました。それが小説の執筆です。話の起点は数年前に戻ります。妻に「なにか面白いことはないか」と無茶ぶりをした際に「小説でも書いてみたら」と言われたのが発端です。私はそれ以前から本を書いてみたいと思っていました。そこで試しに書いてみたところ、とても楽しく書けたのです。ただし、問題がありました。文章力や表現力が壊滅的だったのです。

私は20代前半にサッカーの観戦レポートを書き続けてきました。それ故に作文に自信はあったのですが、過去の実績は全く役に立ちませんでした。そこで考えたのが再びのブログ執筆であり、辿りついたのがnoteです。毎日のように自らの文章を公開し続ける千本ノックを実施して鍛えようと試みました。昨年末でnoteの執筆を習慣として1年間も続けられました。そこで自信をつけて今年の1月から書籍の執筆にとりかかり、今に至ります。

この度の出版で毎日noteを続けてきた潜在的な目標を達成できました。私の性格として、おそらく1週間は少なくとも燃え尽き症候群に陥るでしょう。その状態で書き続けるのは精神的に難しいと判断しました。必要な苦労や努力は惜しみません。しかし苦痛を自らに課すほど私は強くありません。

もうひとつの理由である「生活を守るため」というのはコンコルド効果を恐れています。コンコルド効果は損失が出ると分かっていても、過去の投資分を惜しむために、投資を継続してしまう心理です。本件における投資とはnote記事の執筆です。損失とは自分や家族への負担です。

連続記録は伸びるほど重荷になっていきます。連続記録を守るために自分や家族の生活や健康を脅かす判断が生じてしまうかもしれません。それは私の人生における優先順位としては絶対にあってはなりません。既に毎日noteを始めた当初からは生活環境が大きく変わっています。そして時間的な余裕が無くなっています。判断を謝る前に自らコンコルドを着陸させようと思った次第です。都合よく昨日の投稿で連続365日のバッジをいただきました。その点でも悔いなく記録を止められます。

毎日noteは引退しますが、noteの執筆は習慣として続けるつもりです。目的の1つである「知識の幅を広げる」という点では非常に有意義な活動だと感じています。目まぐるしく変化するこの環境下では特にアンテナを張り続けるための手段として必要です。

また、文章公開の千本ノックは引き続き必要です。今回の電子書籍の出版が最後ではありません。他にも書きたい話が何本かあります。できれば年内にもう1本を書きたいと考えています。引き続き文章力を鍛えるためにも、書いた文章を公開する習慣は私に必要です。

今後はどのような頻度で書くかは分かりません。内容やボリュームを変えるかもしれません。少なくとも明日は投稿を中断するとして、子細は明後日以降の自分に決めてもらおうと思います。

引き続き、よろしくおねがいします。


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