教授の夢

助教授「教授〜教授〜。この嵐の中じゃ、無理ですよ〜」
教授「何を言っているんだね、西くん。こういった嵐の日にこそ、新種のキノコが見つかるんだよ」
助教授「どうして、教授はそんなに新種のキノコに固執するんですか?」
教授「西くん、僕にはねぇ、夢があるんだよ」
助教授「夢?」
教授「そう。僕はね、新種のキノコを発見して『勃起チンコ』と名付けたいんだ!!」
助教授「しょうもな!」
教授「小中学生が、僕の『勃起チンコ』を図鑑で見つけた時、どうなると思う?みんな、笑顔になるよね。僕はね『勃起チンコ』によって、小中学生のカリスマになりたいんだ!」
助教授「教授、そんなしょうもない夢に付き合ってられません。私は帰らせてもらいます」
教授「君がそうしたいのなら、そうしたまえ。僕は探すぞ『勃起チンコ』を!この命に代えても見つけるんだ『勃起チンコ』を!」
助教授「教授!教授!見つけました、新種のキノコを!」
教授「本当かね!?西くん!」
助教授「見てください、教授」
教授「確かにこのキノコは新種だ。しかし、『勃起チンコ』と言うよりかは………。」

数日後

助教授「本日はお忙しい中、洲崎教授の会見にお越し下さり、誠にありがとうございます。それでは、新種のキノコの発表をお願いします。」
教授「お集まりの皆様、こちらが我々が発見致しました新種のキノコになります。名前は『ふにゃふにゃ粗チン』です!本来であれば『勃起チンコ』と名付けたかったのですが、『これ勃ってるか?』という話になり『ふにゃふにゃ粗チン』と名付けました。キノコ図鑑を読む全国のキノコ女子をガッカリさせる結果になってしまい、誠に申し訳ございませんでした」
助教授「以上で洲崎教授の会見を締め括らさせて頂きます、ありがとうございました。」

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