ルミネtheよしもと 2021.9.30 平日13時の部

久々のルミネ。いつぶりだろうか。
記憶が正しければ2019年10月2日(水)以来のルミネか。

私の中でどのライブに行こうか決める際に
1つ基準がある。
出演者の中にまだ見た事のない芸人さんが1組以上いる事。

ただこれを基準にしてしまうと
ルミネtheよしもと本公演に出ている芸人さんは
殆どが売れっ子の芸人さん。
まだ見ぬ芸人さんは出るわけがない。

ではその基準を除外して
今回なぜ久々にルミネに行こうと思ったのか。

きっかけはRadio Taikの
男性ブランコ 浦井の枕もと
#41 初めてのルミネ本公演とエゴサの謎の話。

この回を聴いて
芸人さんにとって
いかにルミネが格式高い存在か

浦井さんがルミネ本公演に
初めて出演出来て
いかに嬉しかったかを
身に染みて感じる事ができた。

思い起こせば15年前。
当時中学生の頃、
千葉のド田舎に住んでいて
アルバイトもしていなかったから
ルミネなんか殆ど行けなかったにも関わらず、
毎日のように「5じ6じ」の
ランキングを念入りにチェックしていた。

あ!来月からLLRが
「1じ3じ」「7じ9じ」に出られるのか!
ミルククラウン…人気はあるのに
なかなか上がれないな…など
目を凝らしてランキングをチェックしていた。

オキニの芸人が「1じ3じ」「7じ9じ」に
出演が決まったときは心の底から嬉しかった。

そんな事を浦井さんのおかげで
15年ぶりに思い出す事ができた。

絶対に見てない…
見ているわけがないけれども…
浦井さん、この場を借りてありがとう。

そのお礼といっては
たいへんおこがましいけれども
久々にルミネの本公演を観に行く事に決めた。

9月30日(木)。
12:40にルミネtheよしもとのロビーに到着。

こういった社会情勢なのもあり、
ルミネにしては珍しく空いていた。

だけどスタッフさんは
お客さんが何人だろうが一生懸命。
ここがルミネの好きなところだ。

別の劇場なんかは…
おっと…今回はこういう話題は避けておこう。

楽しい事、ワクワクした事だけを今回は書きたい。

12:50。
よしもとテレビ通りを一周し、御手洗いを済ませ入場。
私よりもお笑いに詳しくて
ライブ界隈の神様と言っても過言ではないフォロワーさんが
以前呟いていた
西川きよし師匠が感染予防対策を促している
VTRを観る事ができた。

このVTRのおかげで客席もピリッとなる。
私はこのピリッとした雰囲気嫌いじゃない。
むしろ好きだ。
きよし…ありがとな。

そのあと、スタッフさんの諸注意もあり、
13:00に開演。


トップバッターはオズワルド。
オズワルドは今まで何回も生で見たことがあるけど、
バティオスや∞でしか観た事がなかった。

ルミネの舞台に立っている
Wサ…間違えた
オズワルドが観られて涙が出そうになった。

今回披露したのもお2人の良さが
存分に生かされたネタ。
漫才の中で淡々と会話を続けるお2人が只々好きだ。

大声を出したりせずに
ローテンションのまま笑いをとる漫才師は
POISONしかり囲碁将棋しかり
オズワルドしかり天才だと思う。
私も13年前、
こんな漫才がしたくてM-1甲子園に出た。
けれども、ただの立ち話しか出来なかった。

だからオズワルドが今年M-1優勝したら…
泣いちゃうだろうな。

そんな事をふと思った。


2組目は男性ブランコ。
今回のお目当て。

もうKOCも終わったからネタバレしてしまうと
今回披露したのは「ボトルメール」のコント。

もの凄く綺麗なコントだった。
ウミガメさんが産卵のときに流す涙くらい綺麗だった。

浦井さんがはしゃぎながら
ガッツポーズするシーンがたまらなく好きだ。
仔馬が立ってやる立ってやるんだ…と
必死でもがいてるシーンくらい好きだ。

間違いなく今年見た中で1番良かったネタ。
このコントがKOCの舞台で
ブラウン管を通してだけど
再び見る事が出来て本当に嬉しかった。

贅沢を言うのであればもう1回生で見たい。
出来れば大きな会場で見たい。


3組目おかずクラブ、4組目トットと続く。


5組目。くまだまさしさん。
くまださんを見るとすっごい元気がもらえる。

写真撮影タイム。
初めてルミネに来たお客さん
お江戸巡りでルミネに立ち寄ったお客さんにとっては
一生のおもひでになるに違いない。

観客に楽しんでもらう事を
第一に考えている事がひしひしと伝わってくる。

くまださんには60になっても
80になっても芸人を続けてほしい。


6組目。ライセンス。
かつてアッコにおまかせ!の
淳レギュラーだったザ・ちゃらんぽらん…
あ間違えた。ライセンス。

アッコさんの暴走にも
柔軟に対応していた姿がとても紳士的だった。

今回披露したのは
芸歴26年目にしておそらく新ネタ。

単独ツアーのために作った漫才かもしれないが、
そんな事はどうだって良い。

10年以上、ルミネやその他の舞台で
同じネタをかけ続ける芸人さんもいる中で
本気の令和ならではの漫才を見せてくださったのに
もの凄く感動した。

25周年記念のインタビューで
「そこにサンパチさえあれば良い。」と
おっしゃっていたが、
その言葉の意味をお2人の漫才を見て知る事が出来た。


その後は
東京ダイナマイト、レギュラー、
COWCOW、木村祐一さんとベテラン勢が続く。

本来であれば次長課長が出演予定だった。
その代打がレギュラーだった。

次長課長見たかったのに…と
正直はじめは思っていた。

ただ先日、
ラーメンズ同好会時代の先輩と
お喋りをしたときに

エスさん知らんかもしれんけど
M-1の一回戦レギュラーさんMCだと
ものすごく会場があったかいねん。
西川さんもOP、全力で気絶やってくれはるし。

とおっしゃっていたのを思い出した。

たしかにこの日もツカミだけで
客席が一気にあたたかくなった。

M-1グランプリ一回戦の初日のMCに
毎年抜擢されているワケを
肌で感じる事が出来た。

M-1のMCといったら
はりけ~んずのイメージが強かったが、
M-1のMCといったら
はりけ~んずもだけど…レギュラーもだよね。
と言われる日もその遠くはないのかもしれない。


以上が久々のルミネの感想。
かなり長くなった。
でも…書いているときに
書きたいことが次から次へと出てきて
愛が止まらなかったんだ。

うん。書く事はやっぱり楽しいんだよな。
だからこそ継続的に書いていきたい。
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