Jimbochoスタンドアップ2022.2.27 19時の部

Jimbochoスタンドアップ2022.2.27 19時の部


まずはJimbochoスタンドアップとは?

Jimbochoスタンドアップが行われている
駿河台下スタジオから
徒歩45秒のところにある

神保町よしもと漫才劇場の

レギュラー出演を勝ち取る為に
ネタを鍛えるライブ。



毎度毎度しつこいなって
思われるかもしれないけど

出囃子が
KANA-BOONのFighterなのが

ライブの雰囲気と見事にマッチしてる。
Fighterのおかげで
舞台上に緊迫感が生まれる。



コーナー無しのネタライブは
戦場感醸し出しているくらいが丁度良い。




今回のMCは
ブッダマリア…あ間違えた…ぶったま。
丁度7年前のNSC大ライブで
伝説の葬式ネタで会場を沸かせたコンビ。
コントの小道具を身に纏いながら
MCに徹する亀社長は
まさにコント師の鏡だった。


今回とくに印象に残ったのはこの3組。

1.ベストコンディションズ
東京NSC24期。
田中風汰さんと八次勇斗さんのコンビ。

2021年9月、姉妹ライブの
Jimbochoファーストステージで
拝見したときは
テンポの良い漫才を披露していたが、
今回はコントを披露。

いやー
今まで見た事ない類のコントだった。

第八世代、第八世代と
むやみやたらに
言うのは好きではないが、
第八世代の波が押し寄せてきているのを
彼等のコントを見て感じる事が出来た。

断言しよう。
上半期中には劇場メンバーに返り咲き、
キングオブコント2022では
準々決勝に進出する。

新しい波32がもし制作されるとしたら
メンバー候補かも。
それくらい良かった。

私にとっては
誰もが馴染みのある
美術館に飾ってある
古代ローマの彫刻と同じくらい
今回の彼等のコントは価値があると
素直に思った。

名が知れ渡る前に拝見出来て良かった。
まことにありがとうございました。


2.クローバー
東京NSC19期のトリオ。
ネタをやるのが2,3年ぶりだったとの事。



おーそこに踏み込むか。
と…一般的な成人であれば
誰もが共感できるコントを披露。

彼氏彼女の仲を
気まずくさせる役の方の演技…
良かったな。すっごい良かった。

また下ネタも出てくるが、
嫌な雰囲気に全くならず、
3人の演技力で見事にカバー出来ていた。

別のネタも見てみたい。


3.Sunny's

歴代のM-1戦士で誰が好きか?
優勝者ではないが私が1番好きなのは
トータルテンボスさん。

1番好きなのも彼等が
2007年決勝で披露した
ホテルのフロントマンの漫才。

それまでオチの綺麗さで
オンバト全盛期のルート33の漫才に敵う
漫才はこの世に存在しないと思っていたが、

初めてルート33に匹敵する
いや言いにくいがそれ以上に
綺麗な漫才に出逢う事が出来た。

だからM-1戦士ではダントツで
トータルテンボスが好き。

まあM-1以前から
オンバトやお笑い登龍門で
漫才を度々見てたから
ずーっと好きだったんだけどね。

トータルテンボスのお2人は
漫才をさ、すっごい楽しそうにやるよね。
今も昔も。

オンバト初オンエアのときの漫才は
え?これ?
本人たちが1番楽しんでんじゃん!
でも見てるこっちも
なんだか楽しくなってくる!
そんなふうに感じた。

そんな事を今回、
Sunny'sのお2人の漫才を見て
思い出す事が出来た!

テンポ良し、
題材良し、
ツッコミの勢い良し、

そして何よりも
お2人が漫才を何よりも楽しそうに
やっていたのが微笑ましかった。

あとちょっぴり不謹慎なところが
あったのも個人的には好きでした。

18年前、
「底知れねえ伝説の始まりだ!」
「きょ、きょ、きょ、今日のハイライト!」
と言っていた頃の
トータルテンポスを思い出す事が出来た。

素敵な思い出を
思い出させてくれてありがとう。


いやー
Jimbochoスタンドアップ
Jimbochoファーストステージ
何回か見てるけど
今回は当たり回だった。

2月はあまり
劇場メンバーと駿河台メンバーの
入れ替わりなかったみたいだけど、
4月は結構あるかもな。

そういえば
ヨネダ2000も最初は
駿河台メンバーだったもんな…。

それが今や劇場のトップメンバー。

なにが起こるかわからない。
それもお笑いの楽しいところ。

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