【キリスト教】お金についてのクリスチャンの葛藤。浅井力也さんの人生からビジネスで”キレイごと”は通用するのか考えてみる
クリスチャンにとって、お金についての話題は敬遠されがちなのかもしれません。
愛とは利益を求めないとまで聖書で言われているのは事実です。
そして、
金持ちになりたがる人は、もうけ話に見境がなく、すぐ悪に走ってしまいます。その結果ひどい目にあい、心を汚し、ついには、地獄へ送り込まれることになります。第1テモテ6章9節
とありますが、、、
金持ちになりたがる人を、お金のために生きる人と言い換えたいと思います。
お金は大事です。お金があれば何でもできる。だから、お金のために生きるのは当然と考えますね。普通は。。わたしみたいな凡人は。。
お金のために生きると、まずニーズを見るようになります。マーケットを見るようになります。
何がもうかるのかを考え、儲かるものや儲かる方法をまねるようになっていきます。
そこには競争が生れます。
競争には必然的に、ひとりの勝者と残り大多数の敗者が生み出されることになります。
そうです。高校野球を観ればわかりますよね。優勝校は1校だけ。
言われなくても、わかりますよね。こんなこと。ぼくでもわかるのですから。
少し前に、アメリカで話題になった「We are the 99%」運動は、起こるべくしておこった。
もうこうなるのはわかっているのにです。。
日本もアメリカと同じではないでしょうか??
高校野球がこれだけ人気があることに、現代日本人の価値観を垣間見る気がします。
戦争とは、競争のなれの果てです。とにかく、大事なのはお金を獲得すること。だからそのためには、何でもありでしょ。というのが戦争です。
そこには地獄が待っているだけ。
お金のために生きると、お金が得られないばかりか、生き地獄になってしまう。
これが実に悲しい人間の性。
さきほどの第1テモテのことばとは、まさにこのことを言ってます。
お金のために生きなくなると、
マーケットを見なくなります。
自分の興味や関心に意識がむくようになる。
好きなことは人によってそれぞれ。
そこには極端な競争は生み出されない。
競争がないから、勝ち負けはない。
好きなことをやるわけだから、楽しいし。。
ストレスも溜まらないから健康的だし。
こんなこともわかりきっていますよね。
でも現実はそうはいかないでしょ。きれいごとでしょ。
キレイごとなのかな?
水木しげるさんは、「好きの力を信じなさい。」と言っています。
現代ビジネスの、発表! ニッポンの「ウラ大金持ち」100人 これが2016年版「高額納税者」番付だに出てくるお金持ちは意外なほどにお金への執着心がありません。
あのウォーレン・バフェットも、
自分が好きなことを飛びきり上手にやること。お金は副産物にすぎない。
と教えています。
イケダハヤトさんも。。
いやいや、彼らは特別な能力があったから出来ているだけだ。
と、多くの人は言うでしょう。決して自分の好きなことに没頭なんてしません。と。。
聖書はいいます。
クリスチャンはキリストの体の器官であると。
器官はそれぞれ唯一無二で役割があります。
これはキレイごとなんでしょうか?
脳性まひを患っている浅井力也さんは、このキレイごとを地で生きてらっしゃいます。
彼はクリスチャンだから、このことを本当に信じている。
そんな彼のライフスタイルがこのほど映画化されました。
やっぱりクリスチャンって幸せですよ。
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