【ブラジル】ルセフ大統領:ジカ熱対策にむけ、新たに6億4千万円の支援を発表

 ブラジルのカストロ保健大臣は今月23日、総額2000万レアル、日本円でおよそ6億4000万円の支援を新たに発表しました。これは昨年12月から行われているネッタイ・シマカや小頭症への国家的取組の一環であるとしています。

 ルセフ大統領は、

 ジカウイルスとの闘いは、もはやブラジルだけではなく世界的な問題です。病気に感染する蚊の除去には新たな方法が必要になってきています。そのために、今日発表した投資は実に重要であり、ワクチンや創薬そして診断に関する更なる理解の向上を目指します。

と強調しました。そしてカストロ大臣も、

フィオクルス財団と取り組んできた国家的取組は、新しい段階に入っています。既により速い正確な診断方法を獲得するための調査を行ってきましたが更に発展させなくてはいけません。

と合わせて述べました。

今週にはビルゲイツ財団の代表者も、新たな調査のためにブラジルを訪れる予定で、調査エリアも広げていくことにしています。

引用

Agência Fiocruz de notícias

https://agencia.fiocruz.br/saude-anuncia-nova-fase-de-pesquisa-do-mosquito-com-wolbachia



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