モスクワ児童殺害事件:日本とブラジルの報道を比べてみると。。
今月2日、モスクワでウズベキスタン出身のベビーシッター・グチェンクラ・ボボクロバ容疑者が、ベビーシッターとして勤務していた先の4歳の子供を殺害し、子供の首を抱えながらモスクワ市内の路上で、「アラーは偉大なり!」と叫び、現行犯で逮捕された事件がありました。
日本ではTBSテレビの動画ニュースサイトやAFPが伝えています。AFPでは、ロシアメディアが伝えていないことが物議を醸しだしているということを中心に報道されています。そして「事件があまりにも残虐でテレビ報道には不適切だとのテレビ局の判断は正しかった。」というロシア大統領報道官のコメントを掲載しています。TBSのサイトではこのニュースは既に削除されています。因みにロシアのサイトも一応調べてみましたが、ロシアのスプートニクやプラウダ・ブラジル版のサイトでもこのニュースは一切報道されていません。
翻って、ブラジルメディアではキリスト教系ポータル「GOSPELPRIME」、そして大手メディア「GLOBO」では、彼女が「私はアラーのメッセンジャーです。」と報道陣にほのめかしていること、また取調官の「誰かからそそのかされ犯行に及んでいる」というコメントを紹介し、イスラム教過激派テロの可能性にフォーカスして報じています。
この違いなんなんでしょうかね?どなたか教えて下さい!!
引用:
GLOBO.COM http://oglobo.globo.com/mundo/baba-que-decapitou-crianca-russa-diz-ter-obedecido-ordens-de-ala-18786096
GOSPEL PRIME https://noticias.gospelprime.com.br/mensageira-de-ala-baba-decapitou-crianca/
AFP BBニュース http://www.afpbb.com/articles/-/3078963
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?