【キリスト教】ブラジルではマーチ・フォー・ジーザスに世界最大規模の参加者50万人

こちらの記事を書いたばかりなので、このニュースに、時代の転換点に遭遇している気になってしまいました。

ブラジルのキリスト教福音派が主催で行われたマーチ・フォー・ジーザス(イエスキリスト大行進)が聖体祭の祝日である今月26日(木)、サンパウロで行われました。主催者によると500にも及ぶ教派、教団のクリスチャンおよそ50万人が集結したということです。

ブラジルでのマーチ・フォー・ジーザスの開催は今年で24回目を迎え、ゴスペルコンサートやメッセージ、そして祈りの時が持たれました。

参加者のシルレニータ・マルケスさん(65歳)は、

このイベントは感謝をささげることが一番の目的。キリストにより近づき、家族が恵みをいただくために行進します。キリストを告白する全ての人に愛が届くことを望みます。

と話し、ルアナ・マルチンス・デ・ソウザさんは(31歳)は、

この素晴らしいイベントで神様を崇めたいです。息子たちがよりキリストに近づけるように、そして信仰を証出来るように連れてきました。最後までイベントを観ていくつもりです。

と答えました。

【ブラジル】不況しらずのキリスト教福音派ファッション業界でお伝えしました通り、福音派クリスチャンをターゲットにしたビジネスがブラジルではビッグビジネスになっています。

このマーチフォージーザスも、リオのカーニバルに迫る勢いを感じることもできます。

いま、キリスト教福音派が社会に着実に浸透し、社会に大きな地殻変動が始まっているのかもしれません。面白くなりそうです。

ブラジルの福音派の現状について、御利益を求める信仰ではないかとの指摘があるのは確かです。これは信仰の初期段階ではよくあることでもあり、退潮ムードになっていく危険性もあります。

しかし、EU ESCOLHI ESPERARムーブメント(私は待つことを選ぶ)のような、自分の思いではなく神のみ旨に生きる生活スタイルを目指す取り組みには300万人を超えるフェイスブックのフォロアーを抱えています。

リオ五輪や大統領弾劾で注目を集め始めているブラジルです。大きな岐路に立つ大国ブラジルをクリスチャンとしての視点でも注目していきたいと思います。


引用

GOSPEL PRIME

https://noticias.gospelprime.com.br/marcha-para-jesus-em-sp-2016/






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