【ブラジル】不況しらずのキリスト教福音派ファッション業界

クリスチャンにふさわしい服がない!!

派手で露出度が高い傾向があるブラジルファッション。ブラジルに住んでいるキリスト教福音派の人々にとって服選びはなかなか難しいのが現状です。

Saia belaは、そんな素朴なニーズから昨年1月、サンパウロ郊外のグアルーリョス市でお店をスタートし、まもなく初のフランチャイズ店舖もオープンします。

上に添付したインスタグラムのようなシックで最先端の流行にも対応したデザインが特徴です。価格はワンピースで200~500レアル。日本円で6400~16000円になります。2年目の今年は500万レアル、日本円で約1億6000万円の利益を早くも見込んでいるとのことです。

服のサイズのヴァリエーションが他社より豊富なことも差別化につながっているとしています。

ネット通販で販売するSALMO(詩編の意味)は「主よ!私を導いてください!」や「信仰」などとプリントされたTシャツやアクセサリーを販売し、昨年11月に販売開始以来、深刻な不況にもかかわらずコンスタントに販売し続けていると、そして、我々の商品は信仰そしてその信仰生活のスタイルを表現したい人たちのためのひとつの選択肢です。とオーナーはコメントしています。

SALMOの商品はこんな感じです。


このビジネスの成功は、キリスト教福音派信者が既に5000万人近くいることが大きな要因ですが、他の宗教の人にも、シンプルでシックなスタイルが受け入れられているとみられます。

単に個性的な商品を取り扱いたいだけではなく、福音派の考えや思考、信仰にどっぷり浸かることが必要だと、中小企業支援センターのアルトゥールさんは話しています。


引用:

GOSPEL PRIME

https://noticias.gospelprime.com.br/mercado-gospel-nao-tem-crise-para-empresas-que-buscam-por-diferencial/

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