【ネパール】ヒンズー教祭司がキリストに祈ってみた。。その結果。。。

私の階級よりも高いカースト階級はない

ネパールで最も高いカースト階級のヒンズー教祭司コーシュ・ダハルさんは、イエス・キリストを疑っていました。

  あるキリスト教宣教師が彼のところに足しげく通い、キリストのことを話し続けましたが、コーシュさんも拒み続けました。

彼(宣教師)は私を怒らせ、私はもうこないように彼にお願いしました。

と告げたものの、宣教師は通い続け、とうとうコーシュさんは、キリスト教が偽物でキリストには何も出来ないことを証明しようと、朝と夜にそれぞれ10分キリストに祈り、30日以内にキリストが私に触れ、何か私に変化があれば、キリストに従います。しかし何もなければ、あなたを告発します。と宣教師に告げました。宗教的な熱心な勧誘はネパールでは禁止されていますが、宣教師は彼の申し出を受け入れました。

 3週間目を迎えても彼に何も変化は起きませんでした。。。


そして3週間目も過ぎようとしたとき、、

電流のようなものが体に入り、物凄い速さで流れ始めて、驚きのあまり恐怖を覚え目を開いたり閉じたりしたりしました。そして誰ですか?何が起こっているのですか?と言いました。

 30年以上、ヒンズー教の神に仕えていた時には一度も経験できなかったこの出来事によって、キリストは真実であることを受け入れ、約束通りヒンズー教の神々を離れ、キリストに仕える決心をしました。コーシュさんの妻ショバさんも、彼の変化を目の当たりにして、キリスト教に改宗しました。そしてすぐに子宮筋腫も癒され、子供たちもヒンズー教祭司職を辞め、キリストに仕える決心をしました。

 彼らはカトマンズにひとつの教会を立てあげ、仕事や財産をも捨て、フィリピンの神学校へ通い始めました。そしてこの期間に更に5つの教会を新たに開拓し、2013年からはマレーシア在住ネパール人のための教会を開拓し始めています。

 このエピソードは、単なるまやかしにしか思えない方もいらっしゃるかもしれませんが、この中にはキリスト教のエッセンスが詰まっています。私はブログ「簡潔!ラテン新聞」で再三書いていますが、キリスト教はReligionです。Religionとは日本語で「宗教」と訳されますが、語源はRelation「関係」と同じです。ですからキリスト教を一言で表すとすれば「絆」と言えます。もちろんイエス・キリストとの「絆」こそキリスト教のすべてです。難しいことは何もありません。哲学や数学ではありませんから証明出来ません。また証明する必要もありません。コーシュさんのように、イエスキリストに出会うことこそすべてです。学問ではなく出会いなんです。尊敬出来る人に出会って人生が変わったという人は多くいらっしゃると思いますが、なぜ尊敬できたのでしょうか?尊敬できる理由はひとそれぞれで、客観的に証明出来るものではないのはないでしょうか?

 キリストに出会えるということは、キリストは今も生きているということになります。まもなくイースターを迎えます。最近日本でもお馴染みになりつつあるイースターとはキリストが人間の罪の身代わりに十字架で死に、三日後に蘇ったことに由来するキリスト教にとっては大変重要な行事です。イースターの存在そして現代でも全世界で祝われている事実こそがキリストが今も生きていることの証です。

引用&画像:GospelPrime   https://noticias.gospelprime.com.br/sacerdote-hindu-desafiou-jesus-converteu/



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