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骨髄バンクにドナー登録した話

こんにちは☆現在お休み周期を満喫しています。今日は妊活とは関係のない話ですが、読んでいただけたら嬉しいです。

私は数年前から献血をしています。本当はお金や必要な物資をドネーションすることが最も手っ取り早く世の中の役に立てるし、そのように貢献されている方のニュースを見聞きする度に心から尊敬の念を抱いています。現状の自分ができることを考えると、健康であることが唯一の取り柄である私には、血液を必要な方の為に使っていただくことかもしれない。これだけでどなたかを助けることができるなら必要なだけどうぞ、という思いで献血を始めたのがきっかけです。

一度献血をして登録すると、次に献血可能な時期になるとお知らせが来ます。私にもちょっと前に連絡が来ていたのですが、その頃は採卵・移植の真っ最中だったので少しお休みしていました。今回お休み周期を作ったことでお薬もやめていたし、久しぶりに献血に行くことができました。終わった後にドリンクやおやつを自由にいただけるのも嬉しいポイントで、毎回小腹が空く時間を狙って行きます。笑

コロナの外出自粛が原因で献血数もだいぶ減ってしまったとは聞いていましたが、以前から利用している会場に着くと、昨年に引き続きやはりまだいつもよりだいぶ空いている印象。この日は受付の近くで骨髄バンクのキャンペーンをしているようでした。受付を済ませ、ロッカーに荷物を入れて血圧を測ったり準備していると、営業の女性から「急いでいなければお話だけでも聞いていただけませんか?」と声を掛けられました。一瞬悩みますが、これから献血をするのに急いでるとも言えず勢いで承諾してしまったと同時に、断れなそうな予感も既にしていました。

医療関係者だとおっしゃるお話上手な営業のオバサマ。そのまま座席のあるエリアに移動し、資料を見せてもらいながらお話を聞きます。一番最初に移植に制限のある年齢と体重を聞かれて答えたところ、「あら~20代かと思ったわ!全然分からないわねぇ。」と。さすがにそれはないだろうと思わず笑ってしてしまいましたが、気分が悪くなることはない。笑

その後も丁寧に説明していただき、聞いている間はよく考えてから結論を出そうと思いつつ、最後に「今日、献血と一緒に2cc血液を採るだけで登録できるんですよ。どうかしら??」と聞かれ、あっさりと「じゃあ登録します。」と答えている自分がいました。(オイオイ、そんなにあっさり決めて大丈夫?と心の中では思っていましたが。)

今回このように勢いで登録してしまったわけですが、全く考えていなかったわけではありません。献血は既に始めていたし、そういった「誰かの為にできること」について考える機会も増え、健康な私は骨髄バンクのドナー登録もするべきなのでは?と思ったこともありました。ただそれを実際に行動に移し、自分で登録しに行く勇気とモチベーションがありませんでした。

営業さんがおっしゃるには、池江璃花子さんが白血病を公表されたタイミングで一気に登録者が増えたそうです。(昨年はコロナの影響もあってかなり減ってしまったとのこと。)私も登録を考えたのは確かにその頃でしたが、当時はリサーチしただけで終わってしまいました。しかし実際にはたくさんの方が登録し、池江さんとドナーの中のどなたかが奇跡的にマッチし、移植を受けられて現在の元気なお姿があるのかと思うと、命の尊さを感じると同時にドナーの方々にも畏敬の念を抱きます。

今回私が出かけた場にたまたまお話上手な営業さんがいらっしゃって、直接話を聞いて不安や疑問もある程度は払拭でき、しかもその場で血液も採って登録できる機会があるなんて、ある意味こうなるべきだったのかなと思っています。何事もタイミングが全てだし一期一会ですよね。

マッチングしたらどうしよう?本当に私はできるのかな?という不安は確かにあります。実際に軽い気持ちで恐らく私のように勢いで登録した方も多数いて、いざ適合の通知が来ると断ってしまうケースも多いそうです。私もそういう機会が実際に訪れたら当然悩むとは思いますが、こうして登録した以上、その時の自分自身の健康状態に問題ない限り協力しようと思います。今のそういう思いを綴っておきたくて今回noteに書くことにしました。

もし家族や友人が移植を必要としたら、きっと迷う暇もなく自ら登録するはず。もちろんそういうことが起きないのがベストですが、万が一のことがあった時に焦って右往左往しないように、先に登録しておいたと思うことにします。備えあれば憂いなしですね!

ちなみに、献血会場では常に骨髄バンクのドナー登録をしているようです。既に何度も献血しているのに全然知りませんでした。ここで献血と共に登録するのが一番ハードルが低いのかな、と思いました。

まだ登録しただけの段階ですが、この日は献血もできたし、少しだけ良いことをした気がして気分が良い一日になりました。人生毎日何が起きるか本当に分からないですね。

本日も読んでいただきありがとうございました☆

サポートしていただき有難うございます。大事に使わせていただきます。いつか何かの形でお返しすることが目標です。