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「うちの猫様は、首輪が苦手!!」って思っていませんか?Catlogは、苦手意識を限りなくゼロに近づける首輪を目指します。

猫様専用の首輪型ウェアラブルデバイス&スマホアプリのIoTサービス『Catlog®(キャトログ)』を展開するRABO, Inc.の代表の伊豫です。

Catlogを去年の9月24日にリリースして以降、たくさんのご購入・応援やフィードバックをいただいています。ありがとうございます。

Catlogは留守中の猫様を見守るだけでなく、24時間365日、そして一生において、猫様のささいな体調変化もお知らせする首輪です。そのため、生後半年以降を推奨しておりますが、できるだけ早いタイミングから大切な猫様に使っていただきたいと思っています。

そんななか、聴こえてくるお声のなかで、
「Catlog気になる!でも、うちのコは首輪が苦手なんだよなぁ。」
がチョコチョコあります。(※あと「Catlog着けたいのに、猫様いない!!!」っていうのも多いです。)
確かに、弊社で以前おこなったインターネット調査によると、首輪をつけている猫様は6割/つけていない4割という結果もあったので、一定数は首輪をつけない猫様もいるよなぁとは当初から見込んでいました。
しかし我々はファーストプロダクトは「ウェアラブルであること」にこだわりました。なぜなら、ごはんとかトイレとか一時的な情報だけではなく、24時間365日そして一生の猫様の行動データということが非常に大事だと考えるからです。
かつ行動データそのままではなく、バイオロギングの知見と機械学習を用いて猫様の行動分類までするというのは世界で初めてですし、すでに真似できないレベルまで来ていると思っています。

そのうえで、ウェアラブルであれば多くの猫様が着け慣れている首輪型、そしてトコトン負担のないプロダクト設計を心がけてきました。
が、上記のように「Catlogは興味あるのに首輪が苦手だしなー」というお声や、プロダクト検討段階でおこなったインタビュー調査でも、「つけてないほうが(猫様の)なで心地が良い」「つけても埋もれて見えないから意味がない」など、つけていない中には色々な理由があり、本当に首輪が苦手でつけられらないというのが全てではないとも思っていました。
また、実際にSNS等でも「これまで首輪苦手だったのに、思いきってCatlogつけてみたら大丈夫だった!」等のご意見をいただき『首輪が苦手』をもう少し構造化することで、Catlogをお使いいただける猫様を増やしたいなと考えました。

CCOブリ丸はどうやって首輪に慣れたのか?

序章?として、我らがCCOのブリ丸がどうやって首輪することに慣れたかについて触れたいと思います。今は、立派なCCOですが、ブリ丸も仔猫の時代がございました。
昔、3匹の猫様と暮らしていたときに、みんな⾸輪&鈴をつけていて、⾸輪から鳴る鈴の⾳で、どの猫か聴き分けていたこともあって、猫 is 鈴をつけるもの!!と思いこんでいました。なので、鈴をつけるためには首輪をつけないといけない、そのために早くから首輪に慣らしておきたい、とありとあらゆる仔猫用首輪を買っては試したり。もっと小さいときにはどの首輪も大きかったので、100均でかわいい髪ゴムを買って私が見ているときだけつける、みたいなことしてました。

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そうこうしているうちに、首輪には慣れてきたっぽいので、いざ鈴をつけよう!としたところ、発狂したのか?と思うくらいブリちゃんは嫌がりました。ちょっと鈴が大きいのかなーーと、当時はさほど考えずに色々なサイズや音の鈴を調達してきては、つけてみるものの、すべて本当に嫌がる。
「首輪はいいけど、鈴がダメなんだなブリちゃん。」と気づきました。

猫様は、五感のなかで聴覚を一番使っているといわれており、聴こえる周波数帯も人間が2万ヘルツ前後のところ、猫様は6万〜10万ヘルツまで聴き分けられるといわれています。器官としてもそうですが、つくりとしても猫様は顔に対して耳の比率が大きいことが多く、人間でも耳の横に手を拡げると集音できるように、猫様はいろんな音をけっこうな音量で聴いていることになります。

ということで鈴はブリちゃんにとっては嫌で仕方ないことはわかったので、鈴はやめて首輪のみで、つけかえてオシャレを楽しんでました。
余談ですが、首輪は慣れたので、有事の事態のためにハーネスも練習しとこう!と思ったものの、ハーネスは身体が保定される感覚がどうしてもダメみたいで、つけるとこう↓なります。。。ハーネスは苦手な猫様がほとんどのようです。

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「首輪がダメ」を分解する

冒頭書いたように、「うちの猫様は首輪がダメ」というのはいくつかあるかなと思っています。

その1:実はイヤなのは首輪じゃなくて鈴やチャームだった
購入した首輪に鈴がついていて、首輪を嫌がっているように見えて実は鈴の音がいやだったというパターンです。または、鈴はついていなくても、名前のチャームなどがついていたことによって重たくてイヤだったというのもあるかもしれません。
「これまで首輪ダメだったのに、Catlogは大丈夫だった!」という方はこれに当てはまりそうです。
なお、ブリちゃんからの教えを活かして、猫様に着けていただくCatlog Pendantは音のならない部品を使用し、静音検査もクリアしています。
また、重さも約9gと、10円玉2枚分程度の重さ。実際に持っていただくと「軽い!!」と驚かれます。そのほかにも、トコトン猫様のことを考えた設計にしています。

その2:エリザベスカラーなど極端な「首輪」でのトラウマ
上記のとおりブリちゃんは首輪は慣れていたのですが、去勢手術の際にエリザベスカラーをした際、これまた発狂したのか?レベルで暴れました。
家の中をもうダッシュで走り回り、「これを外してくれーーーー!!!」と怒っていました。。が、およそ数日で、これも慣れていい感じの枕にして眠るようになりましたw

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この他にも、以前セキュリティバックルが付いていない首輪をしていたことで、猿ぐつわ状態になり、そこから怖くてできない、などもあるかと思います。Catlogでは、生後半年からの着用を推奨していますが、4.5kgの荷重がかかるとはずれるセキュリティバックルを採用しています。

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その3:首輪をするとハゲてしまう、から着けない
上記にも書いた、以前一緒に暮らしていた3匹は、オシャレさ重視で革のけっこうカッチリした首輪をしていました。これに鈴やらお守りやら付けていたので、けっこうな重さになっていたと思います。。ごめんね、クニさんたち。
重さ×革という摩擦係数の高さで、晩年は3匹とも首の毛がハゲ気味でした。。重ねてごめんね。
なので、ブリちゃんの時はハゲないようにできるだけ優しく軽い素材の首輪にしたり、現在のCatlogでも、猫様の負担にならないように工夫をしています&素材も色々開発中です(後述)。ただ、ニンゲンの基礎化粧品と一緒で、猫様によって合う合わないはどんな素材でもあるので、選択肢を増やしたいと思っています。

その4:そもそも首輪が苦手「そう」という苦手意識
これは、その1〜3を包含するかなと思うのですが、飼い主さんの何らかの感覚で、首輪に対しての苦手意識があるというものもあるかと思います。それは、今一緒にいる猫様においてそうかもしれないですし、または昔一緒にいた猫様が首輪が苦手で、猫様は首輪が苦手であると思っているパターンです。

そこで、「首輪が苦手な猫様」にCatlogはどうするのか?

社内で、この「首輪への苦手意識」を解決するべく議論を重ねてきました。
そして本日、首輪が苦手かもしれない猫様に、まずはライトにCatlog Pendantを練習していただく「Catlog デビュープラン」をリリースいたししました🎉

一週間、Catlog Pendantを貸し出しさせていただき(それでも似合う色が良いと思うので、サイズと色をお選びください)、もし着けられそうであればベルト以外のCatlog基本セット(Catlog Home+Pendant)をご購入いただくプランです。
下着と一緒で、実際に猫様に使用いただいたベルトはお買い上げになりますので、サイズと色選びは慎重にお願いいたします。その他、詳細は弊社HPよりご確認ください。

また、素材に関しては、より猫様に合ったものを選べるように現在6月ごろの販売開始を目指して別素材のベルトの開発を開始し、すでにCCOによる着け心地チェックを開始しています!

追記:コットン100%のベルトを販売開始しました!

「うちの猫様は、首輪が苦手」と感じられていたみにゃさま、いかがでしょうか?
デビュープランについては、検証段階で数も限られていますが、これまで「首輪がダメだから。」と、躊躇されていた一部の方の障壁が下がるきっかけになればいいなと一同考えています。
ただ、首輪はじめ、なにか着けられること自体が本当に苦手な猫様もいます。その時は、負担にならないように外してあげてください。
そのためCatlogデビュープランも、一週間のプランとしています。

Catlogは、苦手意識を限りなくゼロに近づける首輪を目指します。

最後に。
私だけでなく、メンバー一同、とにかく猫様のことを考えており日々プロダクト開発をしております。しかしながら、こちらに書いたことがまったく当てはまらない、ピンとこない、など、もしかしたらあるかもしれません。ぜひ、皆さんのご意見をお寄せください。猫様のためでしたら、我々は、全力で検討しますし開発していきます。

ぜひみにゃさま、Catlogで運動量などを見ながら「猫様との、おうち時間」をお愉しみください。

すべては、猫様のために。

※各種アップデートにより、内容を編集いたしました(2020年9月1日)

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