弱キャラ友崎くん11巻感想

 久しぶりですね、この感じ。流石に皆思ってる事なので、許してください。

 屋久先生〜!!めっちゃ待ったよおおおおおおおおおおおお!!!!

 まぁでも読んだら、ここまで長くなったのも納得できてしまう。それに、2期や他のアニメなどとても忙しそうでしたからね……自分も書いたりはした事あるので、大変さはめちゃくちゃ分かります。

 あとがきに触れる時にも言うのですが、12巻は数ヶ月後に出るそうです。結構早めに出そうですね。はよ読みたい!!!!!
 でもクライマックスに向かってるの、寂しいなぁ。中学生だった僕も、もう大学生ですよ。

 まぁ友崎くんはヒロインも多い事ですし、色々なルートも書けるから、そういった番外編もみたいなぁと思ったり。好きな作品は続いて欲しいしね。
 みみみの番外編はいくらでも書いてください。もし作家になれたら、それ夢にしようかな。


 さて、もう一度読み直しながら11巻を振り返りましょう。僕はテンションの上げ下げが激しくて、もう意味がわかりません()
 何文字になるかわかりませんが、読んでいただけると幸いです。


 冬休みで帰省していたことや、アニメ2期も開始されて、復習はある程度できました。
 簡単に言うと、旅行のプレゼントのビデオレターから、この巻ははじまります。

 家族のビデオレターを見て、日南は「やめて」となぜか拒絶する様子を見せます。最後まで読んだ皆様にはお分かりかと思いますが、日南の家族に対する今の思いが現れていますね。

 その後、友崎との最初の対話シーン。ここも伏線が張られると言うか、後々重要なシーンになります。「理由」を求める日南、「理由」がない事を信じられる友崎。
 日南は弱キャラ、友崎は強キャラ。改めてこの2人が逆だった事が描写されています。正しさとは何か、考えさせられるシーンもありました。

 ここで友崎は、言葉が出ずに日南を救えませんでした。この巻1回目の敗北とでも言えるのでしょうか。そして時間はまた無条理に過ぎていきます…

 ついに三年生になった友崎たち。クラス分けでは、文系理系特進とそれぞれ分かれてしまいます。竹井が理系に行っていたことに笑ってしまいました。何となくで理系に行くと、○にますよ(経験談)

 みみみのメンタル講座?がここで開かれます。いや〜やっぱり嫁は可愛いね。病む時は基本1人……よく分かる。ジェットコースターになるのもよく分かる。自分にも当てはまってて、凄く共感できました。俺もがっくんされたい。安心して、みみみは無敵だから!

 ここで自己肯定感の話も登場。どこぞの二刀流選手の話も少し登場。日南はどうしたら満足出来るのだろうかという話に。
 水沢の言うように選んでいたのではなく、ただ流されていただけ。友崎はプロゲーマーになるなどの明確な目標を選ぶシーンなどを思い出し、改めて友崎って強キャラなんだなって。
 あとは中村とか、徐々に不協和音な感じの描写……日南の存在感の大きさを感じますね。

 次は菊池さんの書籍化の話。いや天才作家菊池さん。あと挿絵可愛過ぎね?少し大人びた感じ良き。(嫁はみみみだけど)
 巡ってきた機会と、もっと掘り起こしたい小説家の業……2つの気持ちが交差していました。

 次は友崎と日南の妹の遥との出会い。完全に不審者でした。お互いに色々な事を話し、知らない顔を何個も知る事になります。LINEとインスタの作用、なんか分かる気がする。
 お姉ちゃんの事狙ってる!?と思う遥ちゃん、凄い可愛いです。

 次は菊池さんと水沢、友崎と妹の遥の4人で会う事に。色々な絡みが見れて、僕は非常に満足です。
 そして話していく中で、菊池さんがある考えに辿り着きます。温かい家庭、無償の愛は皆にとって驚きのモノでした。
 菊池さんは色々と考えていく中で、立ち入ってはいけない領域まで達していきます。色々と後悔をし、どうして小説を書くのか分からなくなった菊池さん。「理由」を失ってしまいました……

 次はみみみとのブランコシーン。もうこのシーン入れてくるの反則だよね? めちゃくちゃ可愛い挿絵ありがとうございます本当に。色々と気にしてるのも本当にみみみの良さ。
 お手本の話もまた、自分に深く刺さりました。と言うより刺さるシーンが多く、もはや俺に向けて書いてる? とさえ思えてきたほどです。
 そしてみみみと友崎が仲良くなった、生徒会にまた挑戦する事に。

 やっぱりこのペア最強っす。ブレーンで活躍する友崎、やっぱり良い。
 そして友崎は進路研究会である考えが。みなさんわかったと思いますが、足軽さんですね。

 そして友崎達は大会でも行き 、相談しにいく事に。みみみ、菊池さん、友崎のトリオもめっちゃ良き。
 レナさんとの対峙。みみみも渋い顔してましたね(笑)
 彼女としての菊池さんのレナさんへの言葉、挿絵もあって良いシーンでした。笑っちゃいましたね。

 もちろんと言うべきか、友崎は大会に参加する事に。ただここで意外な展開が!
 ここですよ、ここ! この巻の俺の推しポイント! みみみのミリしら実況!!
 何だこれ最高かよ。配信映えするよね、みみみ。配信者になってもいいんだよ? 毎回赤スパ投げるからね……(危ない人)

 初めての大会をベスト4で終えた友崎。トッププレイヤーとして結果を求めた友崎は、悔しがります。ただここで足軽さんや、nanashiファンのシマアジくんとの会話が。
「人を惹きつけるのは、強さだけじゃない」めちゃくちゃ良い言葉ですね。凄く共感しました。
 確かに人それぞれ持ってるストーリー、自分も好きですし、動画とかでそういう話題のやつ見ちゃうなぁ……と思いましたね。ストーリーは確かに惹きつけられる。

 ここでメッセージがキッカケとなり、また遥ちゃんと話す事に。
 以前話せなかった事についても、触れられています。日南が弱キャラだった事、家族や事故の話など……色々な事を話す中で、日南が肯定してくれる言葉だけを信じていた事が、明らかになります。

 とここでまさかの日南葵登場。2回目の対話シーンにうつります。
 友崎が日南に語りかけるシーン、マジで泣きそうになりました。この2人の関係も良いですよねぇぇぇぇぇ!!!!!! 

 友崎の言葉が届いたのか、日南は過去について語り始めます。
 日南のお母さんの考え方、色々と議論を呼びそうですね。まぁこの考え方もわかりますが。

 チーズが好きになったことやおにただのルーツも分かったりしました。
 そして今はいない渚の話……守ろうとするお母さんの気持ち、違和感を持つ葵の気持ち……いやぁ辛いなぁ。

 渚の死に、仕方ないことというお母さんの言葉。大好きな人から発される正しくない言葉……
 葵自身が気持ち悪いと言うように、葵は色々と飲み込めなかったのだろうな、と思います。
 ただずっと日南葵を見てきたからこそ、友崎でありnanashiはただ理由も根拠もなく肯定した。

 ここでハッピーエンドかな、と思ったが、場面転換してアタファミ対決に。
 対策をしてボックスマンで、ただnanashiに勝つだけは出来ると言った日南。
 唯一勝てなかったnanashiを信じる理由も無くなったと言うシーンは、どこか日南葵の今までを表しているシーンでした。
 人生は神ゲーではなくクソゲー。日南葵が言うからこその重さがありました……

 ラストの菊池さんとのシーン。喧嘩した場面もありましたが、流石は「彼女」の菊池さんでした。小説家としてすごすぎるよ菊池さん。
 書く理由を見失った菊池さんに、友崎が今度は書く理由を与えてくれる。
 日南は魔王。やっぱりヒロインではなく、日南は魔王なんですね……(笑)前にもこんな話があったなぁ……

 全員で力を合わせて、魔王討伐だ……

 あとがきは、やはり表紙の日南葵についてでしたね! ただ流石は屋久先生。色合いや配置など、流石のフェチズムでした。

 十二巻もすぐ出そうで楽しみです! ラストが近づくのは寂しくなりますけどね……

 最後に屋久先生やフライさん、岩浅さんなどの関係者様。この神作品を世に生み出していただき、ありがとうございます。もう最高です。

 あとみみみ可愛いよみみみ。やっぱり俺の嫁。最推し。マジ最高。
 グッズとかも色々出て欲しいなぁ……!

 ではまた近いうちに12巻で!

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