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清掃(きれい汚い)を定義づけてみる


清掃は6400億通りある?

「きれいである」という価値観が完全に一致した人と皆様は出会った事があるでしょうか?
何千もの物件管理をして、何万という人々と清掃で接してきた自分でも未だに出会った事がありません。
後日詳しくは記そうと思ってますが、私は清掃の生産性向上を妨げる三大要因は

「きれい汚い価値は人の数だけ」
「清掃は誰でもできる」
「同じ建物は世界中に一つもない」

と考えております。

具体例をあげますと、私の自宅部屋は狭くていびつで他人から見ると汚部屋です。(泣)
妻から「清掃しろ」と怒られると5分で終せます。みかねた妻が時々清掃してくれますが、少なくとも半日はかかっているみたいです。
でも、1週間もしないうちにまた汚部屋になってしまいます。
妻がこの記事見たら怒られますが、自分では汚部屋の意識は特になく居心地はすごくいいです。

皆様もおそらく似たような経験はあるのではないでしょうか?

同じ部屋を掃除しろと言ったら1分の人もいれば何日もかける人もいる。そもそも求めてる結果が違うし誰でもできてしまうので清掃の方法、かける時間も当然変わりますよね。夏がダメだったりセロリが好きだったりするよねーです。

全世界人口の数だけ価値観があり、全世界人口の数だけ清掃方法があると考えると
80億×80億=
6400億通りの清掃が存在する事になります。
さらに建物の数も加えると、、、

定義づけてみる

天文学的な数値になってしまったので一度冷静にそれぞれを定義づけてみたいと思います。
※ネット辞書より引用

清掃とは?

汚いものをきれいに掃除すること

汚いとは?

物質があってはならないところに存在する事

きれいとは?

1 色・形などが華やかな美しさをもっているさま。
2 姿・顔かたちが整っていて美しいさま。「
3 声などが快く聞こえるさま。
4 よごれがなく清潔なさま。
5 肉体的な交渉がないさま。純潔。
6 乱れたところがないさま。整然としているさま。
7 (「きれいに」の形で)残りなく物事が行われるさま。すっかり。

うーん、やはり「きれい」は綺麗事では片付けられそうにない哲学的なワードだとわかりました。
もっとも清掃の事を表しているのは「4 よごれがなく清潔なさま。」になりますので、先ほどの清掃定義を清潔に置き換えて

「汚いものを清潔に掃除すること」

を勝手に清掃の定義とさせていただきこの定義に基づきミッション達成にむけて邁進してまいります。

ちなみに清潔とは?

汚物・病原菌などが(ほとんど)無く、衛生的なこと。

次回予告

速く楽に楽しく、汚いものを清潔に掃除する事を毎回追求していきたいと思います。
次回は「清掃の4大要素」です。
引き続きよろしくお願いいたします!

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