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長年抱えていたその想いは、勘違いだったのかもしれない。

通説では、幼少期の親との関係が
その後の人生に大きな影響を与える…
ということに、なっている。


私も今日まで、ずっと影響を受けてきたと思っていた。
でもさ、
人間の記憶って曖昧じゃないですか。
人間て簡単に忘れるじゃないですか。


なんなら
都合よく記憶をすり替えてしまってるってことも
あるじゃないですか。


『もしかして、私にそれが起こってるのでは』
と、ふと思ったんです。



小さい頃、母はいつも不機嫌な顔をしていて
すぐ怒られた
褒められた記憶がない
否定された


と、私はその記憶を持っていて
だから大人になってからも影響が〜
みたいなそんな風に思ってた


けど。


実は、
そうじゃなかったのかも…!!!?


と、突然思った。


私がいつも娘を愛でて
かわいいねえ
良い子だねえとか
毎日のように言っているのと同じようなことを


もしかして母はわたしにもやってくれていたのかもしれない。


なのに、マイナスの場面にばかり目が向いていて 
それを無かったことにしていたか
受け取るということをしていなかったのかも 


というのは
娘がオーディションに受かって
芸能事務所でレッスンしていること
実は4月の時点で両親に言うことができなくて 


その時実家周辺がすごくカオスな時だったし
思いっきり、否定されるんじゃないか、、
と、『私が』怖かったんですよね。


今月実家にいて思い切って話したら
案外、そんな反応でも無かった。
レッスンのこと色々聞かれたりして。
写真も見てもらったりして。


そしたら、母親が
「レッスン代に使ってね」
と言って、お金をくれた。
(そんなこと、滅多に、滅多にない…!)



応援してくれたんだ。


で、父親は父親で
娘が素敵な家庭教師の先生と出会って
算数の成績がすごく伸びたことをすごく喜んでいて
先生に英語も教えてもらったら、と言ってきた。


そして、「家庭教師代に使ってね」
と、これまたお金をくれた。
(割とある笑)


「そ、そんなにいいよ!」
と言ったら
「頑張ってる子は、応援したくなるもんじゃん」
て父親が言った。


つまり2人は、娘のことを応援したくて
たまらないらしい。


そして、それが私に向けてのものでもある
ということに、ハッと気がついたんですよ
(ハッと気がつくこと最近多すぎ)


私が娘をいつも可愛がっているのと同じように 
両親も私をめちゃくちゃ可愛がってるし応援してる
まゆたんのことも可愛がってるし応援してる


そしたら冒頭の
私は褒められた記憶がないだのなんだの
そんなん、ウソじゃん?
え、絶対あったはずじゃん
て気づいて、ひとり、部屋でしくしく泣きました
(最近泣きすぎ) 


確かに私が引っ越した理由の一つに
両親から離れたい、ていうのもあった。


結果的にはその選択は良かったと思ってるけど
今、この勘違いに気づいてよかった…


このまま勘違いして生きていって
両親がいなくなってから気づいたら
後悔の嵐だったな…

 
私はきっと、ちゃんと愛情を受け取れてなかった
だけなんだよな_____


昔友達から「れいちゃんのお母さんて綺麗だよね」て言われるたびに、凄く嬉しくて得意な気持ちになっていたことを思い出していました。


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