れいちぇる

パラレルワーカー4年目の日常です。マーケティングが生業。

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マガジン

  • フリーランス1年目の教科書

    独立して丸2年。 何のツテもなくフリーランスになってから、今こうやってほとんどの仕事が紹介でくるようになった経緯を分析してみようと作ったマガジンです。正直かなり苦労しましたが、理想の働き方を追う方の参考になれば嬉しいです。

最近の記事

生きていくことの大変さ。

このnoteもしかしたらすぐ消すかもしれないんだけど、とにかくここ数日は気持ちを吐き出さないと何も手につかなくなるので書いていこうと思ってます。 最愛の祖母が、今病院で1日でも長く生きるために戦ってる。 それはとても急な連絡で、どこに感情をもっていけばいいのかわからない。 これまで祖父母がなくなった時は、毎回急で。電話した数時間後だったり、会って数週間後だったり、「あんなに元気だったのに」と信じられないことが続いた。 でも今回は少し違う。 祖母はまだ生きてる。 生き

    • 初めてサウナに行った日のこと。

      雨だった。 雨の日の外出は億劫だった。 しかし私は今日、行くと決めていた。 人生で初めてのサウナに。 *** 「サウナほんとやばいから!」 「一回行ったら絶対ハマる!」 「週8で行ってる。キマる!」 2年前ぐらいだろうか、周囲でこんな声が増えたのは。最初は、「なにおじさんみたいなこといってるの笑」と思っていたが、あまりにも視界に入ってる同世代のサウナーたち。頭がすっきりして心身ともに状態が良くなるとゴリ推ししてくる。 ととのうってなんだ… サ活ってなんだ… サウナ

      • 会社を辞めて独立を選んだ理由

        先日初めて自分のお仕事について書いてみたんですが、たくさんの方に読んでいただいて…ほんとにありがとうございます🙏 気がつけば独立して丸2年が経った。 思い返してみると相当メンタルにきていた時期もあったし、気分転換の方法がわからなくて何となくパンケーキ食べに行ってみたら一人で泣いてることもありました。笑 最近そんな話をしていると、 「なぜ独立したの?」 「どうしてフリーランスを選んだの?」 と聞かれることが多い。なので今日は、私が独立するに至った経緯を書きたいと思います。

        • パラレルワーカーれいちぇるのお仕事をセルフ分析してみました。

          (photo by takumi YANO) 何かを考えているようで何も考えてないときに撮られた写真で失礼します。 今日はタイトルの通り、私の仕事についてまとめてみることにしました! これまで具体的に発信してこなかったのは、 ・公表できないものが多い ・変化が激しく追いづらい ・誰も興味ないだろうと思ってた など色々あるんですが、それらを差し押さえて ・一言では言い表せなくてサボってた が圧倒的首位でしたすみません。 でも興味を持ってくれてる方がいたり、 なんなら友人に

        生きていくことの大変さ。

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        • フリーランス1年目の教科書
          3本

        記事

          #働き方改革トーク 登壇して感じた3つのこと

          1/20(日)、関西大学の梅田キャンパスで働き方トークライブというイベントに登壇させていただいた。 来て下さったみなさんはもちろん、運営スタッフの方々、登壇者の方々、楽しい時間をありがとうございました。 なんというか、一日たってもまだイベントの余韻に浸っていて、本当にあっという間の3時間だったなあと。同時に、帰り道で感じた3つのこと、忘れないうちにnoteに書いておこうと思います。 *** 1. 東京以外での大規模イベントに意味があるということフリーランスになったばか

          #働き方改革トーク 登壇して感じた3つのこと

          はじまりの孤独。

          15ヵ月住んだ三軒茶屋から、新しい拠点に引っ越しをした。 行き慣れたはずの街なのに、住みはじめると今までと違った表情をしてくる。東京はほんとうにツンデレな街だと思う。 *** 大学に入って独り暮らしをはじめてから、何度もこれまで拠点を変えてきた。 拠点が変わる度に、その初日は心がざわざわする。今日も夜になって、やっとゆっくりとご飯を食べられた。 ベッドをつくるところからいつもはじまり、ときどき休みながら荷ほどきをする。どこに何を置いてもしっくりこない。自分の定位置も

          はじまりの孤独。

          独立直後。私を苦しめた2人のおじさん

          12/9 成仏アクション更新 12/10 2人目のおじさん更新 ---------------------------------- フリーランスになって、ちょうど二年が経った。 何気なく一年前に書いた日記を読み返していると、当時の自分はとんでもなく傷ついていて、迷っていて、この世の中何が正しいのかわからないぐらい精神的に安定していない時期だった。 私がそこまで落ちていたのには、2人のおじさんの存在があった。 思い出したくもないし、今でも腹立たしい。けど今、そういう人

          有料
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          独立直後。私を苦しめた2人のおじさん

          早起きって、昼眠ない?

          この1週間早起きをしているんですが困ったことが起こっています。 今朝は神泉あたりで用事があり、その後渋谷でお仕事をしようとしたのですが、またカフェ難民になってしまいました。 以前友人に、宮益坂の方のカフェをオススメされてそこに向かいたかったものの、早起きしたために驚異の眠さに襲われてしまって。 神泉側から宮益坂側までたどり着く体力もなく、HP 6/120ぐらいで自宅がある三茶に帰ろうと駅に向かったんですが ほとんど記憶がないまま、なぜかいま表参道でサラダを食べています

          早起きって、昼眠ない?

          小さな勇気を出した人を、後悔はさせない

          ちょっと気になる募集があったとき。 ちょっと気になるお誘いがあったとき。 そこへ行こうかどうか、即決するのに勇気が必要な人もいると思う。 私はそうだった。 独立したばかりのころは地元奈良でお仕事をしていたこともあり、友人も少なく孤独な日々を過ごしていた。 *** ある日たまたまFacebookで見たイベント。内容はおもしろそうだったけど、全く知り合いがいない中でそこにひとりで行く勇気が出ず、参加者にどんな人がいるか、Facebookで眺めながら開始1時間前まで悩んでい

          小さな勇気を出した人を、後悔はさせない

          死と向き合わなくてはいけないのか

          2週間ほど海外にでていて、少し余裕ができたので久々に母と電話した。 仕事の話をしたり、近況報告したり。 何気ない会話をしばらくしてた。 母はいま祖母の実家を訪れているようだった。2年前に祖父が他界してから、祖母は家政婦さんと暮らしていて、すぐ近くに母の妹が暮らしている。 ふと電話口で、母が声を震わせながらこんな話を始めた。 「昨日、おばあちゃんの呼吸が止まった。飲んでた水を突然吹き出して、急に苦しみだして。もうお母さんどうしたらいいかわからなくて、泣きながら叔母ちゃん

          死と向き合わなくてはいけないのか

          9年間続けている私のルーティーン。

          わたしには、誕生日の前日と、誕生日になる日の0時に必ずやっていることがある。 これを始めたのは19歳のとき。 TEENじゃなくなることが悲しくて、想像していた20歳とは程遠くて、生まれて初めて誕生日の日に泣いた。初めて誕生日を嬉しいと思えなくなった。 それ以来、毎年誕生日がまったく待ち遠しくなくて、近づくごとに焦りしか感じなくて、今では完全に自分と向き合って反省する1日と化している。 気が付けば、今日で27歳もさいごの一日。 9年間続けてきたこと1つ目は、去年の誕生日

          9年間続けている私のルーティーン。

          未知の世界にこそ、触れ続ける理由

          6月の初週は、電子業界の国際展示会から始まった。 "こんな業界とお仕事するなんて思ってなかった of the year" 暫定1位。こんなにも男性しかいない業界があるんだというほどアウェイな空間だった。 そもそも -電子回路ってなに -基盤ってなに -てかどこでつかうの -単位はなに -FR4?CEM? 全部がC-3Poに見えた。 受けた時は恐らく世の中の電子回路界で1番の無知。大きな企業さんを担当させてもらったものの無知だったので、会社のことすら全く知らなかった。

          未知の世界にこそ、触れ続ける理由

          怒られないことを、初めて恐れた。

          今日から3日間は国際展示場で香港企業とお仕事。 初めて担当する企業かつ、"電子回路"というお堅そうな業界だ。 *** 東京の電車は、駅の間隔が実にせまい。 少しスマホに集中してたり、考え事をしているとあっという間に乗り過ごしてしまう。そして今日、派手にやらかしてしまった。 渋谷から向かう先は、国際展示場。埼京線で乗り換えなしで20分ほど、幾度となく行き慣れた場所のはずだった。メールやLINEはほとんど移動時間に返信するので、今朝もいつも通りスマホを見ていた。 渋谷か

          怒られないことを、初めて恐れた。

          会社員時代にできなくて後悔したことを、思う存分やってやった。

          就職を機に上京した私は、いわゆる激務と言われる会社に入った。 有給は比較的取りやすかった。取りやすいといっても、"期限までになんとか消化はできる"の意味であって、"好きな時に好きな長さで取れる"という意味ではない。 空気をよんでプロジェクトへの影響が一番少ない期間にとるのが、言うまでもない暗黙のルールだった。 *** 物心がついたころから、私は生粋のおじいちゃんっ子であり、おばあちゃんっ子だった。(せっかくなので最盛期の写真を添える。笑) 実家からかなり離れたとこに

          会社員時代にできなくて後悔したことを、思う存分やってやった。

          モノが売れた。それも、とんでもない形で。

          GWにポップアップイベントを開催すべく、札幌にやってきた。 気候や道民性なんかも他県とはすこし違うと聞いて、どういうアプローチでモノが売れるのか、正直掴めないところがあった。 今回一緒に出張にきた、京都のYくん(27歳)。 札幌で彼は、とんでもないストーリーを展開することになる。 *** バケモノ級のコミュ力を持つ彼は、北海道の美味しいごはん屋さんを探すべく、すすきので地元の方におすすめの店を聞き回っていた。 すると、*親切な女性が、バイト先の店長がグルメに詳しい

          モノが売れた。それも、とんでもない形で。

          時差よりも大変な切り替え。

          昨日の夜、日本に帰国した。 ちょうど2週間と、少し長めの海外滞在だった。 香港に始まり、ニュージーランド、オーストラリアと3ヵ国。 仕事4割、オフ6割。私の海外渡航はいつもそんなバランス。 現地の友人とたくさん話して、時々絶景を探して、あっという間の2週間だった。 理由ははっきりわからないけど、帰国した次の日は少し元気がない。 旅の疲れと時差ボケと、 恐らく大半は自分が自分に課すプレッシャーなんだと思う。 海外にいると「好きなだけ自由でいていい」と思う瞬間がある。 で

          時差よりも大変な切り替え。