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【racisa mate #01】小さなきっかけがみんなの幸せに繋がっていく(奈那)

racisaのイベントに来ていたみんなは、「どんな気持ちで参加してくれたんだろう?」そんな思いから” racisaオフ会&インタビュー”を開催しました。
今回は過去のイベントに2回来てくれた奈那さんとracisaメンバーの理沙のオフ会の様子をお届けします。

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久しぶりにgCストーリーまで足を運んでくれた奈那ちゃん

【奈那】
東京都出身、大学卒業後に病院勤務。
racisaメンバー理沙の親友。

知り合ったのはスリランカ

― 今回はgCストーリーまで足を運んでくれてありがとうございます!本題に入る前に…2人っていつから友達なんですか?

奈那 私たちが知り合ったのはスリランカで井戸を掘るボランティアに参加したときで、私が大学1年生で理沙が大学2年生だったときだから…2013年!日本人30人で2週間くらいホームステイをする内容で、理沙とはお互いのホームステイ先が近くて、ホストファミリー同士も仲良しだったから、そこですごく仲良くなったんだよね。

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その後、卒業旅行でも2人でスリランカに行きました!よく遊ぶようになったのは社会人になってからで、仕事でお互いに悩んでいた時に島に行って「きっといつか良いことあるさ~!」って言いながら海を眺めながらアイスを食べたことは絶対に忘れないと思う(笑)

理沙 懐かしい(笑)今は2人とも元気だけど、あの時は社会人1年目だったのもあって、お互いにいっぱいいっぱいだったね。去年は一緒にキックボクシングに行ったり。

―うわー!すごくいい友達ですね!正に親友って感じ..!社内ではスリランカ好きで有名な理沙だけど、スリランカではそんな出会いもあったんだね。

1回目のイベントに出て、前より優しくなれたなあって思います

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―今回奈那ちゃんはどうしてracisaのイベントに参加してくれたんですか?

奈那 理沙が「来て」って言ったから(笑)あ、でも理沙がすごく楽しそうに一生懸命準備していて、そういうお話も聞いていたから、行きたいなと思っていてちょうどお休みとかぶっていたから参加しました!

1回目(2018年9月)は、人間関係に関するワークショップで。当時職場で指導していた新人の子のお話をしました。

その子は当時、仕事がなかなかうまくいっていなくて、、
感情で怒ることはしないようにしようと思いながら関わっていましたが、少し苛立ってしまいそうになることもあり、関わり方やどうしたらその子が気持ちよく働けるかと悩んでいました。

racisaのイベントに参加して、違う環境で生活している人からフラットに意見を聞けたのがすごく良かったなって。

―具体的にどんな意見をもらったり、お話をしたりしたんですか?

奈那 「その子の得意なことって何?」とか「その子が得意なことをする機会をつくって、自信をつけれれば今苦手なこともできるようになるんじゃないかな。」など、命を守るプロである医療従事者としての目線だけでなく、もう少しフラットに意見をもらうことができました。

今までは他の1年目の子と比べて「もっと育てなきゃいけない!」という焦りもあったんだけど、そういった気持ちが軽くなって、優しくなれたなあって思います。

イベントをきっかけに改めて後輩と向き合うことができて

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奈那 racisaのイベントの中でプレゼンターのかなえさんも色々その子のことを質問してくれて。今まで看護のことばかり考えていたけど、他にも好きって言っていたこと、あったよなあと思い出して。改めていろいろお話を聞いてみることにしました。

「誇りをもって看護をしている人もたくさんいるから、同じ職場で働くなら自分なりの楽しさを見出してほしいし、本当に合わないならすぐにでも別のやりたいことをやった方がいいよ」って話をしたら、泣きながら色々自分のことや抱えていた気持ちを話してくれて。

―お話できてよかったですね。その後はどうなったんですか?

奈那 病院の先輩と相談しながら本人とも相談をして「現状維持で今をやりすごすんじゃなくて、やりがいをもってできることを探そう」ってお話をして、結果的にその子は、別の部署に移動することになりました。その後話してみると、今の仕事は自分に合っていてすごく楽しいらしくて、前より笑顔も増えたと感じます。

辛そうな姿も見ていたので前向きな気持ちで次のステップに行けたのが本当に嬉しかったです!あの時イベントに参加して良かったです。

―とっても素敵ですね。racisaのイベントもきっかけになったけど、何より奈那ちゃんが後輩の子のことを思って自分の行動を変えたり、本気で向き合ってみたことがその子の今に繋がったんだろうなあって思いました。

※1回目のイベントの内容はこちら↓

自己肯定感のお話が印象的だった2回目のイベント

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―2回目はどちらかというと恋愛の内容だったけど、2回目はどうして参加してくれたんですか?

奈那 1回目がすごくよかったのもあるし、社会人になると違う環境にいる人や新たに出会う人と話す機会が大学時代に比べてとても少ないのでracisaはすごく新鮮で次も行きたいなって思っていて。

理沙 他に来てくれる友達も「はじめまして」で話す貴重な機会だって言ってくれてた!

奈那 2回目は自己肯定感に関する話が印象的でした。私は自己肯定感が高いんです(笑)通っていた中高一貫校が「賜物教育」っていう個性を伸ばす教育方針を掲げていて、私の同級生もみんな自己肯定感が高いんですよ。壁に穴を空けるような問題児や思春期で暗くなっている子にも「素敵だよ!大丈夫だよ!」って言うような学校で。

私自身、自信があったからこそ頑張れたことがたくさんあるなあと思っているので、私も自己肯定感を育てられるような人になりたくて。だからプレゼンターの萩原さんのお話にとっても共感しました。

私自身が自己肯定感が高い分、本当の意味で共感していない相手(自信がない人など)に伝えるアドバイスが本当に届くのか悩んでいたのですが、今回自分が感覚で考えてきたことを専門的に学んできた萩原さんのお話を聞いて整理することもできたので良かったです。

※2回目のイベントの内容はこちらから↓


少しずつ幸せの輪を拡げていければ

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―そんな機会になって私たちも嬉しいです。理沙は奈那ちゃんと今回話しながら振り返ってみてどうだった?

理沙 話しながら昔の自分のことを思い出していて。奈那と出会った時の私はすごくネガティブで。奈那は仲良しって思ってくれていたけど、私はスリランカのボランティアでいっしょにすごしていたとき「なんて眩しい人なんだ!!」と思って目も合わせれなかった(笑)

奈那 そう!私はめっちゃ仲良しだと思っていたのに(笑)しかも自分のこと「私はミジンコみたいなもんだしさ(笑)」とか言っていて。

理沙 ミジンコ(笑)懐かしい(笑)

奈那 理沙は別のボランティアのときもグループをまとめる力があるし、すごい考えていて、「なんでこんなに力がある人が自信をもてないんだろう」ってびっくりして。今は大分雰囲気変わったよね!

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理沙 今でもよく悩むけど、前よりずっとポジティブになったと思う(笑)自分自身が本当に自信がなかった過去もあったからこそ、racisaをはじめた頃はすごく気合が入っていて、もっともっと広く影響を届けたいと思ったし、絶対にプラスになっていく話だから色んな人に知ってもらいたいと思っていました。

だけど今回、奈那とか他に参加してくれた友達の話を聞いて、自分の大切な人や、その周りの人がちょっとだけでもハッピーになればいいなって。例えば奈那がそれを身近な人に話してくれてちょっとずつ広がっていくような、そんな感じがいいなあと思った。

奈那 教育など人と関わる立場になった時に今回学んだことを活かしていきたいなって思います!ありがとうございました!

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【オフ会を振り返って】
今回、奈那ちゃんの話を聞いてみてracisaでのきっかけが誰かの幸せに少しでも繋がっていることを感じられてとても嬉しい気持ちになりました。
理沙が言っていたようにracisaのイベントや活動を通して、少しずつお互いを応援し合えるような幸せの輪を拡げていければと思います。

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下記イベント開催予定です!
奈那ちゃんが登壇して話してくれますので、お楽しみに~。




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