湖にナイフを投げる
夜長にきらりと閃光が走り
音もなくゆっくり沈む

湖にナイフを投げる
刹那が人の芸術性であるからして
湖底では無数の錆びが色を濃くしている

湖にナイフを投げる
世のため自分のためにと
子供は家で刃を研いでいる

湖にナイフを投げる
それから先はよく知らない

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瞬間の詩

今この瞬間にしか作れない、光のような言葉たち。
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