もらったペソ

ラジオのメール投稿も5年目を迎えました。メールの送り方はわかったけど、「採用される気が…

もらったペソ

ラジオのメール投稿も5年目を迎えました。メールの送り方はわかったけど、「採用される気がしない!!」って人のために、僕の考えた全てのノウハウを書いていこうと思います。

最近の記事

オムライスのふつおた

今回はふつおたの作り方について紹介していこうと思う。メールテーマとはすこし書き方が違うので、注目してみてほしい。 まず「ふつおた」というのは、「普通のお便り」のこと。 エピソード→問い という流れで構成されている。 一方、メールテーマとなると似ているけれど少し違っていて、 問い→答え という流れになる。こちらは番組から出された問いに対して、自分の答えを示していく必要がある。 以前の記事(こちら)でネタ出しについて書いたが、今回はメモに書かれた単語<オムライス>を

    • 採用メール50通無料公開③

      今回は21通目から30通目までの採用メールを載せていこうと思う。 (前々回:1通目~10通目は こちら ) (前回:11通目~20通目は こちら ) ●21通目 このメールは「あおのりジャングル」という他にはなさそうなインパクト勝ちかなと思う。また、体言止めを使うことや「なだれ落ち」など言葉を選ぶことでリズム感を大事にした。リズム感については、また次回以降で触れたいと思う。 ●22通目 ここだけの話、スタバに続いて、サブウェイのネタもなにかと有効な気がしている。最

      • 早く書ける方法(ネタ出し編)

        この前、メールを早く書ける方法についてツイートしたら、ちょっとした反響があったので、今回は記事にしてみたいと思う。 ちなみに、そのとき書いたことは 早くメールを書く方法は、書きまくって自分なりにすわりのよい言葉を蓄える、展開を決めておく、締めの言葉で悩まない ということだった。 だがそれ以前に、メール画面を前にしたとき手が止まってしまうことがあるのではないか。いざメールを書き始めてみたものの、20分とかかってしまった、ということも多々あると思う。僕もメールを書き始め

        • 採用メール50通無料公開②

          前回から書き始めたLady Go!!に送った「採用メール50通無料公開」の第2段。投稿メールの原文ママなので、時間がない人は画像だけでも見て欲しい。 今回は11通目~20通目まで紹介。 (前回:1通目~10通目は こちら ) ●11個目 このメールテーマは難攻不落の月曜日にしては、とてもやさしいものだった。それだけに競争率が高かったと思われる。メールテーマで最も大事なことは、「問いに対しての答え」がしっかり納得できることだと思う。 なのでこういった答えがいくつもあっ

        オムライスのふつおた

          採用メール50通無料公開(前半)

          僕はメールを送ってる人の採用メールを見るのが好きでブログ等よく見ているが、 せいぜい1~2通を載せるくらいで、まとまった数を一気に見たことはない。他人のメールの文面はなかなか見る機会がない反面、とても気になるものである。そこで今回は前半・後半にわけて、主にLady Go!!で採用されたことのあるメールを50通、軽い解説付きで紹介しようと思う。 こんなのただの自慢だよ!と思うなら、今すぐブラウザを閉じることをオススメする。しかし、僕はラジオにメールを送る人が増えて欲しいし、

          採用メール50通無料公開(前半)

          採用メール分析×7

          今回は最近ラジオで採用されたメールを載せながら、なぜ採用されたのかを自分なりに分析していく。 では、まず「ゆいかおりの実」の採用メール 【みんなのクイズ!夏織が責任持って答えます!】 ⇒たぶん「びるびる」のインパクト勝ちだと思われる。実際、母から聞いたときのショックは大きく、思わず聞き返してしまった。こういうオノマトペみたいなものは、人によって差が出るのため、メールのネタにしやすいと思った。 唯ちゃんと夏織ちゃんも「地方の人かな?」って聞いてたし(実際は違う)、話題と

          採用メール分析×7

          ラジオネームを考える

          ラジオにメールを送るとき、一番最初に考えなければいけないのが「ラジオネーム」である。この時点で結構つまづいてしまうことも多い。僕もいろいろと候補をあげては、なんだかしっくりこないという毎日を送っていた。 そこで僕が考える長期的に使える、良いラジオネームとは何かを書いていきたい。 まず大事なのが「名乗る機会が意外とある」ということである。ファン同士であったときや、お渡し会などでは名乗ることが可能である。それだけに、自分で名乗って恥ずかしくないか、というのは大事かと思う。

          ラジオネームを考える

          メールが読まれなさすぎるときの対策法

          ラジオ投稿をしていると、全く採用されなくなるときがやってくる。 先週までは毎週△通読まれていたのに、今週は0通か・・・辛いなぁ という経験はよく聞く。これが俗に言うスランプかと思うかもしれない。メールを書くこと自体が楽しみだった初期の気持ちを忘れ、「採用されるか否か」いわゆる0か1に捉われてしまうとこうなる。 なので、今回はどうやったらそのスランプを抜け出せるのかを考えていきたい。 まずオススメしたいのが、初心を忘れるべからずということである。採用されたことのあるメー

          メールが読まれなさすぎるときの対策法

          投稿先によって難易度がある

          ラジオ番組によって、採用されやすさにはバラツキがある。 例えば、人気番組や新アニメ関連のラジオ、そして生放送などは非常に競争率が高い。一方、投稿者の数が少なく、送りやすい番組もある。 そこで、今回は投稿したいと思ってる番組の、難易度を決める2つの要素について考えていきたい。 近々、できるなら番組ごとに調査して、詳しく調べてデータにしたいと思っている。 では、採用される難易度は、何によって決まるのか? まず1つは番組にどれだけのメールが届いているかである。その母数が多

          投稿先によって難易度がある

          投稿メールに「なんと!」と書きそうになったら手を止めよ

          このあいだの記事で、いかにわかりやすく伝えるかということが、文章を書くうえでは大事だと書いた。 そこで思い出したことだが、 「なんと!」という言葉はあまりよろしくない。 もし送信前に、自分のメールを見返し、「なんと!」があれば即刻削除すべきである。 期待させておいて、そこまで答えを隠しながら、文章をウロウロする。 結論から書かないことで、長々と説明することになってしまう。 そこで、ふと思った。 場面展開をしないことは退屈だ。 作文でいう「段落」のようなものを意

          投稿メールに「なんと!」と書きそうになったら手を止めよ

          「○○づくし」という陳腐なワード

          僕は昔、ライブの感想を書くとき、 「今回のライブは3Dづくしでしたね!」 と書いて読まれたことがあった。 この「○○づくし」というワードを思いついた瞬間、 部屋でひとり、ガッツポーズを決めた。 採用を確信したからである。 それから、ラジオをたくさん聞いていくにつれ、「○○づくし」というワードは、実は陳腐なワードなんだ、と気付いた。 その瞬間、僕は妙に恥ずかしくなった。 「初めてづくし」という言葉が、たぶんこの「づくし界隈」で、最も使われている言葉である。 陳

          「○○づくし」という陳腐なワード

          ラジオメールのセリフ技法

          どういうメールが面白いか、を考えて投稿をしてるなかで、 誰か登場人物を出し「セリフ」を入れる。 というメール技法がある、ということに気付いた。 例えば、 バイト初日、ものすごい怖い店長から、「このメニュー、明日までに覚えてこいよ?!」と凄まれました。 みたいにその人の印象を強くするために、 セリフを入れることは、ある程度、有効でないか、と思っている。 もしくは、 ジョギングが趣味なので、旅先に靴を持っていって走ったら「何で疲れを取りにきてるのに走るの?意味わか

          ラジオメールのセリフ技法

          文章を書きやすいタイミング

          普段、ラジオにお便りを書こう、と思っていても、 いざ書くとなると、何もエピソードが出てこないよ。という経験はないだろうか。 確かに、ラジオのメールに何を書いていいのか、と聞かれると困ってしまう。 では一体、どんなときに送るメールを考えればいいのだろうか。 初心者の人にオススメなのが、 「感動したらメールを書く」というものである。 言い換えれば、強く印象に残ったり、気持ちが揺れたときは書きやすい。 昔読んだ作文の本に、 感動体験は書きやすく、作文向きである。

          文章を書きやすいタイミング

          ラジオ投稿における文章術

          ラジオのメールを書くとき、 書き終わった文章をみて、絶望したことがあるだろうか。 自分は文章力がない。語彙力や感受性が低い。 だから、小学生並みの感想しか書けない、という意見を聞く。 すると、メールの送信ボタンを押さずに、ひとまずGmailを終了させる。スマホの下書きメールを削除する。 そんな経験が、メールを送り始めた頃には、誰しもあると思う。 確かに、文章力は必要だし、語彙もあるに越したことはない、と思われているが、 ラジオのメールで求められる力はそこではない

          ラジオ投稿における文章術

          作家さんにコイツつまんねぇなと思われるの?

          日本人というのは、つくづく失敗を恐れている。 というのはよく聞く話で、非常に分かる。 だから、ラジオに変なメールを送って、作家さんに「コイツつまんねぇな」って思われたらヤダ。 恥ずかしいから、というのもあるが「つまらないから一生採用しない」 と思われたら終わる。投稿人生が終了する。 しかも、貴重なメール選びの時間に、 僕なんかのつまらないメールで、時間をとらせてしまうのは、悲しい。 というある意味、被害妄想と日本人的な発想により、メール投稿がうまく進まない、とい

          作家さんにコイツつまんねぇなと思われるの?

          常連

          ラジオを聞いていると、必ずメールが読まれる「常連」というものがいる。 「いつも、この人のラジオネームを聞くなぁ」とか、「このコーナーといえば○○さん!」といった具合である。 こういう人たちは、パーソナリティからも一定の認識を受けていて、 「○○さん!いつもありがとう!」とか、「○○!お前どんだけ送ってくるんだよ!暇なのか!」というように、 いじられたり、覚えられていたりと、嬉しいものである。 そういう常連とよばれる人に対し、一部のリスナーは、過度に羨望の眼差しで見つ