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今そこにある厄災

猛暑を超えて酷暑となり、地球温暖化を超えて地球沸騰化なんて言われる今日この頃、プロ野球も屋外球場でのゲームはナイターになる等考慮されて開催されているのはとても良い事である。
そんな外気に振り回されることも無く、ドーム球場での夏場の観戦はすこぶる快適である。屋外球場の其れとは、また違った良さがあるのも否めない。
そんな7月29日にこの日から始まった巨人三連戦の初戦を観戦しに行ってきたのだが、やはり鬼門の東京ドーム一筋縄では行かなかった。


中日ドラゴンズ 5 - 11 読売ジャイアンツ
勝利投手 巨人 船迫(1勝0敗)
敗戦投手 中日 涌井(3勝11敗)
セーブ なし


どうした涌井!?としか言いようのないゲームだった。
初回の表、先制の中日は岡林の好走と細川のライトへの技あり一発で2点を先制する。
しかし先発ベテラン涌井がいきなりストライクが入らない制球不安定な立ち上がり。結果1回~2回ウラだけで6失点を喫する事となりノックアウト。
涌井のイメージは6回2失点ぐらいのQSでゲームを作るけどムエンゴで負けるのが定番だった。
だがこの日は初回に2点も取れていたので、涌井自身、気楽に投げれるのではないかと思っていた。しかし、結果は前述の通りだ。

先発のベテラン涌井。
雰囲気やスタイルも含めて好きな選手だ。

この日、打線は意外と好調の様であった。
毎回出塁とビシエド・細川は4-3で猛打賞と打つところでは打てており11安打と久々の2桁安打を見せてもらったが、それは先発の巨人イノウエの立ち上がりを攻めただけで、巨人側のエースであればそんなに打たせてもらえていなかっただろう(事実として翌々日は打てていなかったがそれは別に投稿します)
しかしながら11安打にもかかわらず5得点と言うのは打線がつながらない箇所が目立ち、特に3番宇佐美で一度流れを切ってしまうところがあった。
宇佐美の出塁があれば4番好調の細川へ更なる打点獲得の機会を与えることが出来たのだろう。

投手陣と言うと、涌井が下りた後は砂田-田島-藤嶋-斎藤-岡野と鬼の継投で失点を防ぎたい中日ベンチではあったが結果虚しく11失点に3HRを献上することになった。

金曜日の打線は悪くなかった。

正直、語ることが少ない現地観戦で会ったことは否めない。
ビジターゲーム、それも東京ドームは本当に鬼門で、開幕戦小笠原の熱投で掴んだ1勝のみ。あとはすべて負けており8戦1勝7負である。あまりにもドームで勝てなさ過ぎている。
本拠地バンテリンドームでも11試合で5勝6敗と、こちらも負け越してはいるが、東京ドームほど一方的ではない。
一体何が中日を東京で勝たせないようにしているのか…要因が多すぎて探ることも出来ないし、考察するのもツライだけだ。

悔しいです…。

この日の負けっぷりに腹が立ち落ち着かない私は、翌朝目覚めと同時に日曜日のチケットをwebで購入した。
負けっぱなしでは気持ちが落ち着かない、この3連戦どこかで勝ってくれるだろうという希望を胸に日曜日にも参戦してきたのだが……。

今シーズン現地観戦 7戦1勝5敗1分け(勝率0.166)

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