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ドボクなイラスト#8 ドボジャンとフライトジャケット(航空服)

土木にかかわる好きなモノをイラストで紹介します⑧

ドボジャンとフライトジャケット(航空服)

土木にかかわる好きなモノをイラストで紹介していきます。
早いモノでもう六月、鬱陶しい梅雨の時期となりました。
衣替えやクールビズのタイミングで防寒着の話題は季節外れな感じもしますが、ドボジャンとフライトジャケット(航空服)について紹介します。

ドボクの現場で着る防寒着のなかに通称「ドボジャン」「ドカジャン」と呼ばれる紺色のジャンパーがあります。
ナイロン製で綿入りのため「防水・速乾性」「防寒性」があり、襟にボア、袖と腰回りには冷気進入を防ぐ編みリブがついています。
実はこのドボジャン、フライトジャケット(航空服)が原型となっていることをご存じでしょうか?

フライトジャケットの変遷

フライトジャケットの変遷をみると、素材が革製(A-2)、布製(B-10)、ナイロン製(B-15)と変わってきています。空軍が創設されB-15Cにはエアフォースブルー(紺色)が採用され、これがドボジャンの原型となっています。

ドボジャンの原型はフライトジャケット(航空服)

自分は、自転車で買い物や図書館に行ったり、あまり暖房のきいていない「立ち飲み屋」のカウンターでビールを飲むときに、モスキートのパッチが付いたB-15Cを着ます。
近頃、めっきりドボクの現場に行かなくなりましたが、ドボジャンは活躍しています。
(了)

文責・イラスト:ラジヲマサル

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