吉本芸人、反社闇営業問題について

思ったことをつらつらと

宮迫たちは会社が守ってくれるだろうと初動が杜撰だった。でも結果、会社はトカゲの尾を切るような、腐ったみかんを排除するような態度だった。甘いんだよ。会社の権力が自分を守ってくれるだろうと考えてたんだよ。だから突き通せない嘘を平然とつくし、会社から送られた謝罪文書をコピペしてツイッターに貼り付けるなんて愚行するんだよ。会見で発言してた通りの会社の対応ならそこで初めて気がつかされただろう。会社は守ってくれない。会社が守るのは会社だと。そこから会見するまでの行動は素晴らしいと思う。あれだけ腹括ってさらけ出せる人は強い、だれも勝てない。
子供にも教えるだろう、汚れたら洗えと。手や足を汚したら洗えば良いんですよ。それを認めない人間はどれだけ素晴らしい人間なんだと。汚さない人なんていない、反省して再起をかける人間を認めていかないとこの社会の閉塞感は解決されない。逆にこれだけ多様性を認めていかなくてはいけない社会で会社が淘汰されてく。
今回契約解除に至った理由を考えると、まず大崎会長は直の営業は黙認してたと発言。となると直の営業が理由ではない。では反社からギャラをもらったことが理由となる。そこであの会見である。入江曰くギャラを貰った企業は吉本を介したイベントのスポンサーになってるということ。となれば吉本興業も同じことしてて宮迫やロンブー亮と同罪となる。宮迫や亮を切るのであれば社会的には同じくらい責任を取らないといけない。わかりやすいのは岡本社長と大崎会長の退任である。
今日のワイドなショーだと松本人志は吉本側に色々注文を付けたと言ってた。しかし大崎さんが辞めるようであれば自分も辞めると、大崎さんとずっと歩んできたのでと発言。それじゃあ何も変わんねぇよ。今までの吉本の行為は全て大崎さんの責任なの!例え岡本さんに任せてたとしてもそれは大崎さんの責任なの!その諸悪は変えれないと今日確定したようなもんだから根本的には変わらない。というか自分が管理できる部署みたいなの作って自分が責任とるって。立派だよ!立派な発言だよ!でもそんなんいつになるかわからないでしょ?じゃあ今できることあんでしょ!そんだけ上席で話し合ってるんだから1つ変えられることあるでしょ。宮迫、亮切るのは間違いだったと。すぐに戻ってこい、いや戻ってきてくれ!と懇願しろよ。明日の岡本社長からの話次第でなんとなく変わらないだろうなというのは透けて見えてるけど。
松本人志が言ってるような会社ではもうない。大崎さんの著書にも木村さんと一緒に東京に進出してきた話が書いてあってその頃の奮闘具合は素晴らしい感動ストーリーである。でもこれだけ事業が膨れ上がったら初期のころには戻れない。人間が生活水準を下げれないのに似ているような気がする。なんかあったら松本、浜田、東野、今田、さんまに言えよ!って若手からしたらそこも果てしなく遠いよ。問題が起きた後に上司からなんで相談してくれなかったの?っていうのはあるあるである。通常は自分のことで手一杯であるから自分でなんとかしてほしい、揉め事起こさず丸く収めてほしい。というのが上司の本音である。自分もそうである。そういうもんである。まずそういう構造であることを理解すること。そしてできる範囲で後輩のフォローをしていくこと。そうすればトラブル後になんで相談してくれないなんて眠たい発言はでない。まぁ程度にもよるが…。
今回の一件で改めて自分の教訓を再認識させられた。人生はバランスであると。特にこのご時世はそういうことである。

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