感情の因数分解

こんばんは。すずきあい です。

あらゆるものの「なぜ」を考える
             三浦崇宏さんの著書「言語化力」より。

今日のお題
今日は、珍しく会社でちょっとイライラしてしまったので、この感情を因数分解したいと思います。

きっかけ

「なんか嫌」というチームスタッフの言葉。
これは、5月からの体制についての率直な感想なのだと思います。
『うん、そうだよねー。』なんて、最初は相槌をうっていた。
でも、時間が経つにつれて、あれ?何で嫌なのかな?とフツフツと疑問が湧いてきて…
ここから、私の悪い癖が!

解決思考

  :なんか嫌って、何が嫌なの?
Aさん:だって〇〇だし、コロナの事もあるし、嫌じゃないですか?
  :いや〜、私は自分が△△すれば別に気にならないかな〜。
    でも、嫌なら解決策を考えたいから、何が嫌なのか教えて!』
Aさん:ただ、なんか嫌なんです…
私の心の中(何が嫌かわからないと、解決できないのに!何で言わないんだろ?)

実はコレ、人生で何度もやっちゃってるパターンです。

救済者ブロック

《何らかの救済者になることで、自分の中の後ろめたい気持ち、罪悪感が少し晴らせたような感じがすること》
悩んでいる人を放っておけない!なんとかしなきゃ!
といった感情を持つ方(私)は、このブロックが発動しているんです。
そして、発動中はなかなか自分では気づけない、という厄介ものです。

イライラの正体は…

何が嫌なのか教えて!と言っている私の頭の中は、既に3つくらいに解決策を考えていました。だから、Aさんが嫌な理由を言ってくれれば、すぐに解決策を出す準備ができていたのです。
嫌な理由がわからないモヤモヤもありましたが、私の気持ちは【解決したいエゴ】でいっぱいでした。
解決して、承認されたいエゴ。。。それが、イライラの正体です。

まとめ

私は、Aさんの事が好きだから問題解決をしたくて。
Aさんも、私を信頼して気持ちを打ち明けてくれて。
それに対して、ただ聞いてあげるという事ができなかったのが今回の反省点…。

エゴや強い承認欲が、ネガティブな感情を引き起こします。
他人に承認してもらうのではなく、自分を承認する・肯定する事を忘れないようにしよう。

以上、本日の因数分解結果でした!
感情の掘り下げ、意外と楽しい。次は、ポジティブな感情の因数分解にチャレンジしたいです。
それでは、皆様また明日。

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