はがき3

デザイン恐怖症の先にあるもの

デザインのセンスって天性のものだと思っていた。

実際にところは、天性のものだと思うことで、自分のヘンテコなプライドやセンスのなさを容認していたんだろう。

京都の芸短大で、イラストとほんのすこしのデザインをかじり、それっきりでのらりくらりと友人や知り合いのデザインやイラストのお願いに応えていた。仕事として取り組むこともあったけれど、今以上のデザインスキルを自力で身に着けることは出来ないだろうと思っていたし、やりたいとも思わなかった。

今ではその理由は全て、デザインに対する恐怖心からくるものだったと素直に認めることができる。

Webの世界に足を踏み入れて、初めて心から「デザインと向き合おう」という決心がついた。それについてはまた別でじっくり書こうと思います。

できるようになりたいことが一気に押し寄せてきて、少々テンパっているので、思考整理のチャンスにとnoteを更新しています。


・デザインは自力で生み出すもの


と思っていた。資料を参考にしても、最後は自分で自力で作り上げていかなくてはならないというルールを自分に科していた。
間違ってはいない。最終的には自分なりのデザインというのはだれしもが経験から築き上げるものだろう。

だから真似なんかしちゃいけない。自分なりのデザインを積み上げていくしかない。

デザインに対して大きな壁を感じながら、その傍らでWebのコーディング模写の練習をしていて気が付いた。

デザインだって練習をすればいいんじゃないか。

皆様からすれば今更当たり前だと思われるだろう。

しかしデザインに関してだけは天性のものだと思っていた私には、たどり着けない発想だった。

スポーツも楽器も料理も語学も、練習をして上達していくのと同じように、デザインも練習すればいいんだ。

こんな当然の事への気づきの遅さに若干の後悔も生まれたけれど、なによりもホッとした。天から降ってくるものを期待しなくても、手を動かせばいいんだと気が付いたから。

ごく当然の話かもしれない。

でもこんな風に自分の中で、特定のものに対する苦手意識から、違う視点でその物事を見てしまい、自分にはできないと避ける事態に陥っている人は、私以外にもきっといると思う。


私もまずは出来るようになるためにデザイン模写を進めていきます。
バナー、ロゴ、タイポグラフィ、ワイヤーフレームもコーディングもどんどん真似して型を身に着けていこう。なーんだ皆そうして勉強していたのか。インターネットのお陰で知れた。インターネットありがとう。笑

・焦るときほど確実に。

知らなくて怖いものは、知ればいいだけなんだな。こんな話もまたnoteで更新できたらと思います。

これから生み出していくものを通じて、伝えられるものがあればうれしいです。そして皆様が生み出すものも、たくさん受け取っていこうと思います。

よろしくおねがいします。ほな、模写ってきます!

ゆきなでした。





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