アベンジャーズ大激論 その2 【その1に対する各種コメント】


各位

I am GROOT(同僚アーサー※エンドゲーム視聴済みです。)

直木賞作家の感想を読ませていただき、ありがとうございます。

こういうのは熱いうちに打った方がいいので、コメントします。

☆アーサーのコメント

乱取り形式ですみません。

☆キャップについて
⇒全く理解が深まっていなかったので、すごく納得しました。よき文章でした。ありがとう。
僕みたいなGROOTは冬兵(ウィンターソルジャー)を見てないので、早く復習する必要があることを再認識いたしました。

これまでは組織を最優先する兵士の中の兵士というイメージ
⇒冬兵みてない僕みたいなGROOTはずっとこのイメージのままで、ただ親友かばって社長と対立させるためだけのご都合主義やんと思って残尿感が半端なかったのですが、これですっきりしました。やっぱり全部みなあかんねんな。作品を粗末に扱う姿勢、これまた直木賞作家に叱られますわ…。

☆スタークについて
⇒これまた理解が深まっていなかったのですが、あイカつおじさんの感想を読んでもまだ納得できません。ウルトロンの時はまだ科学者としてそういうのを生み出してみたいという好奇心もあったということで納得してますが、さすがに国連傘下になることは様々な点からマイナス点が大きすぎると社長なら分かるでしょう…。それほど精神が弱っていたで片付けていいんでしょうか。なんか伏線というか見落としてる点ありますか、偉い人たち。
 あれですか、書きながら思いついたんですが、アイアンマン1で自ら作った兵器が他人の命を奪っている現状を目の当りにしてしまうことで病んでしまうのは描かれているから、基本豆腐メンタルということで片付けていいんですかね。。。分裂する際、キャップが国連側、社長が反対派だとばかり思って見てたら全く逆になってほんと私の想像力に草生えます。さすがに国連傘下はないやろと思って見てましたが、社長が熱弁をふるう度にまぁ国連も悪くないか…と思い始めてアーサーまじ学歴厨。

スターク派の人員構成も面白い。
⇒これは今振り返ると面白いですね。まぁ、アントマンとか別に信念もクソもなかったが。(なんかあったっけ)

どうでもいいけど、アニメ好きはスパイダーバース見てくれよな。
⇒こども産まれてスプラ出来なくなったらまず宇宙より遠い場所みたいなやつみます。今度は嘘じゃないっす。

あぁ、俺には手に取るようにわかる。
あイカつおじさんがEG視聴後に考察を長々書いている姿が…。

以上

☆ちらかわのコメント

偉い人(同僚ちらかわ。MCU作品に関して偉い人。)です。

☆スタークについて

トニーのメンタルの豆腐みは実はアイアンマンシリーズから一貫して描かれていました。おじさん評のとおりアイアンマン2では自暴自棄になっていましたし、アイアンマン3ではアベ1の宇宙人襲来がトラウマ化し、パニック障害に陥っていたほど。

ということで、アーサーの言う通りトニーの一連の行動の原因は「精神が弱っていた」ということで片づけられるのではないかと思いますね。MCUではトニーは作品を追うごとに心に傷を負っています。

まず、アベ2で、まだ敵側のワンダに暴かれたトニーの深層心理ではアベンジャーズは全員死亡し、地球は宇宙人によって滅ぼされていました。
トニーとしてはなんとしてもこの事態だけは避けねば、という重責と使命を人知れずずっと背負い込んでいたわけですね。

ウルトロンが秘密裏にトニーによって開発されていたことを知った他メンバー全員から非難の集中砲火を受けた時、トニーは
「宇宙の穴の向こう側から迫り来る何か、あれこそ"endgame"だ。」「どう対処するつもりだ」と他メンバーに訴えかけていましたが、キャップ他脳筋からは「団結して戦う」「負けるときも一緒だ」と全然理解を得られていませんでした。

アベ2においては、なまじ開発能力と思考能力が優れたトニーだけが宇宙の果てに潜む脅威のことを現実のものとして認識していたため、孤独な戦いだったと言えるわけです。
(ブルースは優しくて頭もいいので比較的仲良しですが)

※Endgameとは、ボードゲームなんかで自分の手駒がほぼ残らず負け濃厚の終盤局面なんかに使う言葉であり、伏線のひとつです。
ガチエリア終盤で味方3落ちしたときに「that’s the endgame」とか呟くと何かの伏線になるかもしれませんので是非やってみてください。

アベ2後はMITに基金を設立するなどしてウルトロン事件に対する贖罪の活動をしていましたが、ソコヴィアの遺族からの非難の目は免れず、更に追い打ちをかけるようにアベンジャーズ活動においてワンダがやらかし、無実の犠牲者を出します。

このように目まぐるしく襲いかかる重責の念の中、宇宙の脅威に立ち向かうにはアベンジャーズの数人だけでは少なすぎる、それなら世界中にアーマースーツを配備する、それがダメなら国連と協力し、組織的に対処する、と理想論にガンガン突き進むしかなかったのがシビル・ウォーにおけるトニーということです。

結果、アベンジャーズは分裂し、仲間を失います。恐れていた死別ではないものの、またしてもトニーは心に傷を負ってしまうわけです。

余談ですが、この「誰よりも理想を追い求めてしまうが、不器用さゆえに現実ではうまくいかず周囲からは理解を得られない」という性格は父ハワードから受け継いでいるであろうことも描かれています。
ハワードは息子トニーのことをいかに大切に思っているかということも、スタークエキスポの宣材ビデオの没フィルムと設計図に記録し、親族でも実家でもなく公になっていない職場(シールド)に託す、という回りくどいかたちでしか残せない父親でした。

事実、トニーはハワードのことを子の出産にも立ち会わず母子を顧みないひどい父親として認識していました。ハワードの生前はついにその認識は覆ることはありませんでしたがアイアンマン2で初めて、父親がシールドで国のために奔走していたことと自身に対する愛情をビデオ越しに知るのです。
父親との関係性を二度とやり直すことができないという後悔の念は、シビルウォー冒頭でトニーが語っている通りです。

一方でトニーはというと誰にも理解されていないというわけではなく神の目線で見ている視聴者以外には、「Tony Stark has a Heart」というメッセージ入りの初代小型アークリアクターを送ったペッパーポッツだけが彼の本当の素顔を知っています。

果たして苦労人の社長はEGにて報われるのか、こうご期待。

>アイカツおじへ

そろそろyoutubeやgoogleでアベンジャーズのことを検索するとガンガンネタバレサムネがリコメンドされてくる頃だと思いますのでご注意ください。あとひそかに宇宙よりも遠い場所見始めました。名作臭しかしない。

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P.S.

アイカツおじさんが一向にシビル・ウォーの感想を展開しなかった場合に備えて書いた濃厚なキャプバキホモSSを添付します。
深夜3時の空き時間のテンションで一気に書き上げました。なんの面白みもない、ただのホモSSです。後悔はしていません。(少ししています)(管理人:万が一読みたい方がいればコメントください。そんな奴いないよな?)


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