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誰かに貼られたラベルで「やれること」が決まるわけじゃないんだよね。

期末の面談で、編集長から「この半期で成長実感あったのはどんなこと?」的な質問をされた。

2017年の下期は、結果を出せた半期だった。狙ってヒットをつくる感覚がやっと掴めてきた。

だけど一番大きな変化だったなぁと思うのは、自分がやりたいことをやれるようになったこと、だ。

これやりたいな。
もっとこうしたらいいのに。

そんなことを手をあげて、もしくは勝手にやるようになった。
その範囲がぐぐっと広がった。

やりたいことをやると同時に、私がやるよりこの人に任せた方がいいなと思うことを手放して気持ちよく任せられるようになった。

これもひとりで抱え込みがちな私からするとけっこう大きな変化だ。

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3年前、育休から復帰をしたタイミングで大好きだった人事を離れることになった。

あぁやりたいことから離れてしまう、と思っていた。役職もなくなって、キャリアがゼロリセットされたような心細さがあった。

でも最近、途切れたと思っていた道も実はつながっていたんだ、と気がついた。

例えば今、今週行われるチームの合宿のワークデザインをしていて。
チームが進化するためにどんなことが必要だろう。どんな体験をできるとよいだろう。どんな文化があるといいんだろう。
そんなことをずっと考えている。

人事ではなくなったけど、ひとりひとりが力を発揮できる組織をつくる、という同じテーマに取り組んでいる。

やりたいことから離れてしまったと思っていたけれど、今の方がずっとずっとやりたいことができている。

役職や職種、誰かに貼られたラベルでやれることが決まるわけではない。

誰から言われたわけでもないのに、自分に任された持ち場をこえることはできないと決めていたのは自分で。

小さくても自分のやりたいことを諦めてしまわず、やれる範囲からやりたいことをコツコツやっていく。それが新しい道になっていく。

もし3年前のわたしになにか伝えられるとしたら、そんな風にエールを送りたい。

(写真はやれることじゃなくて、やりたいことやった方が楽しいよねっていつも教えてくれる息子)

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