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【中学受験 男の子を伸ばす親の習慣を読んで】男の子に合わせた関わり方、気の持ち方をしよう!

日々2人の息子と生活している中で「やっぱり男子は女子と違うな〜」「自分の気持ちと同じようだろうと思って接してはダメだな」と感じます。勉強においても男女差はきっと現れてくるはずだと思います。

そこで今回読んでみたのが【中学受験 男の子を伸ばす親の習慣】です。私が参考になった情報、考え方を忘れないように記録しておこうと思います。

本書は「親の習慣」とありますが、そんなに習慣に重きが置かれているわけじゃないのかなと思います。親の考え方、知識として持っておいた方がいいことが書かれているイメージです。

中学受験に必要な要素とは?

中学受験においてうまくいくために必要な要素とはなんでしょう?本書を読んで「学力だけじゃないのか〜」と考えを改めました。大変参考になりましたので記載しておきます。中学受験においてうまくいくために必要な要素、それは下記7項目です。

①学力
②体力
③成熟度(成熟度の高い子が有利。男の子は女の子より脳や体の成長が1、2年遅い。成熟度が普通の男の子が自分から進んで勉強をするわけがない。お母さんが声をかけ渋々勉強する。これが一般的。)
④努力(男の子は興味のないことにコツコツ取り組むことができない)
⑤モチベーション(男の子は具体的な目標がなければ頑張ることができない。具体的なイメージを持たせる)
⑥心の安定(3年先の遠い未来のために頑張るという目的意識はまだ持てない。親子関係、家庭の安心感が必要)
⑦発揮度(本番で実力を発揮できるかどうか)

この7要素それぞれのレベルの総合力が高い子が受験がうまくのでしょうね〜。③の成熟度はなるほどな〜と思います。実際の子供たちを見ていても男の子よりも女の子の方がずっと大人びていて、しっかりしています。息子は男の子の中では今のところ成熟度がちょい高めという感じですが、同い年の女の子と比べるととても子供っぽく見える時があります。

理想の受験生像を求めてはいけない

受験生というとまず勉強を第一優先に、生活も規則正しく!みたいなイメージを持ちがちですが中学受験では、やはり本人が小学生ということもあり「受験生」らしさを求めてはダメということですね。特に男の子は。


親がやるべきことは、
・一年前の我が子と比べる
・とにかく気分をのせてあげる

だそうです。男の子は具体的な目標を掲げると本気になるので、しっかりと具体的なイメージを持てるくらい中学入学とその後を想像させてあげられるかにかかっているのかもしれません。

男子校のメリット・デメリット

男子校か共学かはかなり大きな選択だと思います。現段階では息子は男子校に行きたがりそうですが、どちらがいいのでしょう・・。私は男子校の実態がわからないので出身者などにも聞いてみようかとも思っています。

本書では「男女別学はジェンダーの固定観念を打ちやぶる傾向があり、共学はジェンダーの固定観念を強化する傾向がある」ということが書かれています。確かに思春期の子供は、強く自分の性や異性の存在を意識してしまうものですよね。

【メリット】
・異性を気にしなくていいのでこだわりなく本来の自分でいられる
・音楽、芸術、演劇と言った男らしくないとみなされそうな分野への関心を深め、才能を伸ばすこともある(共学の2倍の実績)
・どんな子でも素の自分を出し、その子に合った居場所が見つかるのが男子校の最大のメリット
【デメリット】
・いじめに拍車がかかる
・異性にどう接すればいいかわからない

これ以外にももう少し別の角度から見たメリット・デメリットはありそうですが、本書にはこう書かれています。

男の子にフォーカスして中学受験について書かれている本書。大変面白かったです。女の子についての本もありました。ぜひ参考にしてみてください!

以上、読んで頂きありがとうございました⭐︎

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